Android 版 Soliton KeyManager V1.2 説明書 株式会社ソリトンシステムズ 2016 年 10 月 Soliton KeyManager は、株式会社ソリトンシステムズの商標です。 その他、本書に記載の会社名、製品名等は、各社の商標または登録商標です。 本文中に ™、®、©は明記していません。 Copyright © 2013-2016, Soliton Systems K.K., All rights reserved. 目 次 はじめに .......................................................................................... 4 本書の表記規則..................................................................................... 5 本書で使用される用語 .......................................................................... 6 1 KeyManager の概要 ................................................................... 7 1.1 KeyManager の機能概要 .............................................................. 7 2 セットアップ ............................................................................. 8 2.1 動作環境 ....................................................................................... 8 2.2 KeyManager をインストールする ................................................ 8 3 KeyManager の使用方法 ............................................................ 9 3.1 NetAttest EPS-ap または ID Manager に接続する ....................... 9 3.2 証明書をインストールする ........................................................ 12 3.2.1 証明書を申請する ......................................................................................12 3.2.2 証明書をインストールする .......................................................................24 3.2.3 MDM チェックインを行う .......................................................................32 3.3 インスタントプロファイルを適用する ...................................... 35 3.4 プロファイルを削除する ............................................................ 38 4 KeyManager 情報の確認方法 ................................................... 41 4.1 バージョンを確認する ............................................................... 41 4.2 APID を確認する ........................................................................ 43 5 サポート .................................................................................. 46 5.1 診断情報 ..................................................................................... 46 5.1.1 診断情報を取得する ..................................................................................46 5.1.2 診断情報の送付先と取り扱いについて .....................................................48 5.2 お問い合わせ.............................................................................. 48 はじめに このたびは、株式会社ソリトンシステムズ オリジナルセキュリティ製品「Soliton KeyManager」をご 利用いただき、誠にありがとうございます。 Android 版 Soliton KeyManager(以降、KeyManager)は、弊社のアプリケーションをはじめ、Android OS が使用するデジタル証明書のインストールを行うためのツールです。 本ツールを使用することで、弊社の製品と連携して SCEP を使用した証明書のインストール、および利 用ポリシーを設定したプロファイルの適用を行うことができます。 本書は、Android 版 Soliton KeyManager のセットアップ方法、および操作方法について説明してい ます。 -4- 本書の表記規則 本書は、次に示す一定の表記規則にしたがって書かれています。 一般 表記例 メニューの 意味 [ファイル]-[開く] メニューのコマンドの選択経路をあらわします。この例では、[ファイル] メニューに含まれている[開く]コマンドをあらわしています。 <OK>、<次へ> コマンドボタン名は、山カッコ(<>)で囲んであらわします。 <OK>または<適用> 「ファイル名」 、 「入力値」 「参照場所」 構文中のかぎカッコ( 「」 )で囲んである部分は、ファイル名や入力値など をあらわします。また、画面名やダイアログ名、参照する場所などを示す 場合も、かぎカッコ( 「」 )で囲んであらわします。 チェックする、チェックしな い、チェックをはずす メニューのコマンドやダイアログのチェックボックスなどを ON(または OFF)することをあらわします。 「画面名」 「ダイアログ名」 キー操作 表記例 意味 [Shift]キー キーは、大カッコ([])で囲んであらわします。 [F]→[O]キー キーが右矢印(→)で区切られている場合は、それぞれのキーを順に押す ことをあらわします。この例では、[F]キー、[O]キーを順に押すことをあ らわしています。 [Ctrl]+[A]キー 2 つのキーの間にあるプラス記号(+)は、最初のキーを押しながら 2 番 目のキーを押すことをあらわします。この例では、[Ctrl]キーを押しなが ら、[A]キーを押すことをあらわしています。 矢印キー [→]キー、[←]キー、[↑]キー、[↓]キーの総称です。 記号 記号 意味 「注意事項」を意味します。使用方法などに関する注意事項や、設定を行 う際の注意事項を説明しています。 「関連」を意味します。設定を行う際の関連箇所を説明しています。 ※ 「注釈」を意味します。簡単な補足説明などのコメントを記述しています。 その他 項目 規則 操作方法 特に記載がない限り、マウスを使用した操作方法で説明しています。 ログイン/ログアウト 特に記載がない限り、 「ログイン/ログアウト」 「ログオン(サインイン)/ ログオフ(サインアウト) 」の操作および機能名称については、 「ログイン /ログアウト」を使用して説明しています。 -5- 本書で使用される用語 NetAttest EPS プライベート証明機関機能を備えた、IEEE802.1X 認証サーバーの機能を提供する弊社のアプライアン ス製品です。 NetAttest EPS-ap NetAttest EPS のオプション製品です。NetAttest EPS と連携し、コンピューターやスマートデバイス への証明書配布と利用ポリシーの適用を自動化することができます。 Soliton ID Manager NetAttest EPS と連携し、コンピューターやスマートデバイスへの証明書配布と利用ポリシーの適用を 自動化することができる弊社の製品です。 APID Soliton KeyManager が独自に持つ識別番号です。 -6- 1 KeyManager の概要 この章では、KeyManager の概要について説明します。 1.1 KeyManager の機能概要 KeyManager は、NetAttest EPS-ap または Soliton ID Manager(以降、ID Manager)の申請フロ ー機能による SCEP を使用した証明書のインストール、プロファイルの適用機能を提供します。 図 1.1.1 機能概要 NetAttest EPS-ap または ID Manager で管理するプロファイルには、SCEP 設定を含む「プロファイ ル」と、SCEP 設定を含まず、項目が限定されている「インスタントプロファイル」の 2 種類があります。 「プロファイル」は、ユーザーID とパスワード認証、および承認者による承認を必要とし、証明書イン ストール後に自動で適用されます。SCEP 設定を含む「プロファイル」を適用する場合は「3.2 証明書を インストールする」を参照してください。 「インスタントプロファイル」は、ユーザーID とパスワード認証、および承認者による承認は不要で、 利用者が任意のタイミングで適用することができます。「インスタントプロファイル」を適用する場合は 「3.3 インスタントプロファイルを適用する」を参照してください。 NetAttest EPS、NetAttest EPS-ap および ID Manager の設定方法については、各製品マニュアルを 参照してください。本書では、連携する機器で必要な設定がされていることを前提として説明します。 -7- 2 セットアップ この章では、KeyManager のセットアップ方法について説明します。 動作環境 2.1 KeyManager V1.2 の動作環境は、以下のとおりです。 表 2.1 動作環境 項目 説明 OS Android 4.0 / 4.1 / 4.2 / 4.3 / 4.4 / 5.0 / 5.1 / 6.0 言語 日本語/英語 その他 以下のアプライアンス製品が必要です。 ・NetAttest EPS V4.4.0 以降(※1) ・NetAttest EPS-ap V2.0.2 以降(※2) または Soliton ID Manager V2.2.0 以降(※3) ※1 プライベート証明機関機能を備えた、IEEE802.1X 認証サーバーの機能を提供する弊社のアプライ アンス製品です。 ※2 NetAttest EPS のオプション製品です。NetAttest EPS と連携し、コンピューターやスマートデバ イスへの証明書配布と利用ポリシーの適用を自動化することができます。 ※3 NetAttest EPS と連携し、コンピューターやスマートデバイスへの証明書配布と利用ポリシーの適 用を自動化することができます。 2.2 KeyManager をインストールする KeyManager は、Google Play からダウンロードすることができます。Google Play から「Soliton KeyManager」をダウンロードし、インストールしてください。 KeyManager は一般的なアプリケーションと同様の手順で、アンインストールすることができます。た だし、プロファイルの適用時に「DevicePolicy Control」を有効にした場合は、 「3.4 プロファイルを削 除する」を参照してプロファイルを削除してからアンインストールを行ってください。 Google Play にて更新された KeyManager が提供されている場合があります。更新された KeyManager が提供されている場合は、最新の KeyManager を使用してください。 KeyManager V1.2.3 以前のバージョンから V1.2.4 へアップデートを行うと VPN とアプリ用 の APID が変化します。詳しくは弊社の Web サイト内の FAQ を参照してください。 http://faq1.soliton.co.jp/ -8- 3 KeyManager の使用方法 ここでは、KeyManager を使用した証明書のインストール方法、プロファイルの適用および削除方法に ついて説明します。 3.1 NetAttest EPS-ap または ID Manager に接続する KeyManager から NetAttest EPS-ap または ID Manager に接続する方法について説明します。 NetAttest EPS-ap または ID Manager への接続は、以下の手順で行ってください。 1. 「Soliton KeyManager」のアイコンをタップしてください。 図 3.1.1 Soliton KeyManager アイコン 2. 図 3.1.2 が表示されます。 「ホスト名または IP アドレス」に、接続先のホスト名または IP アドレスを 入力し、<接続>をタップしてください。 図 3.1.2 -9- 接続 表 3.1.1 接続 項目 ホスト名または IP ア ドレス 説明 接続先のホスト名または IP アドレスを指定してください。 形式:ホスト名の場合は FQDN、 IP アドレスの場合は 10 進ドット形式で指定してください。 ポート番号を指定する場合、ホスト名または IP アドレスとポート番号 をコロン(:)で区切って指定してください。 ポート番号は接続先の HTTPS サービスポートを指定してください。 ポート番号の指定がない場合は、443 番ポートが使用されます。 デフォルト:設定なし ※2 回目以降は前回接続時に指定した値が表示されます。 ※NetAttest EPS-ap への接続後、10 分経過(デフォルト設定の場合)するとセッションタイムアウトに なります。その場合は、再度接続を行ってください。 3. 図 3.1.3 または図 3.1.4 が表示されます。NetAttest EPS-ap または ID Manager の設定によって、 表示される内容は異なります。 図 3.1.3 プロファイル一覧 - 10 - 図 3.1.4 証明書取得(認証前) <サポート> 図 3.1.2 で<サポート>タップするとバージョンの確認、APID の表示、診断情報の取得/削除といった 操作が行えます。 バージョンの確認については「4.1 APID については「4.2 バージョンを確認する」を参照してください。 APID を確認する」を参照してください。 診断情報の取得および削除方法については、 「5.1.1 診断情報を取得する」を参照してください。なお、 通常は、診断情報を取得する必要はありません。診断情報の取得は、管理者より指示があった場合のみ行 ってください。 - 11 - 3.2 証明書をインストールする KeyManager を使用した証明書のインストール方法について説明します。 弊社の NetAttest EPS / NetAttest EPS-ap または ID Manager と連携することで、申請フロー機能に よる SCEP を使用した証明書のインストールを行うことができます。 SCEP を使用した証明書のインストールをはじめ、 「プロファイル」として登録されている設定項目が適 用されます。なお、SCEP 以外の設定項目は、証明書のインストール後に自動で適用されます。Android に対応する「プロファイル」の設定項目については、NetAttest EPS-ap または ID Manager の製品マニ ュアル、およびリリースノートを参照してください。 申請フローの流れは、以下のとおりです。 1. 証明書を申請する 承認者によって申請が承認される 2. 証明書をインストールする デバイスが登録され証明書がインストールされる 3. MDM チェックインを行う ※NetAttest EPS-ap のみ 証明書のインストール完了 3.2.1 証明書を申請する KeyManager を使用して、証明書の申請、申請内容の確認および変更、申請の取り下げを行うことがで きます。 3.2.1.1 証明書の申請 証明書の申請は、以下の手順で行ってください。 1. NetAttest EPS-ap または ID Manager に接続してください。接続方法については、 「3.1 EPS-ap または ID Manager に接続する」を参照してください。 - 12 - NetAttest 2. 図 3.2.1 が表示されます。[証明書取得]をタップしてください。 ※インスタントプロファイルが登録されていない場合、図 3.2.1 は表示されません。手順 3 に進んで ください。 図 3.2.1 プロファイル一覧 - 13 - 3. 図 3.2.2 が表示されます。証明書を取得するための「ユーザーID」 、 「パスワード」を入力し<ユーザ ー認証>をタップしてください。 ※「認証情報の使用」は証明書をインストールする際に必要な設定です。 NetAttest EPS-ap にて自動承認が有効に設定されている、または ID Manager にて申請するユーザ ーがすでに承認されている場合は、 「3.2.2 証明書をインストールする」に進んでください。 図 3.2.2 証明書取得(認証前) 表 3.2.1 証明書取得(認証前) 項目 ユーザーID(必須) 説明 証明書を申請するユーザーID を指定してください。 接続先が ID Manager の場合は、以下の形式で決められたサイト識別 子も指定してください。 形式(ID Manager) :ユーザーID@サイト識別子 例 [email protected] デフォルト:設定なし ※2 回目以降は前回接続時に指定した値が表示されます。 パスワード(必須) 証明書を申請するユーザーのパスワードを指定してください。 デフォルト:設定なし ※2 回目以降は前回接続時に指定した値が表示されます。 認証情報の使用 ・Android 4.3 以上 証明書の利用目的によって「VPN とアプリ」または「Wi-Fi」を選択し てください。 ・Android 4.3 未満 デフォルト設定から操作できません。 デフォルト:Wi-Fi - 14 - 4. 認証に成功すると図 3.2.3 が表示されます。<証明書申請>をタップしてください。 図 3.2.3 証明書取得(認証後) <証明書取得手順を確認する> タップすると証明書の取得手順に関する説明を参照できます。 <APID 表示> タップすると APID を表示し、同時に表示された値をクリップボードにコピーします。 - 15 - 5. 図 3.2.4 が表示されます。 「通知先メールアドレス」と、必要に応じて「承認者へのメモ」を入力し、 <申請する>をタップしてください。 ※NetAttest EPS-ap にて自動承認が有効に設定されている、または ID Manager にて申請するユー ザーがすでに承認されている場合は、図 3.2.4 ではなく、証明書のインストール画面が表示されま す。Android 4.3 未満を使用している場合は「3.2.2.1 Android 4.3 未満の場合」 、Android 4.3 以上を使用している場合は「3.2.2.2 Android 4.3 以上の場合」に進んでください。 図 3.2.4 証明書申請(未申請) 表 3.2.2 証明書申請(未申請) 項目 説明 通知先メールアドレス 承認者からの通知メールを受信するメールアドレスを指定してください。 認証に成功したユーザーのメールアドレスが自動で設定されます。 ・接続先が NetAttest EPS-ap の場合 デフォルト:NetAttest EPS に登録されているメールアドレス ・接続先が ID Manager の場合 デフォルト:ID Manager に登録されているメールアドレス 文字数:0~256 文字 承認者へのメモ 承認者に連絡しておく情報がある場合に入力してください。 文字数:0~1024 文字 デフォルト:設定なし - 16 - 3.2.1.2 申請内容の確認、変更 証明書の申請内容は、承認者によって承認されるまで変更することができます。 申請内容の確認、変更は、以下の手順で行ってください。 1. NetAttest EPS-ap または ID Manager に接続してください。接続方法については、 「3.1 EPS-ap または ID Manager に接続する」を参照してください。 2. 図 3.2.5 が表示されます。<証明書取得>をタップしてください。 ※インスタントプロファイルが登録されていない場合、図 3.2.5 は表示されません。 手順 3 に進んでください。 図 3.2.5 プロファイル一覧 - 17 - NetAttest 3. 前回接続時に入力した「ユーザーID」 、 「パスワード」が設定された状態で、図 3.2.6 が表示されます。 申請時に入力した「ユーザーID」であることを確認し、<ユーザー認証>をタップしてください。 図 3.2.6 証明書取得(認証前) 4. 図 3.2.7 が表示されます。<証明書申請>をタップしてください。 図 3.2.7 証明書取得(認証後) - 18 - 5. 図 3.2.8 が表示され、証明書の申請時に指定した内容を確認することができます。必要に応じて申請 内容を変更し、<申請変更>をタップしてください。 図 3.2.8 証明書申請(未承認) - 19 - 3.2.1.3 申請の取り下げ 証明書の申請は、承認者によって承認されるまで取り下げることができます。 申請の取り下げは、以下の手順で行ってください。 1. NetAttest EPS-ap または ID Manager に接続してください。接続方法については、 「3.1 EPS-ap または ID Manager に接続する」を参照してください。 2. 図 3.2.9 が表示されます。<証明書取得>をタップしてください。 ※インスタントプロファイルが登録されていない場合、図 3.2.9 は表示されません。 手順 3 に進んでください。 図 3.2.9 プロファイル一覧 - 20 - NetAttest 3. 前回接続時に入力した「ユーザーID」 、 「パスワード」が設定された状態で、図 3.2.10 が表示されま す。申請時に入力した「ユーザーID」であることを確認し、<ユーザー認証>をタップしてください。 図 3.2.10 証明書取得(認証前) 4. 図 3.2.11 が表示されます。<証明書申請>をタップしてください。 図 3.2.11 証明書取得(認証後) - 21 - 5. 図 3.2.12 が表示されます。<申請取り下げ>をタップしてください。 図 3.2.12 証明書申請(未承認) - 22 - 3.2.1.4 承認者への問い合わせ NetAttest EPS-ap で「連絡先」が設定されている場合、承認者へ問い合わせを行うことができます。 問い合わせは申請の状況に関わらず行うことができます。 問い合わせは、以下の手順で行ってください。 1. NetAttest EPS-ap に接続してください。接続方法については、 「3.1 Manager に接続する」を参照してください。 NetAttest EPS-ap または ID 2. NetAttest EPS-ap で「連絡先」が設定されていると、図 3.2.13 のように接続後の画面下部に<問い 合わせメール>、<問い合わせ電話>が表示されます。メールで問い合わせを行う場合は<問い合わせ メール>、電話で問い合わせを行う場合は<問い合わせ電話>をタップしてください。 図 3.2.13 プロファイル一覧 表 3.2.3 問い合わせ 項目 問い合わせメール 説明 管理者によって連絡先メールアドレスが設定されている場合のみ表示 されます。 問い合わせメールをタップするとメーラーが起動し、このメールアド レスが宛先に設定された状態でメール作成画面が表示されます。 管理者にメールで問い合わせを行う場合に使用してください。 問い合わせ電話 管理者によって連絡先電話番号が設定されている場合のみ表示されま す。 問い合わせ電話をタップすると、この電話番号が設定された状態で通 話発信画面が表示されます。 管理者に電話で問い合わせを行う場合に使用してください。 - 23 - 3.2.2 証明書をインストールする 承認者によって申請が承認された場合、証明書をインストールすることができます。 証明書をインストールすると同時に、NetAttest EPS-ap または ID Manager にデバイス情報が登録さ れます。 なお、管理者によって通知メールが設定されている場合は、証明書の申請時に指定した「通知メールア ドレス」宛てに送信されるメールにて、承認者による承認または却下を確認することができます。 証明書の申請が承認者によって却下された場合、申請情報は削除されます。必要に応じて再度申請 を行ってください。 証明書をインストールする前に、証明書のインストールに関する注意事項を確認してください。注 意事項については弊社の Web サイト内の FAQ を参照してください。 http://faq1.soliton.co.jp/ 証明書のインストールは、以下の手順で行ってください。 1. NetAttest EPS-ap または ID Manager に接続してください。接続方法については、 「3.1 EPS-ap または ID Manager に接続する」を参照してください。 2. 図 3.2.14 が表示されます。<証明書取得>をタップしてください。 ※インスタントプロファイルが登録されていない場合、図 3.2.14 は表示されません。 手順 3 に進んでください。 図 3.2.14 プロファイル一覧 - 24 - NetAttest 3. 前回接続時に入力した「ユーザーID」 、 「パスワード」が設定された状態で、図 3.2.15 が表示されま す。申請時に入力した「ユーザーID」であることを確認してください。 「認証情報の使用」を必要に応じて操作し、<ユーザー認証>をタップしてください。 図 3.2.15 証明書取得(認証前) 「認証情報の使用」について Android 4.3 以上をご利用の場合、証明書は利用目的ごとに格納先の指定が必要になります。 「認証情報 の使用」をタップし、 「VPN とアプリ」または「Wi-Fi」のいずれかを選択してください。 VPN とアプリ Android 版 Soliton SecureBrowser Pro など、Wi-Fi 接続以外の用途で証明書を使用する場合に選択 してください。 Wi-Fi Wi-Fi 接続で証明書を使用する場合に選択してください。 Android 4.3 未満をご利用の場合、格納先の指定がないため操作できません。 「図 3.2.15 証明書取得(認証前) 」の「認証情報の使用」にある「VPN とアプリ」および「Wi-Fi」 の選択によって証明書の取得時に使用される APID が変わります。 - 25 - 4. 図 3.2.16 が表示されます。<証明書申請>をタップしてください。 図 3.2.16 証明書取得(認証後) 以降で表示される画面および手順は、Android のバージョンによって異なります。 Android 4.3 未満の場合 「3.2.2.1 Android 4.3 未満の場合」を参照してください。 Android 4.3 以上の場合 「3.2.2.2 Android 4.3 以上の場合」を参照してください。 - 26 - 3.2.2.1 Android 4.3 未満の場合 1. 承認者によって問題なく承認が完了している場合、図 3.2.18 が表示されます。<OK>をタップする と、CA 証明書のインストールを行います。通常は「証明書名」を変更する必要はありません。 図 3.2.18 CA 証明書インストール 2. 図 3.2.19 が表示されます。<OK>をタップすると、ユーザー証明書のインストールを行います。通 常は「証明書名」を変更する必要はありません。 図 3.2.19 ユーザー証明書インストール - 27 - 3. 図 3.2.20 が表示されます。プロファイルに SCEP 以外の設定項目を含む場合は、自動で適用されま す。 ※プロファイルに MDM の設定項目が含まれている場合は、図 3.2.20 ではなく MDM チェックイン画 面が表示されます。この場合は、 「3.2.3 MDM チェックインを行う」に進んでください。 図 3.2.20 証明書取得(インストール後) - 28 - 3.2.2.2 Android 4.3 以上の場合 1. 承認者によって問題なく承認が完了している場合、図 3.2.21 が表示されます。 「認証情報の使用」は 「図 3.2.15 証明書取得(認証前) 」の「認証情報の使用」で選択した項目と同じ設定を選択してく ださい。<OK>をタップすると、CA 証明書のインストールを行います。通常は「証明書名」を変更 する必要はありません。 図 3.2.21 CA 証明書インストール - 29 - 2. 図 3.2.22 が表示されます。 「認証情報の使用」は CA 証明書のインストール時と同じ項目を選択して ください。<OK>をタップすると、ユーザー証明書のインストールを行います。通常は「証明書名」 を変更する必要はありません。 図 3.2.22 ユーザー証明書インストール 3. 図 3.2.23 が表示されます。プロファイルに SCEP 以外の設定項目を含む場合は、自動で適用されま す。 ※プロファイルに MDM の設定項目が含まれている場合は、図 3.2.23 ではなく MDM チェックイン画 面が表示されます。この場合は、 「3.2.3 MDM チェックインを行う」に進んでください。 図 3.2.23 証明書取得(インストール後) - 30 - ※Android 4.3 以上をご利用の場合、プロファイルに Wi-Fi の設定項目が含まれていても自動で適用 されません。図 3.2.24 が表示された場合は、管理者の指示にしたがい手動で Wi-Fi の設定を行って ください。 図 3.2.24 Wi-Fi 設定メッセージ - 31 - 3.2.3 MDM チェックインを行う プロファイルに MDM の設定項目が含まれている場合は、証明書のインストールに続けて MDM チェッ クインを行います。 MDM チェックインは、以下の手順で行ってください。 1. 証明書のインストールに続けて図 3.2.25 が表示されます。<Start DevicePolicy Control>をタップ してください。 図 3.2.25 MDM チェックイン - 32 - 2. 図 3.2.26 が表示されます。<有効にする>をタップしてください。 図 3.2.26 デバイス管理者の有効確認 3. 図 3.2.27 が表示されます。<チェックイン>をタップしてください。 図 3.2.27 MDM チェックイン - 33 - 4. 図 3.2.28 が表示されます。 図 3.2.28 証明書取得(MDM チェックイン後) ※チェックアウトする場合は、適用したプロファイルを削除してください。プロファイルの削除方法 については、 「3.4 プロファイルを削除する」を参照してください。 - 34 - 3.3 インスタントプロファイルを適用する KeyManager を使用したインスタントプロファイルの適用方法について説明します。 NetAttest EPS-ap または ID Manager で「インスタントプロファイル」として登録されているプロフ ァイルを適用することができます。ユーザーID とパスワードによる認証、および承認者による承認は不要 で、利用者が任意のタイミングで行うことができます。Android に対応する「インスタントプロファイル」 の設定項目については、NetAttest EPS-ap または ID Manager の製品マニュアル、およびリリースノー トを参照してください。 インスタントプロファイルの適用手順は、以下のとおりです。 1. NetAttest EPS-ap または ID Manager に接続してください。接続方法については、 「3.1 EPS-ap または ID Manager に接続する」を参照してください。 2. 図 3.3.1 が表示されます。適用するインスタントプロファイルをタップしてください。 図 3.3.1 プロファイル一覧 - 35 - NetAttest 3. 図 3.3.2 が表示されます。インスタントプロファイルの内容を確認し、<プロファイルを適用する> をタップしてください。なお、インスタントプロファイルの設定によって、表示される内容は異なり ます。 図 3.3.2 インスタントプロファイルの適用 Start DevicePolicy Control が表示された場合 インスタントプロファイルの設定内容によっては、図 3.3.3 が表示されることがあります。 この場合は、<Start DevicePolicy Control>をタップしてください。 図 3.3.3 Start DevicePolicy Control - 36 - 図 3.3.4 が表示されます。<有効にする>をタップしてください。 図 3.3.4 デバイス管理者の有効確認 図 3.3.5 が表示されます。画面下方にスクロールし、<プロファイルを適用する>をタップしてくださ い。 図 3.3.5 インスタントプロファイルの適用 - 37 - 3.4 プロファイルを削除する KeyManager を使用したプロファイルの削除方法について説明します。 証明書のインストール時に自動で適用された「プロファイル」や、 「インスタントプロファイル」を削除 することができます。 プロファイルを削除する手順は、以下のとおりです。 1. 「Soliton KeyManager」のアイコンをタップしてください。 2. 図 3.4.1 が表示されます。<プロファイル削除>をタップしてください。 図 3.4.1 プロファイル削除 - 38 - 3. 図 3.4.2 が表示されます。<YES>をタップしてください。 図 3.4.2 削除確認メッセージ 4. 図 3.4.3 が表示されます。 図 3.4.3 - 39 - 接続 複数のプロファイルを適用した場合は、最後に適用したプロファイルの設定のみ反映されます。 - 40 - 4 KeyManager 情報の確認方法 ここでは、KeyManager のバージョンの確認方法、APID の確認および APID をメールで送信する方法 について説明します。 4.1 バージョンを確認する KeyManager のバージョン確認方法について説明します。 バージョンを確認する手順は、以下のとおりです。 1. 「Soliton KeyManager」のアイコンをタップしてください。 2. 図 4.1.1 が表示されます。<サポート>をタップしてください。 図 4.1.1 - 41 - 接続 3. 画面上部に KeyManager のバージョンが表示されます。 図 4.1.2 サポート - 42 - 4.2 APID を確認する KeyManager の APID を確認する方法、メールで送信する方法について説明します。 APID は、 NetAttest EPS-ap または ID Manager に登録するデバイスを一意に識別するための ID です。 UDID/APID チェックが有効に設定されている場合、デバイスを登録する前に APID 登録が必要になりま す。KeyManager では、管理者に APID をメールで送信することができます。 APID の確認およびメールで送信する手順は、以下のとおりです。 1. 「Soliton KeyManager」のアイコンをタップしてください。 2. 図 4.2.1 が表示されます。<サポート>をタップしてください。 図 4.2.1 - 43 - 接続 3. 図 4.2.2 が表示されます。<APID 表示>をタップしてください。 図 4.2.2 サポート 4. 図 4.2.3 が表示され、APID を確認することができます。APID をメールで送信する場合は、<メール で送信>をタップしてください。 図 4.2.3 APID 表示 - 44 - 5. 図 4.2.4 が表示されます。適切なアプリケーションを選択し、<常時>または<1 回のみ>をタップし てください。<常時>をタップすると、以降、図 4.2.4 は表示されません。 図 4.2.4 アプリケーション選択 6. メールアプリケーションが起動し、件名に「Soliton KeyManager APID」 、本文に APID が設定され た状態でメール作成画面を表示することができます。 図 4.2.5 メール作成画面(例) - 45 - 5 サポート KeyManager のサポートについて説明します。 5.1 診断情報 KeyManager を使用中に障害が発生した場合などに、発生した障害を解析するために必要となる動作ロ グなどの情報収集を目的として、弊社より診断情報のご提供をお願いする場合があります。診断情報を提 供していただくことで、状況を調べていただくなどのお客様にかかる手間を軽減することができます。 通常は、診断情報を取得する必要はありません。診断情報の取得は、管理者より指示があった場合のみ 行ってください。 5.1.1 診断情報を取得する 診断情報を取得する手順は、以下のとおりです。 1. 「Soliton KeyManager」のアイコンをタップしてください。 2. 図 5.1.1 が表示されます。<サポート>をタップしてください。 図 5.1.1 - 46 - 接続 3. 図 5.1.2 が表示されます。<診断情報取得>をタップしてください。 図 5.1.2 サポート 4. 図 5.1.3 が表示されます。適切な方法で診断情報ファイルの共有を行ってください。診断情報は ZIP 形式のファイルになっています。 図 5.1.3 操作の選択 端末に保存された診断情報は、図 5.1.2 で<診断情報削除>をタップすることで削除することができま す。 - 47 - 5.1.2 診断情報の送付先と取り扱いについて 診断情報ファイルのアップロード先について 弊社へお送りいただく診断情報ファイルのアップロード先は、弊社コンタクトセンターから管理者様へ ご連絡します。 個人情報の取り扱いについて 診断情報ファイルの送付にあたってご提供いただいた個人情報および自動収集した個人情報は、障害の 解析と回答をお送りするためにのみ使用し、それ以外の目的には使用いたしません。また、その取り扱い には十分な注意を払います。 弊社の個人情報取り扱いポリシーについては、以下をご参照ください。 http://www.soliton.co.jp/privacy/ 5.2 お問い合わせ 弊社の Web サイト(http://www.soliton.co.jp/)で、FAQ 情報など本製品に関する最新情報を提供し ていますので、ご参照してください。 株式会社ソリトンシステムズ コンタクトセンター URL :http://www.soliton.co.jp/contact/index.html e-mail :[email protected] なお、本プログラム(無償提供)に関するサポートは、 「NetAttest EPS」および「NetAttest EPS-ap」 、 または「NetAttest EPS」および「ID Manager」のサポートサービスに契約していることを条件として 対応させていただきます。また、お客様が本プログラムを使用することによって被った不利益について弊 社は一切の責任を負わないものとします。 - 48 - Android 版 Soliton KeyManager V1.2 2016 年 10 月 31 日 説明書 第1版 〒160-0022 東京都新宿区新宿 2-4-3 http://www.soliton.co.jp/ Copyright © 2013-2016, Soliton Systems K.K., All rights reserved. 本書に記載されている情報、事項、データは、予告なく変更されることがあります。 本書に記載されている情報、事項、データは、誤りがないように最善の注意を払っていますが、本書に 記載されている情報、事項、データによって引き起こされた遺失行為、傷害、損害等について、弊社は一 切、その責任を負いません。 本書の一部または全部について株式会社ソリトンシステムズの承諾を得ずに、いかなる方法においても 複写・複製・転載・加工等これらに類する行為を禁じます。
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