平成 28 年度 加齢化支援研修会 開催要項

平成 28 年度
1.目的
加齢化支援研修会
開催要項
社会の少子高齢化が進むのと並行して、知的障がい者の加齢化・高齢化も進んでい
ます。平成 26 年度全国知的障害児者施設・事業所実態調査報告書によれば、施設
入所している知的障がい者の 60%以上、生活介護事業を利用しているうちの 50%
以上が 40 歳以上の方々となっており、年齢を重ねるにしたがって、その支援には、
青年期、壮年期とは異なる考え方、方法、技能が求められるようになります。老化
現象が現れ、機能低下が進む知的障がい者に、いかに適切な環境を整え、介護を提
供するかが問われます。しかし、多くの施設、事業所では、どのように対応を進め
るか、試行錯誤をくり返しているのが現状です。
本研修会は、加齢化・高齢化した利用者を支援する現場スタッフにとって、その支
援の基本的考え方を理解し、現場で役立つ支援方法を考えるきっかけづくりになる
ことを目的に開催します。
2.日時
平成 28 年 11 月 30 日(水) 10:00~17:30
3.場所
かでる 2.7 ホール(基調講演、実践発表)
大会議室、520 研修室、730 研修室(ショートセッション)
〒060-0002 札幌市中央区北 2 条西 7 丁目 (TEL011-204-5100)
4.参加費
2,000 円/人 ※当日、ホール前の受付にて申し受けます。
5.申し込み
別添申し込み書によりファックスでお申し込み下さい。
及び〆切
申し込み〆切:平成 28 年 11 月 21 日(月)
(定員に達し次第締め切ります。)
6.定員
280名
7.参加対象
北海道知的障がい者福祉協会 会員施設職員
8.プログラム
9:30
受付
10:00
開会挨拶
10:05~12:00
基調講演
12:00~13:00
休憩
13:00~14:35
実践発表
14:35~14:55
休憩(ショートセッションへ移動)
14:55~17:25
ショートセッション
17:30
各ショートセッション会場にて終了
9.内容
〇基調講演 「老化現象の理解と認知症支援の基本」
講師:特別養護老人ホームつれづれの郷(北斗市) 施設長 清水修一氏
〇実践発表
「認知症のダウン症利用者への支援」 侑愛荘 支援員 釣谷聡氏
「老後のより良い生き方探し」 大江学園 サービス管理責任者 津司育子氏
「ADL 機能の低下した利用者支援について」
ライフサポート美唄 サブリーダー 吉田麻美氏
「個人の食事を見つめて」 共栄 管理栄養士 太田大地氏
〇ショートセッション
第 1 セッション
14:55~15:35(終了後 15 分休憩・会場移動)
第 2 セッション
15:50~16:30(終了後 15 分休憩・会場移動)
第 3 セッション
16:45~17:25(終了後各セッション会場にて総括、解散)
・第 1 ブース:
「適切なオムツの選定と使い方」
(4 階大会議室)
講師:ネピアテンダー株式会社札幌営業所 ご担当者
・第 2 ブース:
「介護技術の基礎」(4 階大会議室)
講師:札幌医学技術福祉歯科専門学校 ご担当者
・第 3 ブース:
「嚥下・摂食機能に合わせた食事形態の考え方」
(5 階 520 研修室)
講師:日清医療食品株式会社北海道支店 ご担当者
・第 4 ブース:
「高齢期にかかりやすい疾病と健康管理」
(7 階 730 研修室)
講師:社会福祉法人藻岩この実会ほっと相談センター管理者 勝見馥氏
※ ショートセッションは上記第 1~第 4 の各ブース同時に行い、1 セッション
40 分間で、同じ内容のセッションを 3 回くり返します。参加者はブースのテ
ーマで興味のあるものを 3 つ選択し、順次参加します。