「2017 年 3 月期 第2四半期決算説明会」主な質疑応答 日時

「2017 年 3 月期 第2四半期決算説明会」主な質疑応答
日時:2016 年 11 月 1 日(火)10:30~11:30
場所:新丸の内ビルディング 20 階
登壇者:取締役副社長執行役員 飯塚 久夫
取締役執行役員 山田晃久
●足元の業況と今後の見通しについて
Q. 加盟店舗数の増加のうち、地方での増加の効果が大きいとのお話があったが、自治体との連携協定が効果として
表れているのか?
A. 連携協定が直接的に加盟店舗数や売上の増加に寄与しているわけではないが、自治体の方々が当社の地域振
興に関する取り組みに共感し、共に取り組んでいくことで、地方のユーザーや飲食店に対する当社の存在や活動目
的の認知拡大につながっている。
Q. 営業所の新設など地方展開を重視されているが、これまでに新規進出したエリアで顧客である飲食店からのフィード
バックはどのようなものが上がってきているのか?満足度や、よく利用されているサービスの状況は?
A. 良い評判を頂いていると認識している。インバウンド施策をはじめとした当社の多面的な支援に期待して頂けている
ようだ。今年の 7 月に開設した愛媛営業所を例にすれば、松山市長が当社の東京本社をご訪問くださるなど、当
社の取り組みが地域発展の一助になるものと自治体からも期待を頂けている。
Q. 足元でスポット受注の積み上がりに遅れが見られるとのことだが、予算に対して遅れているのか?それとも、前年と比
較して遅れているのか?
A. 予算に対して遅れている。
Q. 下期の営業利益が想定に対して 7 億円下回る見通しだが、その 7 億円の内訳は?
A. 営業利益の変動要因は説明会資料 11 ページに記載のとおり。
●ウェブ予約について
Q. 8 月に実施したウェブ予約システムリニューアルの内容とは?予約台帳の機能や、他媒体の予約との連携機能など
は搭載しているのか?
A. どのテーブルに何時から予約が入っているのか一目で分かる管理画面へとリニューアルし、予約台帳として空席確認
やオーバーブッキングの防止にも活用してもらえるようになった。現時点において、他媒体の予約との連携は考えてい
ない。
Q. ウェブ予約の促進に費用を追加投下するとのことだが、具体的にどのような施策を行うのか?
A. 8 月に実施したウェブ予約システムのリニューアルでは、店舗側の利便性を改善すると同時に、ユーザーに対してはプ
ラン予約の利便性向上や、スマホからの使いやすさの改善を行った。これらの改善を施した当社のウェブ予約システ
ムをより多くのユーザーに使ってもらうために、広告費用を投下していく。
Q. プラン予約の内容は、御社の営業担当者が飲食店と一緒に考えて作成しているのか?
A. そうだ。
Q. スポット型売上において、ネット予約手数料が増加しているとのことだが、新規で加盟する飲食店と、既存加盟店の
どちらで増加しているのか。
A. 当社のウェブ予約システムは基本加盟契約を結ぶ全ての加盟店に利用して頂けるようにしており、新規・既存に関
わらず利用が増加している。
Q. 「食べログ」が予約での課金を始めたが、影響はあるか?
A. 今のところ特に影響はない。
●「ぐるなび外国語版」について
Q. 「ぐるなび外国語版」において、トリップアドバイザーや百度(バイドゥ)と連携した効果はどのように表れているの
か?
A. 流入の増加など具体的な連携の成果については、今後表れてくるものと期待している。
Q. 「ぐるなび外国語版」が新規獲得につながっているとのお話があったが、具体的な事例はあるか?
A. 営業の現場では、「ぐるなび外国語版」がきっかけとなり、これまで接点のなかった飲食店とのアポイントが入るように
なっている。
●中期経営計画について
Q. 下期から中期経営計画への取り組みを加速するとのお話があったが、具体的にどのような施策に取り組むのか?
A. 今後の事業領域拡大に備えて、人材の確保のほか、社内体制やシステムの整備に取り組む。具体的には、営業
の社内業務の効率化や、当社に蓄積されている飲食店や生産者、ユーザーなど多岐に渡るデータを統制するシス
テムの整備など。
また、昨日(10/31)「ぐるなびデリバリー Premium」をリリースした。これは、従来のデリバリー事業で製薬会社
の営業向けに取り扱ってきた高価格帯弁当を、企業での会議用、家庭での特別な日の食事用として、顧客層を
拡大して展開する新たなサービスだ。
Q. 中期経営計画について、順調な滑り出しとのコメントがあったが、どのような面で順調なのか?
A. 先ほど申し上げたとおり、新たな事業領域にチャレンジするにあたり、人やシステムが横で連携し有機的に動くことが
できるよう、体制面の整備が順調に進み始めている。例えば、関連事業においては EC の共通基盤システムの構築
を進めているところだ。
Q. 滝会長が企画開発本部長に就任するとのリリースがあったが、人事異動の背景は?
A. 中期経営計画の実現に向けてアクセルを踏むために、創業者であり会長の滝自身が陣頭指揮を執り社員の士気
を高めたいとの狙いがある。
以上