S ステークホルダーとのコミュニケーション ocial 顧客 取引先 株主・投資家 従業員 地域社会 NTNグループ 取引先 公正な取り引きのもと、国内外でのパートナーづくりを推進しています。 CSR 調達 サプライチェーンでのCSRの推進 当社グループは人権・労働慣行、環境、反社会的 勢力の排除、腐敗防止など社会的な課題に対し、サ プライチェーンでの活動を推進しています。取引先さ まには、説明会やホームページを通じて、 「 CSR 調達 生産規模説明会 下請法遵守の徹底 ガイドライン」および「 NTNグリーン調達基準書」にも 当社は 「下請取引自主監査マニュアル」 を1997 年 とづいたご対応をお願いしています。CSR 調達ガイド 1月に制定しました。以来、必要に応じて調達部門が ラインでは、コンプライアンス・腐敗防止、人権・労 監査・指導に立ち会いながら、各生産拠点が定期的 働、環境、品質・安全性、情報セキュリティ、事業継 に遵守状況を自主監査しています。 続、社会貢献に関する28 項目をあげて説明し、より 一層 CSR 活動を推進いただくよう要請しています。 当社の国内の取引先さまのうち、下請法の対象事 業者は全体の約 80%を占めており、公正な下請取り 引きの徹底は、取引先さまへの責任を果たす上で不 責任ある鉱物調達 可欠と考えています。2016 年 3月期は、国内 22 拠点 当社は、当社製品に使用される、材料や構成部 で自主監査を実施し、調 (生産 21 拠点、研究 1 拠点) 品に含まれている鉱物資源が 、紛争鉱物など、人権 達部門が監査に立ち会うことで、監査の厳密化を図り や環境などの観点で社会的な悪影響を及ぼしていな ました。 いかを確認しています。もし、悪影響が想定、または また、公正取引委員会などが主催する下請取引 確認された場合は、それら紛争鉱物を使用しない方 講習会や外部セミナーへの参加を調達担当者に義 法を推進します。 務づけています。これに加えて、当社の調達部門が 「下請法遵守講習会」 を開催し、生産拠点の責任者 から発注担当者に至るまで、正しい知識の浸透を図っ サプライチェーンマネジメント 国内外でパートナーづくりを推進 当社は、CSRの取り組みに積極的な取引先さまか 「グリーン調達」 を推 ら優先して調達する 「 CSR 調達」 進しています。中期経営計画「 NTN 100」では、需 要地生産の拡大を支える体制を築くため、グローバル 調達を推進します。 2016 年 3月期は自動 車 向けを中 心に鋼 材 のグ ローバル調達を推進しました。現地取引先さまからの 調達を主に置き、現地材だけでは不足する地域に対し て、日本、アジアからの鋼材輸出を進めました。 説明会で調達方針を伝達 当社は、調達方針や各生産拠点の生産規模の推 移などを取引先さまに説明する 「生産規模説明会」 を 定期的に開催しています。2016 年 3月期は2 回開催 し、参加いただいた57 社に対して、中期経営計画 「 NTN 100」の重点施策に対するご協力をお願いする とともに、原価低減など大いにご協力いただいた取引 57 先さまを対象とした表彰を行いました。 ています。2016 年 3月期は18 拠点で実施しました。 下請法への理解が不足していたり、誤認識のあった 拠点についてはその点を指導し継続的に改善状況 を検証しています。 取引先さまとの取り組み 商品品質を向上させるため、原材料・部品・資材 をご提供いただく当社グループの取引先さまとも協力 「協力会社品 しています。毎年 11月の品質月間に、 質向上大会」 を開催し、品質講演会などを通じて取 引先さまに品質向上の知識・ノウハウを習得いただ いています。2016 年 3月期は99 社に参加いただき ました。また、当社グループの品質管理要求に沿っ たチェックシートを取引先さまにお渡しし、品質マネジ メントの実施状況などを自主監査していただいていま す。その結果に応じて当社が実地監査を行い、課題 の 解 消を継 続 的に支 援します。2016 年 3月期は 340 社で実施しました。
© Copyright 2024 ExpyDoc