第14回 制度・地方行財政WG 御説明資料 (地方行政関係)

資料5-2
第14回 制度・地方行財政WG
御説明資料
(地方行政関係)
平成28年10月27日
民間委託(事務事業)の実施状況(委託実施団体の比率)(平成27年4月1日時点)
都道府県
0.0%
○ 都道府県における委託実施状況は以下のとおりです。
○ 業務量が少ないため、専任職員を配置せず、非常勤職員等で対応している団体を除いた比率とな
ります。
20.0%
40.0%
60.0%
80.0%
100.0%
本庁舎の清掃
100.0%
本庁舎の夜間警備
100.0%
案内・受付
電話交換
公用車運転
0.0%
学校用務員事務
20.0%
40.0%
60.0%
80.0%
100.0%
34.1%
水道メーター検針
100.0%
道路維持補修・清掃等
100.0%
情報処理
庁内情報システム維持
100.0%
ホームページ作成・運営
100.0%
調査・集計
100.0%
97.2%
89.2%
91.5%
学校給食(調理)
100.0%
学校給食(運搬)
100.0%
委託率(%)【算出方法:委託実施団体数÷事業実施団体数(「全部直営かつ専任職員無し」除く)×100】
民間委託(事務事業)の実施状況(委託実施団体の比率)(平成27年4月1日時点)
指定都市
0.0%
本庁舎の清掃
本庁舎の夜間警備
案内・受付
電話交換
公用車運転
し尿収集
20.0%
○ 指定都市における委託実施状況は以下のとおりです。
○ 業務量が少ないため、専任職員を配置せず、非常勤職員等で対応している団体を除いた比率
となります。
40.0%
60.0%
80.0%
100.0%
100.0%
90.0%
0.0%
学校用務員事務
水道メーター検針
20.0%
40.0%
60.0%
80.0%
100.0%
40.0%
95.0%
100.0%
道路維持補修・清掃等
100.0%
ホームヘルパー派遣
100.0%
在宅配食サービス
100.0%
情報処理
庁内情報システム維持
100.0%
89.5%
90.0%
89.5%
一般ごみ収集
100.0%
学校給食(調理)
100.0%
学校給食(運搬)
100.0%
ホームページ作成・運営
調査・集計
95.0%
100.0%
委託率(%)【算出方法:委託実施団体数÷事業実施団体数(「全部直営かつ専任職員無し」除く)×100】
民間委託(事務事業)の実施状況(委託実施団体の比率)(平成27年4月1日時点)
○ 市区町村における委託実施状況は以下のとおりです。
○ 業務量が少ないため、専任職員を配置せず、非常勤職員等で対応している団体を除いた比率と
なります。
市区町村
0.0%
20.0%
40.0%
60.0%
80.0%
100.0%
本庁舎の清掃
99.2%
本庁舎の夜間警備
97.8%
案内・受付
40.0%
60.0%
80.0%
100.0%
32.8%
水道メーター検針
98.7%
道路維持補修・清掃等
95.3%
ホームヘルパー派遣
98.9%
在宅配食サービス
99.9%
情報処理
庁内情報システム維持
98.8%
89.9%
公用車運転
86.5%
し尿収集
97.8%
一般ごみ収集
学校給食(運搬)
学校用務員事務
20.0%
86.2%
電話交換
学校給食(調理)
0.0%
96.3%
61.9%
88.6%
ホームページ作成・運営
94.4%
調査・集計
94.9%
委託率(%)【算出方法:委託実施団体数÷事業実施団体数(「全部直営かつ専任職員無し」除く)×100】
指定管理者制度の導入状況(制度導入団体の比率)(平成27年4月1日時点)
都道府県
0.0%
○ 都道府県における指定管理者制度の導入状況は以下のとおりです。
○ 導入率の算出方法は、制度導入施設数÷公の施設数×100となります。
20.0%
40.0%
60.0%
80.0%
体育館
100.0%
93.9%
競技場
89.6%
プール
0.0%
60.0%
80.0%
100.0%
76.6%
大規模霊園、斎場等
100.0%
92.6%
海水浴場
9.5%
60.0%
博物館
宿泊休養施設
100.0%
休養施設
96.7%
文化会館
キャンプ場等
98.5%
合宿所、研修所等
産業情報提供施設
54.9%
特別養護老人ホーム
展示場施設
見本市施設
48.9%
93.0%
64.9%
66.7%
97.7%
介護支援センター
100.0%
27.8%
福祉・保健センター
大規模公園
公営住宅
40.0%
駐車場
図書館
開放型研究施設等
20.0%
87.9%
67.2%
児童クラブ、学童館等
65.9%
85.7%
導入率(%)【算出方法:制度導入施設数÷公の施設数×100 】
指定管理者制度の導入状況(制度導入団体の比率)(平成27年4月1日時点)
指定都市
0.0%
20.0%
○ 指定都市における指定管理者制度の導入状況は以下のとおりです。
○ 導入率の算出方法は、制度導入施設数/公の施設数×100となります。
40.0%
60.0%
80.0%
体育館
100.0%
90.8%
競技場
64.8%
94.4%
33.3%
図書館
博物館
宿泊休養施設
20.0%
40.0%
60.0%
駐車場
大規模霊園、斎場等
プール
海水浴場
0.0%
80.0%
69.2%
28.7%
21.5%
43.3%
93.3%
公民館、市民会館
休養施設
51.6%
89.7%
文化会館
キャンプ場等
合宿所、研修所等
56.3%
84.5%
特別養護老人ホーム
展示場施設
見本市施設
89.3%
90.0%
開放型研究施設等
公営住宅
82.1%
66.7%
産業情報提供施設
大規模公園
100.0%
82.4%
介護支援センター
100.0%
福祉・保健センター
49.3%
60.4%
児童クラブ、学童館等
84.9%
71.3%
導入率(%)【算出方法:制度導入施設数÷公の施設数×100 】
指定管理者制度の導入状況(制度導入団体の比率)(平成27年4月1日時点)
○ 市区町村における指定管理者制度の導入状況は以下のとおりです。
○ 導入率の算出方法は、制度導入施設数/公の施設数×100となります。
市区町村
0.0%
20.0%
体育館
40.0%
60.0%
100.0%
36.5%
0.0%
20.0%
40.0%
駐車場
競技場
45.5%
プール
46.3%
海水浴場
80.0%
大規模霊園、斎場等
図書館
12.3%
博物館
宿泊休養施設
80.0%
100.0%
38.9%
20.7%
14.7%
27.0%
86.3%
公民館、市民会館
休養施設
21.2%
73.6%
文化会館
キャンプ場等
48.5%
58.3%
合宿所、研修所等
産業情報提供施設
46.4%
74.7%
特別養護老人ホーム
展示場施設
見本市施設
68.5%
61.2%
開放型研究施設等
52.7%
大規模公園
公営住宅
60.0%
49.8%
16.2%
介護支援センター
48.8%
福祉・保健センター
児童クラブ、学童館等
52.9%
22.5%
導入率(%)【算出方法:制度導入施設数÷公の施設数×100 】
窓口業務の民間委託、総合窓口化の実施状況について
窓口業務の民間委託の実施状況
導入団体数
全市区町村
(参考)経済・財政再生計画
改革工程表(抄)
(平成28年4月1日現在速報値※)
市区町村数
割合
278団体
1,741団体
16.0%
指定都市
16団体
20団体
80.0%
特別区
18団体
23団体
78.3%
中核市
26団体
43団体
60.5%
185団体
727団体
25.4%
33団体
928団体
3.6%
指定都市・中核市以外の市
町村
(※)内閣府通知で民間事業者に取り扱わせることができると整理された窓口業務のいずれかを委託している団体数
総合窓口の導入状況
(平成28年4月1日現在速報値※)
住民等からの各種申請等(戸籍・住民基本台帳業務、税証明、福祉業務等)に関する受付部署を複数部署から1部署
に集約し、例外的なケースを除きワンストップで対応が完結する取組。
導入団体数
全市区町村
市区町村数
割合
211団体
1,741団体
12.1%
指定都市
6団体
20団体
30.0%
特別区
6団体
23団体
26.1%
中核市
10団体
43団体
23.3%
113団体
727団体
15.5%
76団体
928団体
8.2%
指定都市・中核市以外の市
町村
KPI
(第一階層)
・以下の汎用性
のある先進的な
改革に取り組む
市町村数
窓口業務のアウ
トソーシング
【208⇒416】
総合窓口の導入
【185⇒370】
(いずれも2014
年10月現在
⇒2020年度)
(※)熊本県内市町村は平成27年度データ
第31次地方制度調査会「人口減少社会に的確に対応する地方行政体制
及びガバナンスのあり方に関する答申」の概要
Ⅰ 地方行政体制のあり方
・人口減少社会の中で、市町村が、地域経営の主体として、人口減少対策を講じつつ、引き続き持続可能な形で行政サービスを提供する必要。
・人口減少社会において、行政コストが増大する一方で資源が限られる中で、行政サービスを安定的、持続的、効率的かつ効果的に提供するためには、
あらゆる行政サービスを単独の市町村だけで提供する発想は現実的ではない。
1 広域連携等による行政サービスの提供
・平成26年の改正地方自治法により新たに設けられた連携協約等を活用し、地方圏や三大都市圏それぞれの特性に応じた方法により推進すべき。
・圏域内に、昼夜間人口比率が1以上の2つの中心的な市が隣接している場合(複眼型)においては、連携中枢都市になり得る。
・一定規模の圏域内に、規模・能力が一定以上の都市が複数存在するような場合には、連携中枢都市圏等以外の広域連携があり得る。
2 外部資源の活用による行政サービスの提供
・従来の地方公共団体間の事務の共同処理の仕組みの他に、市町村業務について効率的に処理する方策として、外部資源を活用し、かつ、共同
で行える仕組みを充実することも重要な選択肢の一つ。
・窓口業務のように、公権力の行使にわたるものを含めた包括的な業務について、地方独立行政法人の活用を制度上可能とすることも、
選択肢の一つ。地方独立行政法人を地方公共団体が共同で活用することも選択肢の一つとして考えられる。
以上のような地方行政体制を確立することが、人口減少対策を的確に講じることにつながる。
Ⅱ ガバナンスのあり方
・地方公共団体は、人口減少社会において合意形成が困難な課題について解決することが期待されている。
・住民の福祉の増進に努め、最少の経費で最大の効果を挙げるよう、地方公共団体の事務の適正性の確保の要請が高まる。
→ 長、監査委員等、議会、住民が、役割分担の方向性を共有しながら、それぞれが有する強みを活かして事務の適正性を確保することが重要。
1 長
・内部統制を制度化すべき
→全ての長に内部統制体制を整
備及び運用する権限と責任が
あることを明確化。ただし、具体
的手続きは団体の規模に配慮。
2 監査委員等
・監査の実効性や独立性・専門
性の向上
→地方公共団体共通の統一的
な基準の策定や監査委員の研
修を行うとともに、監査を支援す
る全国的な共同組織の構築等
が必要。
3 議会
・議会は議会としての監視機能を
適切に発揮すべき
→決算不認定の指摘事項に対す
る長の説明責任を果たす仕組み、
議選監査委員設置の選択制の
導入。
4 住民
・住民がチェックできるよう、透明性を確
保すべき
・ガバナンス全体の見直しとあわせて、
軽過失の場合の長等への責任追及
のあり方の見直しや違法性等を確認
する仕組みの創設、権利放棄の手続
の整備等の住民訴訟制度等の見直
しをすべき
これらの見直しは、地方公共団体に対する住民からの信頼を向上させ、人口減少社会に的確に対応することにも資する。
Ⅰー2 外部資源の活用による行政サービスの提供
外部資源
(1)
活用の
方向性
地方独立行政法人
・民間委託を進めていくことが有力な手段の一つ
・窓口業務のように、公権力の行使にわたるものを含めた包括的
・これまでの民間委託は単純定型的業務が中心。 な業務(※1)について外部資源を活用する場合には、地方独立
行政法人(※2)の活用を制度上可能とすることも、選択肢の一
(参考)本庁舎の清掃98%
つ。
・近年は、いわゆる窓口業務のうち法令に基づく
※1 住民異動窓口(転入届の受付かつ住民票の写しの交付)における業務フロー
申請の受付等の定型的業務も民間委託を活用。
図(市町村における運用の事例)
(参考)窓口業務の民間委託導入団体208団体(12%)
・しかし、一部に公権力の行使が含まれる場合に
は、一連の事務の一括した民間委託等が困難。
・市町村に強い関与が担保されていれば、市町
村が直接執行する必要は必ずしもない。
※2 地方独立行政法人
・市町村が業務に対して強く関与することが可能
・具体的な業務執行は法人の自主性・自律性に委ねられ、迅速な意思決定や、業
務のノウハウの蓄積、職員の専門性の確保、柔軟な人事運営等のメリットが期待
できる
市町村
設立
公権力の行使を含めた包括的な業務
(2)
共同活用
地方独立行政法人
公権力の行使を含めた包括的な業務
(1) 市町村間の広域連携が可能な地域
・現行の事務の共同処理の方法に加えて連携手
法の選択肢を増やすため、業務執行について、
外部資源を活用し、かつ、共同で行える環境を
整備すべき。
・連携中枢都市等が設立した地方独立行政法人に、近隣市町村
が特定の事務を処理させる方法も選択肢の一つ。
(2) 市町村間の広域連携が困難な地域
・都道府県の補完を行うためには時間を要する事
務やコストが高くなる事務については、外部資源
を活用することも考えられる。
・市町村間の広域連携が困難な地域は事務量が
少なく、共同で外部資源を活用する必要。
・地方公共団体が共同して設立した地方独立行政法人に、特定
の事務を処理させる方法も選択肢の一つ。
連携中枢都市
設立
公権力の行使を含めた包括的な業務
地方独立行政法人
公権力の行使を含めた包括的な業務
近隣市町村
公権力の行使を含めた包括的な業務
市町村
公権力の行使を含めた包括的な業務
市町村
公権力の行使を含めた包括的な業務
共同設立
地方独立行政法人
公権力の行使を含めた包括的な業務