仕 様 書

仕
1.件
名
様
書
「神戸港に関する小・中学生向け副教材作成業務」
2.契約期間
委託契約締結日~平成 29 年3月 31 日(予定)
3.業務目的
神戸市に住む小学生・中学生に対して、①神戸港について深く知り、神
戸に愛着を持ってもらう、②海、港、船に関する職業を学び、興味をも
ってもらうことを目的として、副教材を制作する。
具体的には、神戸港で取扱が多い貨物の具体的な流れや船・造船所・コ
ンテナターミナル等で働く人々を写真やインタビュー等で紹介するとと
もに、船員や海事産業に就職するために必要な知識が学べる教育機関を
紹介し、海事人材の育成につなげる。
【対
象】神戸市立の小学3年生、中学2年生
【使用方法】・小学生は「社会科」、中学生は「地理」「進路学習」の補完
資料及び参考資料
・海事関係教育機関等による出張授業における参考資料
4.構成(案)
【小学生】
頁
タイトル
内容
1
表紙
表紙
2.3
私たちの暮らしを支える神戸港
輸出・輸入品、神戸港の貿易に関する事項
4.5
海をわたって運ばれる貨物
輸出・輸入の流れ、コンテナに関する事項
6.7
コンテナ船のくる街
内航ネットワーク、ガントリークレーン等
8.9
みなとで働く人達
コンテナターミナルの荷役、そこで働く人
10.11
クルーズ客船のくる街
クルーズ客船の概要、楽しみ方 等
12.13
船をつくる人
造船の作成過程、船の種類
14.15
船で働く人
船員の仕事 等
16
裏表紙
裏表紙
【中学生】
頁
タイトル
内容
1
表紙
表紙
2.3
私たちの暮らしを支える神戸港
輸出・輸入品、神戸港の貿易に関する事項
4.5
輸出入貨物の流れとコンテナ輸送
輸出・輸入の流れ、コンテナに関する事項
6.7
コンテナ船がくる街
内航ネットワーク、ガントリークレーン等
8.9
コンテナターミナルで働く人達
コンテナターミナルの荷役、そこで働く人
10.11
クルーズ客船のくる街
クルーズ客船の概要、楽しみ方 等
12.13
いろいろな船と船員の仕事
船の種類、船員の仕事と組織図
14.15
船で働く人達
様々な船で働く人の紹介
16.17
造船所とその仕事
造船所の作成過程
18.19
船員になるには
船員になる方法、学校の紹介
20
裏表紙
裏表紙
※委託契約締結後に、神戸市より、現副教材である「海とみなとがしごとの舞台」のデー
タ(AI)を委託事業者に提供する。写真や文章等については、神戸市と協議の上、それ
を使用することができる。
※構成の詳細については、委託契約締結後、神戸市と相談の上、決定をする。
5.業務内容
(1)副教材の作成
(2)副教材の配布
(3)上記業務にかかる企画調整業務
(1)副教材の作成
・委託事業者は、4.構成(案)を参考にしながら、子供達に効果的に伝わるよ
うな副教材の構成(案)を提示する。
・副教材作成に必要な資料や撮影写真は基本的に委託事業者が収集する。
・写真撮影及びインタビューを行い、副教材の作成に反映させる。
・作成原稿、撮影写真にかかる権利は委託事業者にて調整のうえ、神戸市に帰属
するものとし、神戸市に納品する。
・仕様は、下記の通りとする。
小学生:A4 16 頁、15,000 部、カラー刷、中ホッチキス留、マットコート 70kg
中学生:A4 20 頁、14,000 部、カラー刷、中ホッチキス留、マットコート 70kg
・デザインレイアウト、印刷製本を行うこと。なお、完成したデータはイラスト
レータ(AI)及び PDF 形式で納めること。
・子供の理解を得やすいようなイラストや写真を積極的に活用すること。
・市担当者との打ち合わせを踏まえて、副教材の作成を行うこと。
・副教材の作成にあたっては、小学生・中学生の海、港、船に対する理解促進に
資するよう、文章・構成に留意すること。
○流れ図は配置を単純明快にする。
○同じ分類で使用する色をできるだけ統一する。
○縦長の字体は使用しない。
・カラーユニバーサルデザインに配慮したデザインとすること。
(2)副教材の配布
・市が指定する市内の小学校・中学校等(250 箇所)に指定部数を送付すること。
(送付時期は3月末頃)
(3)上記業務にかかる企画調整業務
・副教材の作成・配布にかかる企画調整業務を行うこと。
6.実施体制 ・本仕様書に記載した業務を円滑かつ確実に遂行することが可能な体制を
整備すること。
・業務全体を統率する総括責任者及び進行管理者を置くこと。また、ライ
ター・編集者は海、港、船等や子供向けの教材に関する制作物実績を豊
富に有する者とする。
・事業の進捗管理及び本市との連絡調整を行うこと。
7.その他の留意点
(1)再委託について
原則として、本業務の全部又は一部を第三者に再委託してはならない。ただし、
事前に書面にて報告し、本市の承諾を得たときは、この限りではない。
(2)著作権の帰属
この契約により作成される成果物の著作権は以下に定めるところによる。
①成果物の著作権(著作権法第 27 条及び第 28 条に規定する権利を含む。)は発
注者である神戸市に無償で譲渡するものとする。
②委託事業者は、神戸市の事前の承認を得なければ、著作権法第 18 条及び第 19
条を行使する事ができないものとする。
(3)守秘義務
委託事業者は、本業務を介し知り得た機密・個人情報等を本業務においてのみ
使用することとし、これらを他の目的に使用し、又は他のものに漏洩してはな
らない。本業務の契約が終了し、又は解除された後においても同様とする。
(4)記載外事項
本仕様書に定めのない事項または本仕様書について疑義の生じた事項について
は神戸市と委託事業者とが協議する。
(5)第三者の権利侵害
委託事業者は、納品する成果物について、第三者の商標権、肖像権、著作権、
その他の諸権利を侵害するものではないことを保証することとし、成果物につ
いて第三者の権利を侵害していた場合に生じる一切の責任は、委託事業者が負
うものとする。