定年後再雇用の賃金問題と企業対応策

臨時セミナー
主催 一般社団法人新潟県経営者協会
注目判決!長澤運輸事件(一審)はこう読む
定年後再雇用の賃金問題と企業対応策
―元裁判官の弁護士が背景から対応策までをわかりやすく解説―
・「長澤ショック」の背景を理解する
・定年後再雇用者に労働契約法20条が適用された本判決の問題点を学ぶ
・長澤運輸事件(一審)を踏まえて、今後の定年後再雇用における紛争回避策を学ぶ
-CONTENTS1.
「長澤ショック」の正体とは
5.本件の賃金格差は果たして不合理なのか
1)予想外の法律解釈と判断基準の定立
2)高年齢者雇用確保措置との関係
3)日本企業の一般的な賃金カルチャーを否定?
1)業務と異動範囲に変化がない場合、
企業の合理性立証はきわめて困難
2)労使協議による改善は評価されず
3)個別合意も異議の留保により評価されず
4)ブラック企業とは程遠い高水準賃金でも敗訴
2.事案の概要と4つの争点
1)運送会社のドライバーが「定年前後で賃金2割減」
の合理性を問う ~業務と異動範囲に変化なし~
2)
「期間の定めがあることにより」生じた賃金格差か
3)労働契約法 20 条の不合理性の判断基準
4)本件の賃金格差は果たして不合理なのか
5)労働契約法 20 条に違反するとどうなるのか
3.
「期間の定めがあることにより」生じた格差か
1)「有期だから」ではなく「定年後再雇用だから」のはず
2)
「期間の定めの有無に関連して」と解釈した本判決
3)行政通達と類似法令の解釈を参照すると・・
4.労働契約法 20 条の不合理性の判断基準
1)パートタイム労働法の引用は適切か
2)企業側に不利な立証責任の転換
3)「程度にかかわらず」労働条件の相違はNG?
6.労働契約法 20 条に違反するとどうなるのか
1)同条自体に補充的効力はない
2)無効になった部分を埋めるのは就業規則の合理的解釈
7.派遣社員等への影響と今後の企業対応策
1)格差社会における「平等」観を問う
2)
「同一労働同一賃金」との関係は?
派遣社員など周辺への影響は?
3)本判決の影響を受けやすいのはこんな企業
4)すぐに動くべき?対応のタイミングを計る
5)検討すべき制度変更とそのリスク
6)関連判例の紹介
8.質疑応答
※受講者の皆様には、控訴審判決後、その要旨と講師コメントをお送りいたします。
平成28年11月2日(水)14時00分~16時00分
開催日時
会
場
経協会館3階ホール(新潟県経営者協会)新潟市中央区川岸町1-47-3
講師
弁護士
木野 綾子
氏
平成6年早稲田大学卒業。平成9年司法研修所卒業(49 期) 東京地方裁判所
に判事補として任官。以後、土浦、東京、豊橋の順で各地の裁判所に勤務。
平成 22 年3月千葉地方裁判所を最後に退官し弁護士の道を歩む。同年 4 月弁護
士登録(第一東京弁護士会)。多くの裁判の経験から民事訴訟の合理的な進め方や
訴訟回避策を企業側に指導している。
受
講
料
一
般
会員会社
5,400円
2,160円
(1名・消費税込)
(1名・消費税込)
定
員
60名
下記申込書にて FAX(025-267-2310)または
申 込 方 法 ホームページ(http://www.niigata-keikyo.jp)よりお申し込みください。
※受講票は発行いたしません。定員に達し、受講できない場合はご連絡いたします。
平成28年10月26日(水)
申 込 締切 日
※受講料は 10 月 26 日までに納入願います。
※お申し込み後のキャンセルにつきましては、当日の取り消し(欠席を含む)のみキャンセル料とし
て受講料の全額を申し受けます。その場合、資料等を後日送付いたします。
振
込
口座名:「一般社団法人 新潟県経営者協会(シャ.ニイガタケンケイエイシャキョウカイ)
」
第四銀行・白山支店 普通預金№0173179 北越銀行・古町支店 普通預金№583391
先 大光銀行・新潟支店 普通預金№314069
※振込手数料は貴社にてご負担をお願いいたします。
※領収書は発行いたしませんので、必要の場合はご連絡ください。
備
考 ・駐車場がございませんので、お車でのお越しはご遠慮ください。
お 問 合 せ (一社)新潟県経営者協会 事務局 ℡(025)267-2311
(一社)新潟県経営者協会
行 FAX
(025)267-2310
臨時セミナー申込書(11/2)
会
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所
在
地
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絡
所属・役職
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