熊本県鉱工業動向（平成28年8月分）

報道資料
統計情報（507）
平成28年10月31日
熊本県鉱工業動向（平成28年8月分）
参　考
概　況
前月比の動き
九州　（速報）
全国　（速報）
生　産
上昇
上昇
上昇
出　荷
上昇
上昇
低下
在　庫
低下
低下
上昇
業種別の主な動き
参　考
主な上昇・低下業種（及び主な品目）
上昇
生　産
低下
上昇
出　荷
低下
上昇
在　庫
低下
九　州　（速報）
全　国　（速報）
電子部品・デバイス工業（集積回路）
化学・石油石炭製品工業
電子部品・デバイス工業
輸送機械工業（※）
（プラスチック等）
（アクティブ型液晶素子（中・小型）等）
窯業・土石製品工業（※）
輸送機械工業
輸送機械工業
木材・木製品工業（一般製材）
（軽・小型乗用車等）
（普通乗用車等）
電子部品・デバイス工業（集積回路）
電子部品・デバイス工業
電子部品・デバイス工業
輸送機械工業（※）
（半導体集積回路（ＣＣＤ・その他）等）（アクティブ型液晶素子（中・小型）等）
はん用・生産用機械工業（特殊産業機械）
輸送機械工業
輸送機械工業
食料品・たばこ工業（肉製品）
（軽・小型乗用車等）
（普通乗用車等）
化学工業（※）
化学・石油石炭製品工業
輸送機械工業
輸送機械工業（※）
（有機化学製品（芳香族）等）
（普通乗用車等）
食料品・たばこ工業（※）
窯業・土石製品工業
鉄鋼業
金属製品工業（建築用金属製品）
（遠心力鉄筋コンクリート製品等）（フェロニッケル等）
表中の「※」は、統計の秘密保持の立場から、特に内容を秘匿としたものです。総　括（指数値：平成22年＝100）
.
［熊本県］
生産指数（季節調整済）は 132.4 で、前月比 +6.4％となり、3 ヶ月連続の上昇であった。
16業種中 11業種が上昇、5業種が低下であった。
出荷指数（季節調整済）は 127.7 で、前月比 +7.2％となり、3 ヶ月連続の上昇であった。
16業種中 8業種が上昇、8業種が低下であった。
在庫指数（季節調整済）は 74.0 で、前月比 ▲9.8％となり、2 ヶ月ぶりの低下であった。
15業種中 7業種が上昇、7業種が低下、1業種が横ばいであった。
（参考）
［経済産業省九州経済産業局］（「九州地域の鉱工業動向（平成28年8月速報）」より転載）
平成２８年８月の鉱工業生産指数(季節調整済)は１０５．２となり､前月比が＋３．１％と２か
月ぶりに上昇し、前年同月比は＋１１．３％と５か月ぶりの上昇となった。
［経済産業省］（「鉱工業（生産・出荷・在庫）指数速報（平成28年8月分）」より転載）
今月は、生産、在庫は上昇、出荷、在庫率は低下であった。製造工業生産予測調査による
と、９月、１０月ともに上昇を予測している。総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きが
みられる。
1
統計調査課産業統計班
平岡・本岩（内線3610）
096-333-2177（直通）
熊本県・九州・全国の鉱工業指数の推移
（熊本県）
生産
出荷
在庫
(季節調整済平成２２年＝１００)
135
130
125
120
115
110
105
100
95
90
85
80
75
70
6
7
8
9
10
11
12
1
H27
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
H28
2
3
4
5
6
7
8
（年月）
（九州）
生産
出荷
在庫
(季節調整済平成２２年＝１００)
145
140
135
130
125
生産指数
は 118.6
120
115
110
105
100
95
出荷指数
は 117.3
90
85
80
6
7
8
9
10
11
12
1
H27
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
H28
2
3
4
5
6
7
8
（年月）
生産
（全国）
出荷
在庫
(季節調整済平成２２年＝１００)
130
125
120
115
110
105
100
95
90
85
80
75
70
65
6
7
8
9
10
11
12
1
H27
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
H28
2
3
4
5
6
7
8
（年月）
※　最終月は速報値です。
2
－生産、出荷とも上昇－
１．概　況
平成28年8月の鉱工業指数［速報値］
（平成22年＝100）
季節調整済指数
熊
本
県
九
州
全
国
132.4
127.7
74.0
105.2
112.1
113.1
97.9
94.6
111.3
生産
出荷
在庫
生産
出荷
在庫
生産
出荷
在庫
原指数
前月比（％）
6.4
7.2
▲ 9.8
3.1
5.2
▲ 2.6
1.5
▲ 1.3
0.1
前年同月比（％）
127.1
120.4
71.7
101.8
105.2
115.6
92.6
89.4
114.8
22.3
21.2
▲ 16.2
11.3
12.2
▲ 11.3
4.6
1.5
▲ 1.8
※「前月比」、「前年同月比」は上昇率を百分比（％）で表しています。
※生産･出荷の季節調整法はX-12-ARIMA（季節、曜日・祝祭日調整）､在庫指数はX-12-ARIMAの
中のX-11デフォルトによります。
【生産】
生産指数は 132.4 で、前月比 +6.4％となり、3 ヶ月連続の上昇であった。16業種中
、窯業・土石製品工業や木材・木製品工業などの5業種が低下したが、電子部品・
デバイス工業や輸送機械工業などの11業種が上昇した。
【出荷】
出荷指数は 127.7 で、前月比 +7.2％となり、3 ヶ月連続の上昇であった。16業種中
、はん用・生産用機械工業や食料品・たばこ工業などの8業種が低下したが、電子
部品・デバイス工業や輸送機械工業などの8業種が上昇した。
【在庫】
在庫指数は 74.0 で、前月比 ▲9.8％となり、2 ヶ月ぶりの低下であった。15業種中
、化学工業や輸送機械工業などの7業種が上昇したが、食料品・たばこ工業や金属
製品工業などの7業種が低下した。
鉱工業生産指数（季節調整済）と前年同月比（原指数）の推移
原指数前年同月比
生産指数
季節調整済生産指数
前年同月比（％）
140
40
130
30
120
20
110
10
100
0
90
-10
80
-20
70
6
7
8
9
10 11 12
1 2
H27
3
4
5
6
7
8
9
10 11 12
1 2
H28
3
4
5
6
7
8
（年月）
3
-30
２．業種別動向
【　生　産　】
主な上昇・低下業種
上電子部品・デバイス工業
輸送機械工業
昇
電気機械工業
ウェイト
前月比(%)
前年同月比
(%)
上昇・低下に寄与した品目
1823.9
7.6
1293.4
15.9
0.7 ※
804.7
29.8
3.2 ※
261.2
▲ 5.8
4.7 ※
90.7
▲ 7.2
108.0
▲ 3.5
低窯業・土石製品工業
木材・木製品工業
下
その他の工業
40.8 集積回路
10.3 一般製材
8.3 ※
【　出　荷　】
主な上昇・低下業種
ウェイト
前月比(%)
前年同月比
(%)
上昇・低下に寄与した品目
上電子部品・デバイス工業
輸送機械工業
昇
電気機械工業
1737.9
10.6
41.1 集積回路
1847.4
14.8
4.2 ※
539.6
26.2
▲ 12.7 ※
低はん用・生産用機械工業
食料品・たばこ工業
下
化学工業
1108.0
▲ 4.5
1667.7
▲ 4.6
▲ 12.1 肉製品
846.8
▲ 4.4
▲ 2.0 医薬品
80.1 特殊産業機械
【　在　庫　】
主な上昇・低下業種
ウェイト
前月比(%)
前年同月比
(%)
上昇・低下に寄与した品目
上化学工業
輸送機械工業
昇
鉄鋼業
1224.1
8.9
▲ 16.3 ※
386.8
20.3
12.9 ※
291.4
12.1
▲ 7.8 ※
低食料品・たばこ工業
金属製品工業
下
※
1733.1
▲ 35.2
▲ 1.2 ※
672.4
▲ 42.9
※
※
▲ 41.5 建築用金属製品
※
※
表中の「※」は、統計の秘密保持の立場から、特に内容を秘匿としたものです。
業種名、ウエイ
4
３．特殊分類別動向（財別の動き）
財　別
項　目
季節調整済指数
原指数
前月比(%)
前年同月比(%)
生　産
103.3
3.8
96.6
17.8
最終需要財出　荷
100.2
1.9
94.4
15.3
在庫
73.8
▲ 6.0
70.8
▲ 20.8
生　産
164.8
9.1
162.8
25.8
出　荷
157.5
11.2
149.1
25.7
在庫
73.8
▲ 15.5
72.7
▲ 10.8
生　産　財
４．特定品目の動向（集積回路の動き）
類　別
金額指数
類　別
数量指数
項　目
季節調整済指数
原指数
生　産
341.8
出　荷
318.3
9.3
332.7
42.0
在庫
0.5
66.7
0.5
▲ 28.6
項　目
季節調整済指数
生　産
500.6
出　荷
444.1
9.2
464.7
16.6
在庫
32.7
▲ 6.0
36.3
▲ 27.4
前月比(%)
6.4
前年同月比(%)
39.7
358.5
原指数
前月比(%)
10.2
前年同月比(%)
17.5
513.3
※　総合指数や業種別指数には金額指数を採用しています。
５．業種別寄与度（生産前年同月比）
24.0
22.0
20.0
18.0
16.0
14.0
12.0
10.0
8.0
6.0
4.0
2.0
0.0
▲ 2.0
▲ 4.0
▲ 6.0
22.3
14.4
10.4
0.2
0.1
0.1
0.1
0.1
0.1
0.1
0.1
0.0
0.0
▲ 0.0 ▲ 0.0 ▲ 0.2
▲ 3.3
総
合
電
子
部
品
・
デ
バ
イ
ス
工
業
は
ん
用
・
生
産
用
機
械
工
業
金
属
製
品
工
業
電
気
機
械
工
業
プ
ラ
ス
チ
ッ
ク
製
品
工
業
ゴ
ム
製
品
工
業
窯
業
・
土
石
製
品
工
業
そ
の
他
の
工
業
非
鉄
金
属
工
業
木
材
・
木
製
品
工
業
輸
送
機
械
工
業
鉄
鋼
業
鉱
業
繊
維
工
業
化
学
工
業
※　寄与度は、各業種の変化が、総合指数をどれだけ変化させたかを表します。ウェイトが反映されますので、業種に
よっては上昇幅が大きくても、ウェイトが非常に小さければ全体に対する貢献度は低くなる場合があります。また、
ほとんどの業種が低下してもウェイトの大きい業種が上昇すれば、全体ではプラスになることがあります。
5
食
料
品
・
た
ば
こ
工
業

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