資料2 神奈川建築コンクールについて 1 コンクールの概要 本コンクールは、県内の建築物の質の向上と健全な都市の発展に寄与することを目的として、 昭和 31 年から実施している伝統あるコンクールです。神奈川の建築文化・建築技術の向上を図 り、魅力あるまちづくりを推進するため、県及び 12 市が主催しています。県内で過去 2 年以内 に完成した建築物が対象で、優れた建築物の建築主・設計者・施工者を表彰します。 2 審査経過 各部門6名ずつの審査委員(4(4)参照)が、図面、写真等による一次選考(書類審査)を行 い、そこで選定した 29 作品について二次選考(現地審査)を実施。企画・設計・施工等につい て総合的に判断し、入賞作品を決定しました。 応募件数 一次選考通過件数 二次選考通過件数 住宅部門 57 件 14 件 11 件 一般建築物部門 42 件 15 件 12 件 3 入賞作品の総評 (1)住宅部門 審査委員:内田青蔵 (写真:最優秀賞「大和町団地(フロール横 浜山手)」 ) 「議論を行うにあたっては、作品評価の基準として昨年 の住まいのあり方としての内と外の関係性を重視したこ とを振り返り、今年度の基準としては、新たに、住宅づ くりの問題提起をしていること、永く住み続けて行ける こと、そして、誰もが安心して生活できること、といっ た観点も重要視することを確認した。今年度は魅力的な 作品が多く、視察した全作品について、その特徴ととも に、評価できる点、あるいは改善が望まれる部分などを 挙げながら白熱した議論を行った。 」 (2)一般建築物部門 審査委員:大原一興 (写真:優秀賞「川崎市立川崎高等学校及 び川崎市立川崎高等学校附属中学校、川 崎市南部地域療育センター」 ) 「今回の全体の印象としては、施設種別で大学を含む教 育施設が例年と比して多く、第2次審査対象にも7件対 象となっていた。類似した機能の施設でも個々にみると 公共建築としての様々なアプローチと工夫があることが、 審査を通じた貴重な知見として得られた。反面、複雑な 機能を解く総合・複合施設が少なく、それぞれが優れて 特別な機能の建築としてその存在感を存分に発揮してい るものであったことから、結果として比較しづらく今年 度は最優秀賞を一つに特定することができなかった。」 4 神奈川建築コンクール 関係団体・審査委員一覧 (1)主催者 神奈川県 厚木市 横浜市 平塚市 川崎市 相模原市 小田原市 横須賀市 秦野市 茅ヶ崎市 藤沢市 鎌倉市 大和市 (2)協賛団体 独立行政法人 住宅金融支援機構 一般社団法人 神奈川県建築士会 一般社団法人 神奈川県建築士事務所協会 一般社団法人 神奈川県建設業協会 日本建築学会関東支部神奈川支所 公益社団法人 日本建築家協会関東甲信越支部神奈川地域会JIA神奈川 一般社団法人 神奈川県商工会議所連合会 一般財団法人 神奈川県建築安全協会 (3)後援団体 神奈川新聞社 日刊建設工業新聞社 日刊建設産業新聞社 建通新聞社 フジサンケイビジネスアイ 日刊建設通信新聞社 tvk(テレビ神奈川) 日本工業経済新聞社 (4)平成28年度 審査委員 住 宅 部 門:内田 青蔵 小泉 雅生 神奈川大学 公益社団法人 教授 日本建築家協会 関東甲信越支部神奈川地域会 古賀 JIA 神奈川 副代表 紀江 関東学院大学 教授 小渡佳代子 一般社団法人 神奈川県建築士事務所協会 副会長 高橋 独立行政法人 住宅金融支援機構 首都圏広域事業本部 傑 地域業務第一部 営業推進部門 横浜センター長 林 義亮 一般建築物部門:大川友理枝 神奈川新聞社 取締役編集担当兼論説主幹 一般社団法人 神奈川県建築士会 副会長 大原 一興 横浜国立大学大学院 教授 加藤 順一 一般社団法人 神奈川県建設業協会 常任理事 嵯峨野雅彦 一般財団法人 神奈川県建築安全協会 波多辺弘三 一般社団法人 神奈川県商工会議所連合会 常務理事 鎌倉商工会議所 専務理事 福井 通 日本建築学会関東支部 神奈川支所 顧問
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