2016 年度第 2 四半期 決算説明会 質疑応答の概要 Q 都市開発セグメントが大幅な増益になった要因は何か。 A 資産開発事業が貢献した。オフィスや賃貸レジデンスを開発し、売却して収益を 得るビジネスであり、上期はタイミングよく売却でき高い収益を得た。 Q 総務省の審議会にブロードバンドによる放送高度化について諮問されたが、どう考え るか。 A 収益性の確保、著作権のクリア、放送ネットワークとの関係などの課題があり、 慎重に検討していく必要があると思う。 Q タイムシフト視聴率に対する広告主の反応や、今後のビジネスへの影響は。 A データを蓄積して分析し、 どう活用するか検討していく。タイムシフトも加えて、 全体の視聴率が増えることは確かなので、広告主にとってもプラスの要素がある と思っている。 Q フジテレビの番組制作費の方針に変化はないか。 A 引き続き効率的な運用に努める。メリハリを付けて投下していきたい。 Q 個人消費に足踏みが見られる中でもスポット広告は回復基調。テレビ広告の力や確 実性が改めて評価されているのか。 A 広告主は、商品の販売拡大のため、訴求力、媒体力が高いテレビに広告を投下し ていると考えられる。今のところ年内のスポット市況は好調に推移すると想定し ている。 Q IR 推進法が国会で審議されるとの報道があるが、実現した場合はどのように関わっ ていく考えか。 A 東京で MICE/IR を開発するなら台場地区が最適と考えており、当社グループが得 意とするエンターテイメント、イベント、観光ビジネス等の分野で参画していき たい。 -1- Q 下期の視聴率の見通しは。 A 世帯視聴率はまだ期待の水準には達していないが、平日の昼帯、午後帯の視聴率 が向上しており、その点では底堅さも出てくると思っている。 Q 政策保有株式の売却を行っているのか。 A 政策保有株式はビジネスと密接に関連するものが多いが、保有意義が薄くなった 一部の株式は、タイミングを見て売却していく方針である。 Q ディノス・セシールの e コマース強化の戦略は。 A e コマース専門の部署を設け、人員面も含めて体制を強化した。新体制が効果を 発揮し、さらに収益を高めていくことを期待している。 Q 8 月にスタートした定額制配信サービス「FOD プレミアム」の状況は。 A これから伸ばしていく段階だが、無料の見逃し配信を見たあと、コンテンツが豊 富な「FOD プレミアム」に加入される方も多く、今後に期待したい。 以上 -2-
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