大会特別規則 第 1 条(スクラッチ・レース)

大会特別規則
第 1 条(スクラッチ・レース)
(1)認められる事故が起こった場合、4 周回のニュートラリゼーションを与える。ニュートラ
リゼーションを与えられた競技者は、最後の 3 周回の間にトラックに戻ることはできない。
(2)番号付きヘルメット・キャップを使用する。
(3)スタート位置は下図例のように行う。1番選手以外のホルダーは各チームで行う。ヘルメ
ット・キャップ1番から奇数番の選手はインレーンから、2番以降偶数の選手はアウトレ
ーンからスタートする。ホイッスルの後、各チームのホルダーは競技役員の指示があるま
で動かないこと。
(例)
②
④
⑥
⑧
⑩
○
○
○
○
○
出場選手20名
←進行方向
スタートリスト1番
発走員がホールドする。
①
③
⑤
1 番 以外の選手のホルダーは、各チームが
担 当 する。
スタートリスト奇数の選手はインレーンから、
偶数の選手はアウトレーンからスタートする。
⑦
⑨
○
○
○
○
○
(4)距離は、
「Aクラス」8km、
「Bクラス」6km、
「Cクラス」4km とする。
第 2 条(インディビデュアル・パーシュート)
(1)タイムのみを成績として考慮する。
(2)スタートにはスターティング・マシンを使用する。
(3)距離は、
「Aクラス」3 ㎞、
「Bクラス」
「Cクラス」2 ㎞とする。
(4)スタート位置の周長補正を実施し、計時する。
第 3 条(エリミネーション)
(1)中間スプリントは、1 周回ごとにおこなう。
(2)番号付きヘルメット・キャップを使用する。キャップ番号は、その時におけるオムニアム
順位に基づくものとする。
(3)スタート位置は、スクラッチ・レースに準ずる。
第 4 条(タイム・トライアル)
(1)ホーム・バックによる 2 者同時スタート方式を採用する。
(2)スタートにはスターティング・マシンを使用する。
(3)スタート位置の周長補正を実施し、計時する。
(4)距離は、
「Aクラス」
「Bクラス」1km、「Cクラス」500m とする。
第 5 条(フライング・ラップ)
(1)フィニッシュラインから 1 周回(333m)のタイム・トライアルで実施する。
(2)助走と計時周回を含む距離は、2.5 周回とする。
(3)出場選手のホルダーはチームで行なう。チームから出せない場合は、発走員に申し出るこ
と。
第 6 条(ポイント・レース)
(1)ニュートラリゼーション、落車により復帰できなかった場合の処置については、スクラッ
チ・レースに準ずる。
(2)番号付きヘルメット・カバーを使用する。(エリミネーションに準ずる)
(3)スタート位置は、スクラッチ・レースに準ずる。
(4)距離は、
「Aクラス」20km、
「Bクラス」16km、「Cクラス」10km とする。
第 7 条(クラス分け)
(1)推薦書に記載された競技歴、申請タイムを基に主催側で「クラス分け」をおこなう。
(2)クラス編成発表後に、WEB公開した「クラス分け」のスタートリストに対して意見を聴
取する申し入れ期間を設定する。意見聴取後に確定版のスタートリストを公開する。
第 7 条(ギア比)
本大会のギア比制限を、エリート、ジュニア問わず 7.93mとする。
第 8 条(賞典)
(1)ジュニア自転車体験教室は、参加者へ記念品を授与する。
(2)チャレンジ・ザ・バンク in 防府競輪場は、参加者へ記念品を授与する。
(3)第 3 回西日本地域自転車競技オムニアム普及大会は、各種別の累積総合成績の 1 位から 3
位までに、メダル及び表彰状を授与する。
第 9 条(使用機材)
(1) 競技規則第 16 条を遵守すること。身体形態的理由の場合でも事前に部品の交換等を行い規
則に従うこと。
(2) ヘルメットはJCF公認又はJKAの認めたヘルメットとする。公認エアロヘルメットは、
フライング・ラップ、インディビデュアル・パーシュート、タイム・トライアルのみ使用を認
める。練習での使用は認めない。
第 10 条(服装)
所属チームが(公財)日本自転車競技連盟及びその加盟団体に登録しているユニフォームを
着用すること。
第 11 条(救急処置)
大会競技中の負傷疾病については、現場における応急処置は主催者で用意するが、以後の処
置については参加者自身の責任によって行うこと。
第 12 条(その他)
(1) カウントダウンは、ホーム、バックのどちらかの選手が自転車をスターティング・マシンに
装着した段階で30秒のカウントダウンを開始する。
(2) フィールド内での選手への指示は各チーム 1 名のみとし、ホーム側は第 1 コーナー付近、バ
ック側は第 3 コーナー付近においてのみ認める。
(3) 走路へのオイル付着による事故防止の観点から、トラック・レースでのウォームアップオイ
ルの使用は禁止する。
第 13 条(表彰式)
表彰式の服装は、競技規則第 26 章とする。
第 14 条(異議申し立て)
競技に関わる裁定は、コミッセール・パネルの決定が最終であり、異議申立てをすることは
できない。
第 15 条(ボディ・ナンバー)
区
分
ボディ・ナンバー
Aクラス
トラック
Bクラス
白地に黒数字
Cクラス
ボディ・ナンバーの装着は下図のとおり、2枚とし、安全ピンで4箇所以上を固定すること(両
面テープ等の使用は不可)
。さらに、規定の大きさを縮小・変形させないこと。肩の番号は、ト
ラック内側から番号が判別できるように装着すること。