石巻市共助型復興公営住宅の整備方針について

石巻市共助型復興公営住宅の整備方針について
1 整備目的
計画戸数4,500戸として整備を進めている復興公営住宅について、平成28年
9月末時点で2,715戸の入居が開始され、平成28年度末においては、計画戸数
の約80%にあたる3,639戸が完成する見込である。
仮設住宅等から復興公営住宅への入居が進む一方、事前登録制度において入居を希
望しながらも入居する住宅が決定していない世帯が約620世帯いる状況であり、そ
のうち約20%にあたる約130世帯が60歳以上の高齢単身世帯となっている。
本市が整備する復興公営住宅については、全住戸においてバリアフリー対応、緊急
通報装置の設置等高齢者に配慮した整備を行っている。しかし、入居後、特に高齢単
身者においては、自立した生活を送りながらも引きこもりや孤独状態に陥ることが懸
念されている。こうした背景から、高齢者に配慮した整備を行うことに加え、入居者
同士が見守り、助け合う環境が創出される住宅供給を目的に共助型住宅の整備を行う。
2 整備内容
当該住宅は、東日本大震災より被災された方が再建する恒久的な住宅であり、入居
者それぞれが自立した生活を送る公営住宅の整備を行うことが基本的な整備方針とな
る。その機能を確保しながらも共用空間を介してコミュニティを形成し、入居者同士
が見守り、助け合うことができる住宅の整備を行う。
また、将来的に入居者の高齢化が
住戸
想定され、LSA(ライフサポート
住戸
住戸
アドバイザー)の配置等も視野に入
れ、共用空間の整備を行う。
住戸
住戸
3 整備手法
共用空間
玄関
住戸
住戸
復興公営住宅の整備にあたっては、宮城県代行、UR建設要請、民間買取等様々な手法
を活用してマンパワーの軽減を図りながら整備を進めている。共助型復興公営住宅の整備
にあたっては、共用部・住戸部の配置計画、共用空間の活用等民間事業者のノウハウ、ア
イディアを活用して整備を進めるため、今回、プロポーザル方式同等の石巻市公募型買取
市営住宅制度平成28年度第2回募集により民間買取の手法による整備を行う。
4 先行事例

福島県相馬市「井戸端長屋」4団地58戸(東日本大震災)

兵庫県「ひょうご復興コレクティブハウジング」7団地232戸(阪神淡路大震災)