Vol.5 2016.10.27 松井 健

報道機関各位
Vol.5 2016.10.27
追手門学院大学は、報道関係の皆様に対して、最近の研究活動の中から各種情報をお届けして参ります
情報を
報道関係の皆様にを毎月お届けしてまいります。
松井 健
追手門学院大学
基盤教育機構
ガンバ大阪 新スタジアム (市立吹田サッカー
スタジアム) で大学生がファン・サポーター
調査を実施。
10 月 29 日(土)にガンバ大阪のホームスタジア
教授
45%、女性は約 20%となり、前出の「スポーツ基
本計画」で今後 5 年間の施策目標として示された
65%を大きく下回っていることがあきらかとなり
ました。
ム(市立吹田サッカースタジアム)にて行なわれ
る新潟戦の会場でガンバ大阪のファンならびにサ
ポーターを対象に追手門学院大学の学生が来場者
調査を行ないます。
(n=503)
男性
女性
普段よくスポーツを観ている(観る)
97.0%
90.1%
普段よくスポーツを行なっている(する)
45.5%
20.2%
6.5回
5.9回
3.0%
0.4%
1ヶ月あたりの実施回数(平均)
本調査は 2015 年 11 月 22 日に万博記念競技場
普段よくスポーツのボランティアをしている(支える)
(旧ホームスタジアム)にて、ファン・サポーター
プロクラブの貢献によって「観る人」が「する
の観戦における頻度・動機・魅力、ホームスタジア
人」にもなり、地域の運動・スポーツの機運が高ま
ムへのアクセス、自身の日常スポーツ活動、スタ
ることが期待される中で、今年度も同様の質問項
ジアムでの楽しみなどの視点から明らかにするこ
目で経年の変化を確認すると共に、ガンバ大阪と
とを目的に実施した調査の 2 回目で、前年からの
追手門学院大学が共同して地域に貢献する為の具
経年比較や新スタジアムになったことでの変化な
体的な手がかりを探ります。また、新スタジアム
どを確認できることが期待されます。
利用で不便を感じていることなども盛り込みガン
バ大阪への改善提言にもつなげていきます。
「観る」スポーツから
「する」
「支える」スポーツへの貢献が課題
前年の調査ではこれまで焦点が当てられなかっ
松井 健(マツイ タケシ) プロフィール
追手門学院大学
たファン・サポーター自身の日常スポーツ活動の
状況や興味について明らかにしました。(サンプル
基盤教育機構
教授
スポーツ研究センター センター長
日本水泳連盟 科学委員会
委員長
数 503 人)
文部科学省が 2012 年の「スポーツ基本計画」で
【調査概要】
打ち出している「観る」
、
「する」
、
「支える」の 3 つ
実施日:2016 年 10 月 29 日
の視点で分類したところスポーツを「観る」につ
実施場所:市立吹田サッカースタジアム
いては男女とも 90%を上回った。一方、スポーツを
対象者:試合に来場したガンバ大阪のファン・サポーター
「する」については、男性は半数に満たず、女性は
調査方法:自記式アンケート調査
20%に止まりました。また、スポーツを「する」と
目標サンプル数:500
回答した人のうち、1ヶ月あたりの実施回数は男
調査結果の公表:11 月中旬にガンバ大阪への情報提供
性が 6.5 回、女性が 5.9 回でした。これを週 1 回
スポーツ研究センター紀要への投稿(2016 年度末発行予定)
スポーツ「する」人の割合に変換すると、男性は約
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追手門学院 広報課 tel:072-641-9590 足立・坂倉・塩田
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