1級建築士を初めて受験する方の「学科試験の学習法」

2016.10.27
1級建築士を初めて受験する方の「学科試験の学習法」
ここでは、初めて学科を受験される方が、このホームページ(HP)の何処を見て、どのように学習したら良いかについて、学
習の手順と、その記載している章を示して解説する。初めて受験される方(初めてHPを見ている方)は、下記(1)~(4)の順
番で学習してみて下さい(補足として(5)、(6)含む)。
(1)現状把握
学科試験の現状を把握するため、「1.学科無料講座」の「1章学科試験の現状把握」を見て下さい。
・学科試験は、5科目125点満点で90点±4点が合格点となる(合格率15~20%、90点前後が最大人口分布)。
・各科目の合格基準点は、50%を超えたⅠ計画11点、Ⅱ設備11点、Ⅲ法規16点、Ⅳ構造16点、Ⅴ施工13点である。
・各科目の合格基準点の合計は67点であり、67点から90点±4点へアップするのは自由である。
(2)5科目の出題項目の把握
5科目で出題された項目を把握するため、「1.学科無料講座」の「3章5科目の過去問20年の項目別一覧表」を見て下さい。
・各科目ごとに類似する項目を決めて、過去問20年の問題を振分けている。
・毎年、ほぼ同じ項目が同じ順番で出題されている(問題の出題確率あり)。
・学科試験は、この項目ごとに1点ずつを確実に取ることにより、合計90点±4点に達することで合格となる。
(3)5科目のポイント把握
各科目が過去問20年の出題傾向を把握するため、「3.学科会員講座」の「2章5科目全問題のポイント一覧表」を見て下さい。
・過去問20年の選択肢問題をポイント箇条書きの一覧表にまとめている(全て正解文)。
・最初に問題傾向を把握するため、この箇条書きを一読するとよい(その段階では「こんな出題傾向かな」と把握する)。
・このポイント一覧表は、試験直前の追い込み学習にも効果がある(熟読すると試験時に間違い問題を「違う」と把握できる)。
(4)5科目の過去問20年の出題問題一覧表 (本格学習)
過去問20年の出題問題を把握するため、「3.学科会員講座」の「4章5科目の過去問20年の出題問題一覧表」を見て下さい。
・項目ごとにA3伴2枚程度に過去問20年がまとまっている(机の上に2枚並べると過去問20年が全て見れる)。
・類似問題を色分けしているので、類似問題がどのように出題されたか、ヒッカケ問題はどのように出ているか等が分かる。
・1回目の学習にはかなり時間がかかるが、2回目以降は大幅に時間を短縮できる(目で見る学習法が可能)。
(5)補足解説
本格学習である「(4)5科目の過去問20年の出題問題一覧表」は、解答欄のスペースが狭いことから十分な解説がされてい
ない。そのフォローとして、下記①用語解説、②音声解説、③年度別問題解説の講座がある。ただし、この①~③は未完成
であり、一部の公開となっている(適宜、資料が完成次第アップする予定)。
① 用語解説(3.学科会員講座の6章用語解説):図や絵を多く盛り込んだ用語の解説
② 音声解説(3.学科会員講座の7章音声講座):自動で音声解説をしているパワーポイント
③ 年度別問題解説(3.学科会員講座の8章年度別の問題と解答):H21~H28までの問題を詳細に解説
(6)法規特化型講座
法規については、2ヶ月という短期間に28点取得することを目指して、下記①過去問20年の出題法文一覧表、②数秒で引け
る法令集の作り方の講座がある。
① 過去問20年の出題法文一覧表(1.学科無料講座の5章法規特化型講座):過去問20年の出題法文を分類(確率有)
② 数秒で引ける法令集の作り方(1.学科無料講座の5章法規特化型講座):タックインデックスの貼り方を工夫し数秒で引く
・法令集へのマーカーは、出題法文一覧表を参考に、出題された法文だけにマーカーをする。
・タックインデックスは、毎年ほぼ同じ問題が同じ順番で出題されることを利用して、1項目1縦ラインに3ヶ所貼る。
※研究会は、5科目の全てで過去問20年を学習すると、誰でも学科試験は、100点を超えることが可能であると判断している。