北部に石油化学工業を中心とする

市原市地域おこし協力隊募集要領
平成 28 年 11 月
市原市は、北部に石油化学工業を中心とするコンビナートが集積しており、南部には、豊
かな自然が広がり、里山や田園など日本の原風景を残している。
市原市の人口は、高度経済成長期に臨海部石油化学コンビナートが集積したことを機に急
速に増加した。しかし、少子高齢化などにより、平成 15 年から人口は減少局面に転じてい
る。
市原市南部においては、これより早くから少子高齢化、人口減少が進行しており、加茂地
区における平成 27 年の高齢化率は 43.8%に達するなど、過疎地域自立促進特別措置法に規
定される県内他市の過疎地域と変わりない状態となっている。
一方で、小湊鉄道がトロッコ列車を導入し、交流人口の拡大に取り組むほか、南部におい
ても地域活動に取り組む団体もある。
こうしたことから、市原市では、新たな発想を持つ地域外の人材を「市原市地域おこし協
力隊」として招致するとともに、地域資源を活かした活動を通じて協力隊員の定着・定住を
図り、もって地域の活性化に資するため、以下のとおり「市原市地域おこし協力隊」を募集
する。
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募集人数
1人
2 募集対象
以下の全ての要件を満たす者を対象とする。
(1) 年齢 20 歳以上 40 歳未満の者(平成 29 年 2 月 1 日現在)
(2) 性別不問
(3)
三大都市圏をはじめとする都市地域(過疎地域自立促進特別措置法に規定される過
疎地域又は山村振興法に規定される振興山村、離島振興法に規定される離島振興対策
実施地域若しくは半島振興法に規定される半島振興対策実施地域の指定を受けてい
ない市町村)から市原市内に居住し、住民票を異動できる者。家族での居住も可能と
する。ただし既に市原市に定住・定着している者は対象とはならない。又は、地域お
こし協力隊員であった者(同一地域における活動期間が 2 年以上で解嘱から 1 年以内)
で、三大都市圏外の全ての市町村及び三大都市圏内の条件不利地域に生活の拠点を移
し、住民票を異動させた者
(4) 地域活性化に意欲があり、地域住民と協力しながら、地域の課題解決に積極的に取
り組むことができる者
(5) パソコンの操作(ワード、エクセルその他の一般的な操作)ができる者
(6) 普通自動車運転免許を有し、実際に運転ができる者
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協力隊員の活動
(1) 地域資源を活用した起業
(2) 里山や小湊鉄道など地域資源の市内外への PR
(3) 空き家の活用方策の検討
(4) その他の地域活性化に係る活動
4 指名期間
平成 29 年 2 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日まで
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(以降、年度ごとに更新し、指名した日から最長で 3 年間継続が可能。継続については、
双方協議の上、判断する)
活動場所
市原市南部地域(南総地区・加茂地区)
(地域内での活動が主となるが、地域外での活動を行う場合もある)
6 活動時間等
(1) 協力隊員の一月の活動日数は原則として 15 日間とする
(2) 協力隊員の一日の活動時間は原則として 7 時間とする
(3) 前 2 項の規定に関わらず、市長が必要と認める場合は、協議の上、隊員の活動時間
又は活動日数を調整できるものとする
7 報償金等
報償金及び所得税等の条件は次のとおりとする。ただし、協力隊員は市長からの指名を
受け、その活動の対価として、報償金を受けるものとし、市原市と協力隊員との間に雇用
関係は存在しない。
(1) 報償金
月額上限 166,000 円(1 回を 7 時間とし、1 回当たり 11,000 円とする)
(2) 所得税、市民税その他の税金等については、各自で納めること
8 協力隊員の活動に対する市の支援
市は、協力隊員が地域において円滑かつ効果的に活動ができるよう、以下に掲げる支援
を行う。
(1) 協力隊員の活動計画の作成支援
(2) 協力隊員が行う地域活性化に係る活動に関する総合調整
(3)
(4)
協力隊員の活動を支援する市原市地域おこし協力隊連絡協議会の設置
以下の活動等に要する経費負担
ア 協議会の運営に要する費用
イ 協力隊員が活動現場への移動やその活動に使用する車両(自動車)の借り上げ費
用及び燃料費
ウ
協力隊員が地域で活動するための住居確保にかかる費用(協力隊員の住居にかか
る家賃は 5 万円を限度とし、超過する分については隊員が負担する)
エ その他予算の範囲内において市が必要と認める活動に要する費用
(5) 前各号に定めるもののほか、協力隊員の行う地域活性化に係る活動に関する必要な
事項
協力隊員に対する市原市地域おこし協力隊連絡協議会の支援
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市原市地域おこし協力隊連絡協議会は、協力隊員が地域において円滑かつ効果的に活動
ができるよう、以下に掲げる支援を行う。
(1) 協力隊員の地域活動に関する相談・支援
(2) その他協議会が必要と認める支援
10 応募方法
(1) 提出書類
ア
応募用紙(指定様式)
イ
履歴書(市販のもの)
ウ
住民票の写し(現在の居住地を確認するため。提出日より 3 ヶ月以内に取得したも
の)
(2) 応募方法
提出書類に必要事項を記入し、市原市企画部企画調整へ郵送又は持参。
11 選考方法
(1) 第一次選考
(2)
第一次選考として、書類選考を実施する。
選考の結果は概ね 7 日以内に応募者全員に文書で通知する。
第二次選考
第二次選考として、第一次選考合格者を対象に、面接選考を実施する。
選考の結果は概ね 7 日以内に応募者全員に文書で通知する。
(3) 応募に係る経費
応募に係る経費については、全て応募者の負担とする。
12 募集期間
平成 28 年 11 月 11 日から平成 28 年 12 月 12 日まで
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応募・問い合わせ先
市原市 企画部 企画調整課 計画係
〒290-8501 千葉県市原市国分寺台中央 1 丁目 1 番地 1
TEL:0436(23)9820
E-mail:[email protected]