49V型を縦に3台並べた83インチ相当のインタラクティブサイネージが

デジタルサイネージ 導入事例
アドアーズ株式会社
49V型を縦に3台並べた83インチ相当のインタラクティブサイネージが、
海ほたるパーキングエリアの顔として施設に貢献。
千葉県トップ3の観光入込客数を誇る海ほたるパーキングエリアに店舗を構えるアミューズメント施設アドアーズアクアライン店では、既設のインタラクティブサイ
ネージのリプレースを実施。プロフェッショナルディスプレイ49V型TD-Z493を縦に3台並べたインタラクティブサイネージは、83インチ相当の大きさとなり、通
りかかる人が足を止め、お客様を笑顔にさせる楽しさいっぱいのインタラクティブサイネージを提供しています。
設立から50期目を迎えるアドアーズ株式会社は、総合エンターテインメント事業、店舗サブリース事業、
不動産事業、商業施設建築事業からなり、多岐にわたる事業を展開しています。主力事業の総合エンタ
ーテインメント事業では、首都圏駅前を中心にゲームセンターやカラオケ等の多様なジャンルのアミュー
ズメント施設を運営しています。
User Profile
導入商品
プロフェッショナルディスプレイ
TD-Z493×3台 ●
店舗営業部
店舗戦略グループ
係長
荻原 史郎 氏
アドアーズ株式会社
設
立 :1967年
所 在 地 :東京都港区虎ノ門1丁目7番12号
資 本 金 :4,405,000,000円
グループ従業員数:943名 選定のポイント
●
●
●
継ぎ目が目立ちにくいベゼル幅の細さ
コストパフォーマンスの高いマルチスクリーンの構築が可能
日あたりがよく明るい場所でも鮮明な映像表示を実現
導入の経緯
老朽化した既設のインタラクティブサイネージのリプレースを実施
首都圏を中心に50の店舗が運営されているアドアーズでは、アドアーズアクアライン店にだけ55V型のインタラクティブ
サイネージが導入されていました。しかしながら1∼2年を経過した頃には画面が暗くなり、半屋外の明るい環境下では耐え
られないレベルとなりました。駐車場から4階のショッピングフロアにエスカレーターで上がると、目に飛び込みやすい場
所に設置されたこのサイネージが暗いままでは海ほたるの顔としてふさわしくなく、55V型の大きさではインパクトが弱い
といったことからガラス1面を埋め尽くすほどの大きなサイネージにリプレースする企画が持ち上がりました。
デジタルサイネージ 導入事例
アドアーズ株式会社
導入時の課題と要望
高さ200cm×幅120cmのガラス一面に入る大きなディスプレイを探していた
「導入検討当初は、80V型1枚のディスプレイを設置することを考えていたのですが、急ぎで導入したかったこともあ
り、価格と納期の面で見送りとなりました。」
(荻原氏)
既設の縦向き55V型のインタラクティブサイネージの上部には、身長120∼140cmの子どもの目の高さに合わせカメ
ラが設置されていました。80V型の場合、カメラが上の方に設置されてしまい、見上げた映像となって、臨場感が出ませ
ん。一方、50V型くらいのディスプレイを縦に3台並べれば下から1段目と2段目の継ぎ目にカメラを設置でき、ちょうど
子どもの目の高さに置けます。そこで、ディスプレイを3分割した時に気になるのがベゼル幅。
「いろいろなディスプレイ
を探してきましたが、ベゼル幅が2cm近くもあり、かっこ悪いな、でもしょうがないかなと思っていたところ、TD-Z3シ
リーズが発売されました。ベゼル幅も細く、目立ちにくい、まさに好都合で我々が求めていたもの。これでいこうと決め
ました。」と荻原氏はいいます。
カメラ
選定のポイント
縦3分割での映像表示とコストパフォーマンスの高いマルチ画面の両立
「縦画面用に作られた従来のソフトを縦3分割にした時、問題なく動作するかどうかが課題でした。」(荻原氏)。縦3分
割で動作するようになるまで時間がかかりましたが、この課題を解決するために3回ショールームまで足を運んだこと
で、問題の解決に至りました。
「画像を3分割するには、間にコンバーターを入れなければいけないと思っていましたが、
不要だったのが良かった。機能が進化したなと思いました。」(荻原氏)
ベゼル幅に関しては、マルチスクリーン対応狭額縁ディスプレイのようにもっと細い製品がありますが、TD-Z3シリーズ
の画質は上位機種に劣っておらず、コスト面も手頃であるため、これも決め手のひとつとなりました。
導入効果と将来の展望
海ほたるパーキングエリアの顔として、お客様の認知度を上げ、施設に貢献していきたい
2016年8月からリニューアルしたインタラクティブサイネージの運用を開始。
「このインタラクティブサイネージを見ると
お子様が走り寄ってきて、楽しそうにガラスを触りはじめます。今までと明らかに反応が違い、大画面にして良かった。」
と荻原氏はいいます。インタラクティブサイネージに反応するのは小さなお子様だけでなく、一緒に訪れたご両親やお
年寄りの方々まで幅広い世代のお客様を楽しませています。南向きに設置されたインタラクティブサイネージは、午前
中の日差しが強い時間帯でも輝度が高いので、日当たりがよく明るい場所でも映像が鮮明に見えるようになったことも
好評をいただいています。
「3種類のコンテンツが切り替わる際に、自社のイメージ画像を入れていますが、ショッピングフロアの入口という立地
から全テナントの広告を流し、広告塔として活用していく計画もあります。コンテンツが切り替わる際に10∼20秒の広
告を流せる仕組みを構築しており、現在はランニングテストを実施しています。ただ広告を流しているだけでは人目を引
きませんが、目の前を通る際に鈴の音などが流れるので、お客様を立ち止まらせます。さらに画面に映っている音符を
触るとドレミの音が出るため、コンテンツが切り替わる際に広告を見せることで、効果的に宣伝することができます。」
(荻原氏)
50期目を迎えるアドアーズは、建築後長い年月を経過した店舗が増えてきています。周りの店舗も派手になってきてお
り、その中で目立たせるにはデジタルサイネージの活用がポイントとなります。
「看板は、一度作ったら交換するのにコ
ストがかかりますが、デジタルサイネージは長期的に考えれば使いやすい、1画面だけでなく分割、組み合わせを考えれ
ばもっと大きいものも作れます。」(荻原氏)
アドアーズは、もっとお客様に喜んでもらうためにはどうしたらいいかを常に考え、施設への貢献と併せ、新たな試みは
まだまだ続いていきそうです。
※本文に記載されている社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。
お問い合わせ
東芝映像ソリューション株式会社
〒210-8543 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1
TEL:044-331-7324(代表)
(受付時間 9:00∼17:00 土・日・祝日及び当社休業日を除く)
URL:https://www.toshiba.co.jp/vs/
Copyright ©2016 TOSHIBA VISUAL SOLUTIONS CORPORATION. All Rights Reserved.