別表2(第8関係) 2次検査の方法 種苗の種類 植物の種類 草花、野菜、 (1)左に掲げる全 樹木、 牧草 ての種子 、特用作物等 の種子 検査の種類 検査の 数量 対象検疫有害動植物等 菌核、麦角等検 20,000粒 菌核、麦角 査 土 (2)あずき、いん ブロッター検査 げんまめ、トマト 、にんじん、メロ ン 300粒 インゲン炭そ病、インゲ ン根腐病、エンドウ褐紋 病、トマト萎ちょう病、 トマト根腐萎ちょう病、 ニンジン黒斑病、メロン 類つる割れ病 (3)てんさい 400粒 Fusarium oxysporum f. sp. betae (4)ふだんそ う属 外観検査、遠心 分離法 (5)とうもろこし 外観検査 3,000粒 Uromyces betae 検査の方法 必要に応じ拡大鏡を使 用して、麦角又は菌核 を選出すること。 土を選出すること。 ブロッター検査を実施 すること。 外観検査及び遠心分離 法により胞子を検出す ること。 Claviceps gigantea 麦角を選出すること。 (6)だいず、とう もろこし、えぞむ ぎ属、おおむぎ属 、かもじぐさ属、 こむぎ属、らいむ ぎ属 コムギ網なまぐさ黒穂病 、コムギ丸なまぐさ黒穂 病、ダイズべと病、トウ モロコシ黒穂病 り病種子を選出するこ と。 (7)あふりかひげ 外観検査、ブロ しば、いね、えび ッター検査 すぐさ、オーチャ ードグラス、ギネ アキビ、バヒアグ ラス、きゅうり、 くさよし、ささげ 、すいか、チモシ ー、てんさい、ゆ うがお、ふじまめ 、らいむぎ、らっ かせい、よし、 Cymbopogon flexuosus、 Digitaria ciliar is、 Paspalum scrobiculatum、 Phleum phleoides 、Sesleria varia 、いんげんまめ属 、うしのけぐさ属 、えのころぐさ属 、おおむぎ属、お ひしば属、かぼち ゃ属、かもじぐさ 属、からすむぎ属 、こむぎ属、すげ 属、たぬきまめ属 、とうもろこし属 Cochliobolus victoriae 、Botryosphaeria festucae 、Cercospora demetrioniana、Drechslera biseptata、Elsinoë phaseoli、 Stenocarpella macrospora、 Stenocarpella maydis、 イネすじ葉枯病、コムギ ・カラスムギ赤かび病、 コムギふ枯病、スイカ炭 そ病、テンサイ褐斑病 り病種子を選出し、必 要に応じ、変色種子が 認められた場合ブロッ ター検査を実施するこ と。 、もろこし属、 ぬかぼ属、ぬまが や属 (8)えんばく、お おむぎ、らいこむ ぎ、らいむぎ、こ むぎ属 Alternaria triticina 変色種子を選出し、こ れに加えて無作為に選 出した400粒について ブロッター検査を実施 すること。 (9)いね、いんげ んまめ、えんどう 、とうがらし、と うもろこし、ピー マン イネごま葉枯病、イネば か苗病、エンドウ褐紋病 、トウガラシ炭そ病、ト ウモロコシごま葉枯病 変色種子が認められた 場合ブロッター検査を 実施すること。 (10)きゅうり、メ 外観検査、ブロ ロン、かぼちゃ属 ッター検査、接 種試験 カボチャ立枯病 変色種子を選出し、こ れに加えて無作為に選 出した300粒について ブロッター検査を実施 し、接種試験を実施す ること。 (11)おおかにつり 外観検査、遠心 、おおすずめのて 分離法 っぽう、オーチャ ードグラス、なぎ なたがや、くしが や、しらげがや、 チモシー、ぬかす すき、ひげがや、 らいむぎ、 Agropyron cristatum、 Alopecurus geniculatus、 Calamagrostis boladeri、 Danthonia californica、 Deschampsia cespitosa、 Glyceria borealis、 Psathyrosta chys juncea、 Pseudoroegneria spicata、 Thinopyrum intermedium、 いちごつなぎ属、 うしのけぐさ属、 えぞむぎ属、おお むぎ属、すずめの ちゃひき属、どく むぎ属、ぬかぼ属 Gloeotinia temulenta り病種子を選出するこ と。必要に応じ、遠心 分離法により分生子の 検出を行うこと。 (12)らいまめ Phytophthora phaseoli 変色種子についてブロ ッター検査を行い、隔 膜のない菌糸が認めら れた場合、培養検査を 実施すること。 併せて遠心分離法によ り卵胞子を検出するこ と。 Tilletia indica り病種子を選出するこ と。必要に応じ、遠心 分離法により黒穂胞子 外観検査、ブロ ッター検査、培 養検査、遠心分 離法 (13)らいこむぎ、 外観検査、遠心 こむぎ属 分離法 の検出を行うこと。 (14)すいしゃせ とがや、とうじん びえ、Andropogon sorghi、とうも ろこし属、もろこ し属 モロコシしらが病 (15)すいか、とう エライザ法検査 がん、メロン 、遺伝子診断法 検査 1,000粒 スイカ果実汚斑細菌病 未乾燥種子の場合遠心 分離法により卵胞子等 を検出すること。 エライザ法検査又は遺 伝子診断法検査を実施 すること。 (16)えんどう、が ロート・浮遊法 ふるい別 Heterodera goettingiana ふるい別検査による1 らすまめ、きばな 検査 検査(1 次検査で塵埃等が認め のはうちわまめ、 次検査) られた場合、ロート・ スイートピー、だ により採 浮遊法検査を実施する いず、はうちわま 取された こと。 め、ひよこまめ、 塵埃等の ひらまめ、 むら 全量 さきうまごやし、 そらまめ属 (17)あかざ属、あ ぶらな属、だいこ ん属、ふだんそう 属、ほうれんそう 属 Heterodera schachtii (18)あわ、いね、 えんばく、おおむ ぎ、こむぎ、スー ダングラス、テオ シント、とうもろ こし、もろこし Heterodera zeae (19)にんじん属、 やぶじらみ属 Heterodera carotae (20)にんじん 遺伝子診断法検 10,000粒 Candidatus Liberibacter 遺伝子診断法検査を実 (輸出国において 査 solanacearum 施すること。 、遺伝子診断法検 査若しくは50℃20 分の温湯浸漬若し くは50℃72時間の 乾熱処理が行われ 、当該病菌が付着 していない旨の記 載が検査証明書に ある場合又は輸入 者若しくは管理者 から要望があり、 第8の2の1次検 査の後、輸入者、 管理者若しくは植 物防疫官により50 ℃20分の温湯浸漬 若しくは50℃72時 間の乾熱処理が行 われる場合を除く 。) (21)おおうしのけ ぐさ、おにうしの 外観検査、直接 けぐさ、なぎなた 分離法検査 がや、どくむぎ属 (22)上記(2)から 拡大鏡検査 30g Anguina funesta 3,000粒 黒穂、ゴール、シスト、 ゴール等が認められた 場合、直接分離法検査 を実施すること。 倍率3倍以上の照明付 (21)以外の種子 (23)からまつ、し 透視検査、破砕 らびそ、すぎ、つ 検査 げ、ひのき、ばら 属及びまめ科の牧 草種子 果樹、森林植 物、観賞用植 物等の苗木類 (部分、接穂 等を含む。 セロリー、にんじ 遺伝子診断法検 ん 査 (輸出国において 、遺伝子診断法検 査が行われ、当該 病菌が付着してい ない旨の記載が検 査証明書にある場 合を除く。) 変色種子等 30g アルファルファタネコバ チ、カラマツタネコバチ 、バラノミオナガコバチ 等の検疫有害動物 き拡大鏡を使用して検 査すること。変色種子 等については、必要に 応じてブロッター検査 を行うこと。 軟エックス線透視装置 を用いて、供試種子10 gを3回に分けて検査 すること。又は、破砕 検査を行うこと。 Candidatus Liberibacter 遺伝子診断法検査を実 solanacearum 施すること。 (注)(1)この表に掲げる対象検疫有害動植物等のほか、特重要綱別表1に掲げる検疫有害動植物については、 同要綱別表2に掲げる検査を実施するものとする。 (2)検査の種類には必要に応じ、任意の検査方法を行うこともできる。 (3)この表の拡大鏡検査に供する種子は、1次検査において抽出した各梱から均等に集取するものとす る。
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