1 修正された問題

momentum Probe Type-R/C version 4.12 build-A03E Release Notes
Release Version: momentum Probe Type-R/C version 4.12 build-A03E
Release Date:2016/10/31
1 修正された問題
・Bug #120120537: uninstall.sh data 実行直後は ps_storepcap が動作できない
【概要】データが削除された結果、監視対象となる SEM_IN 以下のサブディレクトリが
一時的に消失するため、以降の定期チェックが失敗する。
・Bug #120120131: uninstall.sh - 削除と期待されるファイルが削除されない
【概要】uninstall.sh を実行後、/etc/init.d からのシンボリックリンクが一部残ってしまう。
・Bug #120120824: PSS - ps_binsrv に大量のアクセスを行うと ps_binsrv がクラッシュする
【概要】継続的な大量アクセスによりメモリリークが顕在化しクラッシュが発生する。
・Story #120120711: 脆弱性対応:
【概要】openssl(CVE-2016-2108、CVE-2016-2105、CVE-2016-2106、CVE-2016-2109、
CVE-2016-2107)に対応
・Story #120120712: 脆弱性対応:
【概要】glibc(CVE-2015-7547)に対応
・Story #120120715: 脆弱性対応:
【概要】ntp(CVE-2016-1550、CVE-2016-2517、CVE-2016-2518、CVE-2016-1548、
CVE-2016-1549、CVE-2015-7978、CVE-2015-7977、CVE-2015-7979、CVE-2016-1547)
に対応
・Story #120120713: rpm 更新:bash-4.1.2-40.el6.x86_64
【概要】システムの安全性を向上させるため rpm を更新
・Story #120120714: rpm 更新:openssh-5.3p1-118.1.el6_8.x86_64
【概要】システムの安全性を向上させるため rpm を更新
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2 追加された機能
・Feature #120120649: 新しいロケール (zh-tw) の追加
【概要】台湾の一般言語(繁体字)への対応を行った
・Feature #120120747: rotation_export 機能の追加
【概要】momentum Storage を利用した長期間のデータ保全において、データ管理を自動で実施しても
問題ない場合、データ転送を自動ローテーションさせることができる機能を追加した
3 既知の問題
◆次期バージョンで改修予定
・Story #120121052: 脆弱性対応:
【概要】openssl(CVE-2016-6304, CVE-2016-2183, CVE-2016-6302, CVE-2016-2182,
CVE-2016-2180, CVE-2016-2177, CVE-2016-2178, CVE-2016-2179, CVE-2016-2181,
CVE-2016-6306)の対応
◆その後のバージョン以降で改修予定
・Bug #120117804: ユーザ名に HTML タグを含めることができる
【詳細】ユーザ名の編集時に HTML タグを含んだ文字列を入力すると、表示が HTML タグの影響を
受けて出力される。実機能としての支障は生じない
【ワークアランド】なし
【対応】次期バージョン以降で改修予定
・Bug #120117982: affinity にマスクを指定してもデフォルト値が表示される。(ps_storepcap)
【詳細】タイミングによって発生する事象だが、表示の問題のみで機能的な問題は発生しない
【ワークアラウンド】再表示させてみて正しい状態と思われる表示が出ることを確認する
【対応】次期バージョン以降で改修予定
・Bug #120119573: 2port のキャプチャリングサイズを 4GB などに設定すると logger-capture
サービスの起動が失敗する
【詳細】port1、port2 ともに 2GB を指定している場合問題発生しないが、それ以外の組み合わせで
設定を行うと、組み合わせによってはサービス再起動時に失敗してエラーが出力される
【ワークアラウンド】port1、port2 ともに 2GB を指定する
【対応】次期バージョン以降で改修予定
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・Bug #120120122: 設定ファイルに規定範囲外の値がセットできてしまう
【概要】データエクスポートのサービス起動中に AGING_MIN ファイルの設定値を変更すると
仕様で決められた範囲外の値を設定できてしまう
【ワークアラウンド】AGING_MIN 設定変更時は必ずサービスを停止した後に実施する
【対応】次期バージョン以降で改修予定
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