520BU 取扱説明書 Rev 1.0 機種元:520BU 製造元:AM Telecom Co., Ltd. 発売元:AM Telecom Co., Ltd. はじめに 本製品は、PCに装着してデータ通信が可能なUSB方式モデムです。ご使用の前に、必ずこの取扱 説明書をよくお読みの上、正しくお使いください。 • 本書では、 「520BU」を「製品」 と表記しています。 • 本書に掲載されている製品のイラストは、実物と異なる場合があります。 • 本書で扱っている画面キャプチャは、Windows7環境を基準に掲載しているため、ご利用の環境 やプログラム設定方法などによって、表示が異なる可能性があります。 • 本書の一部または全部を無断転載することは、固く禁じます。 • 製品の形態や仕様などは、品質向上のため予告なしに変更することがあります。 • WindowsとInternet ExplorerはMicrosoft Corporationの商標です。 • Macintosh, Mac OSはApple Inc.の商標です。 • その他、本書に記載されているすべての会社名および製品名は各社の登録商標または商標です。 取扱説明書内の表記説明 この表記は、 「取り扱いを誤るとユーザーがけがや深刻な被害を負う可能性があ る」内容です。 この表記は、 「取り扱いを誤ると製品が故障や破損する可能性がある」内容です。 この表記は、 「知っておくと便利な内容や参考情報になる」内容です。 2 はじめに 動作環境 本製品がサポートする環境は次のとおりです。 対応OS 必要なメモリー 対応ブラウザー ハードディスク インターフェース Windows 8.1 32 ビット版 / 64 ビット版 Windows 8 32 ビット版 / 64 ビット版 Windows 7 (Service Pack 1 以上) 32 ビット版 / 64 ビット版 Windows Vista (Service Pack 2 以上) 32 ビット版 / 64 ビット版 Mac OS X OS X v10.7以上 Windows 8.1 推奨1GB 以上 Windows 8 推奨1GB 以上 Windows 7 推奨1GB 以上 Windows Vista 推奨1GB 以上 Mac OS X 推奨512MB 以上 Windows Microsoft Internet Explorer 7, 8, 9, 10 Firefox Google Chrome Mac OS X Safari 50MB以上 USB 2.0 • 適切な動作環境であっても、接続された機器や使用アプリケーションなどによって正常に動作し ない場合があります。 • 製品をUSB変換アダプタまたはUSBハブ(モニター、キーボードなどUSBポート含む)と接続す る場合、製品が正しく作動しない可能性があります。 • PCのOSをアップグレードすると、製品が作動しなくなる可能性があります。 3 目次 はじめに 安全上のご注意(必ずお守りください) Chapter1. 準備する • 各部名称................................................................................................................................. 13 • 製品状態別LEDランプ情報.................................................................................................. 14 • microSIMカードの取り付け/取り外し............................................................................... 14 Chapter2. 使用する • Web CMで接続する............................................................................................................. 16 • モデム機能で接続する........................................................................................................... 21 Chapter3. Web CMで設定する • Web CMメイン画面............................................................................................................. 25 • プロファイルを設定する........................................................................................................ 26 • ネットワークを設定する......................................................................................................... 29 • ログイン情報を設定する........................................................................................................ 34 • 製品情報を確認する.............................................................................................................. 36 • アップグレードを行う.............................................................................................................. 37 •リセットする............................................................................................................................ 40 Chapter4. 付録 • 主な仕様................................................................................................................................. 42 • 故障かな?と思ったら............................................................................................................. 43 索引............................................................................................................................44 4 安全上のご注意(必ずお守りください) • ご使用の前に、この「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。また、お読みに なった後は大切に保管してください。 • ここに示した注意事項は、お使いになる人や、他の人への危害、財産への損害を未然に防ぐため の内容を記載していますので、必ずお守りください。 • 本製品の故障、誤動作または不具合などにより、通信などの機会を逸したために、お客様、または第 三者が受けた損害につきましては、 当社は責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。 表示の説明 次の表示の区分は、表示内容を守らず、取り扱いを誤った場合に生じる危害や損害の程度を説明 しています。 危険 この表示は、取り扱いを誤った場合、 「死亡または重傷※1を負う危険が切迫して 生じることが想定される」内容です。 警告 この表示は、取り扱いを誤った場合、 「死亡または重傷※1を負う可能性が想定さ れる」内容です。 注意 この表示は、取り扱いを誤った場合、 「軽傷※2を負う可能性が想定される場合お よび物的損害※3の発生が想定される」内容です。 ※1 重傷とは失明、けが、 やけど (高温・低温)、感電、骨折、中毒などで後遺症が残るものおよび治療に入院・長期の通院 を要するものを指します。 ※2 軽傷とは、治療に入院や長期の通院を要さないけが、 やけど、感電などを指します。 ※3 物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペット等にかかわる拡大損害を指します。 絵表示の説明 次の絵表示の区分は、お守りいただく内容を説明しています。 禁止(してはいけないこと) を示します。 分解禁止 水濡れ禁止 分解してはいけないことを示します。 水がかかる場所で使用したり、水に濡らしたりしてはいけないことを示します。 指示に基づく行為の強制(必ず実行していただくこと) を示します。 5 安全上のご注意(必ずお守りください) 製品、microSIMカードの取り扱いについて(共通) 危険 電子レンジなどの加熱調理機器や高圧容器に入れないでください。 • 火災、やけど、けが、感電の原因となります。 分解、改造をしないでください。 分解禁止 • 火災、やけど、けが、感電の原因となります。 水や飲料水、ペットの尿、汗などで濡らさないでください。 水濡れ禁止 水濡れ禁止 • 火災、やけど、けが、感電の原因となります。 外部接続端子に液体(水や飲料水、ペットの尿、汗など) を浸入させないでくだ さい。 • 火災、やけど、けが、感電の原因となります。 高温になる場所(火のそば、暖房器具のそば、直射日光の当たる場所、炎天下の 車内など) で使用・放置しないでください。また、暖かい場所や熱のこもりやすい 場所(こたつや電気毛布の中、携帯カイロのそばのポケット内など) においても 同様の危険がありますので、放置・使用・携帯しないでください。 • 製品の変形・故障の原因となります。また、ケースの一部が熱くなり、やけどな どの原因となることがあります。 6 安全上のご注意(必ずお守りください) 警告 強い力や衝撃を与えたり、投げ付けたりしないでください。 • 火災、やけど、けが、感電の原因となります。 外部接続端子に導電性異物(金属片、鉛筆の芯など) を接触させないでください。 また、内部に入れないでください。 • 火災、やけど、けが、感電の原因となります。 使用中に、布団などで覆ったり、包んだりしないでください。 • 火災、やけどの原因となります。 使用中、保管時に、異臭、発熱、変色、変形など、いままでと状態が異なるときは、 ただちに本製品をパソコンから取り外してください。 • 火災、やけど、けが、感電の原因となります 必ず専用の機器をご使用ください。 • 指定以外の機器を使用すると、発熱、発火、破裂、故障の原因となります。 航空機内や病院など、使用を禁止されている場所では使用しないでください。 • 電子機器や医療機器に影響を及ぼすおそれがあり、事故の原因となります。 長時間使用しない場合、本製品をパソコンから取り外してください。 • 感電、火災、故障の原因となります。 煙が出ている、変なにおいがするなどの異常状態には、すぐに本製品をパソコンか ら取り外してください。 • そのまま使用し続けると、発熱、発火の原因となります。異常に気づいたときは、 ただちにご使用をお止めください。 内部に水などが入った場合には、ただちにご使用をお止めください。 • そのまま使用し続けると、感電や故障の原因となります。 本端末内のmicroSIMカードスロットに水などの液体や金属片、燃えやすいものな どの異物を入れないでください。 • 火災、やけど、けが、感電の原因となります。 7 安全上のご注意(必ずお守りください) 注意 ぐらついた台の上や傾いた場所など、不安定な場所には置かないでください。 • 落下して、けがの原因となります。 湿気やほこりの多い場所や高温になる場所には、保管しないでください。 • 火災、やけど、感電の原因となります。 爆発物を取り扱う場所、その近辺では本製品を使用しないで下さい。 • 爆発を誘発するおそれがあります。 子供が使用する場合は、保護者が取り扱いの方法を教えてください。また、使用中 においても、指示どおりに使用しているかをご確認ください。 • けがなどの原因となります。 乳幼児の手の届かない場所に保管してください。 • 誤って飲み込んだり、けがなどの原因となったりします。 本製品、microSIMカードに無理な力を加えないでください。 • 故障、けがの原因となります。 医用電気機器の近くでの取り扱いについて 医療機関などでは次のことを守って使用してください。 • 手術室、集中治療室(ICU)及び冠状動脈疾患監視病室(CCU)には本製品を持 ち込まないでください。 • 病棟内でのご使用はご遠慮ください。 • ロビーなど本製品の使用を許可された場所であっても、付近に医用電気機器が ある場合は、使用しないでください。 • 医療機関が個々に使用禁止、持ち込み禁止などの場所を定めている場合は、 その医療機関の指示に従ってください。 植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器を装着している場合は、装 着部から本製品を22cm以上離して携行および使用してください。 • 電波により植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器の作動に影 響を与える場合があります。 8 安全上のご注意(必ずお守りください) 満員電車の中など混雑した場所では、付近に植込み型心臓ペースメーカーおよび 植込み型除細動器を装着している可能性がありますので、使用しなでください。 • 電波により植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型細動器の作動に影響 を与える場合があります。 自宅療養などにより医療機関の外で、植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み 型除細動器以外の医用電気機器を使用される場合には、電波による影響について 個別に医用電気機器メーカーなどにご確認ください。 • 電波により医用電気機器の動作に影響を与える場合があります。 製品の取り扱いについて 警告 ライトの発光部を人の目に近づけて点灯発光させないでください。 • 視力障害の原因となります。また、目がくらんだり驚いたりしてけがなどの事故 の原因となります。 高精度な制御や微弱な信号を取り扱う電子機器の近くでは、製品を使用しないで ください。 • 電子機器が誤動作するなどの悪影響を及ぼす原因となります。 ※ご注意いただきたい電子機器の例:補聴器、植込み型心臓ペースメーカーお よび植込み型除細動器、その他の医用電気機器、火災報知器、自動ドア、その他 の自動制御機器など。植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器、 その他の医用電気機器をご使用される方は、当該の各医用電気機器メーカーも しくは販売業者に電波による影響についてご確認ください。 9 安全上のご注意(必ずお守りください) 危険 製品をズボンのポケットに入れたまま、座席や椅子に座らないでください。 • 無理な力がかかると破損し、発熱・発火・けがの原因となります。 製品の電波により運航の安全に支障をきたすおそれがあるため、航空機内では 使用しないでください。 • 機内で製品の使用ができる場合は、航空会社の指示に従い適切にご使用ください。 屋外で使用中に雷が鳴りだしたら、速やかに製品の使用を中止してください。 • 落雷や感電の原因となります。 注意 車両電子機器に影響を与える場合は使用しないでください。 • 製品を自動車内で使用すると、車種によりまれに車両電子機器に影響を与え、 安全走行を損なうおそれがあります。 製品の使用により、皮膚に異常が生じた場合は、ただちに使用をやめて医師の診 察を受けてください。 • 製品では材料として金属などを使用しています。お客様の体質や体調によって は、かゆみ・かぶれ・湿疹などが生じることがあります。 製品に磁気カードなどを近づけないでください。 • キャッシュカード・クレジットカード・テレホンカード・フロッピーディスクなどの磁 気データが消えてしまうことがあります。 製品を長時間ご使用になる場合、特に高温環境では熱くなることがありますので、 ご注意ください。 • 長時間肌にふれたまま使用していると、低温やけどになるおそれがあります。 10 安全上のご注意(必ずお守りください) お取り扱い上のご注意 • 本製品はソフトウェアアップデートに対応しています。ソフトウェアは最新状態でご利用ください。 • 本製品は電波を利用しているので、サービスエリア内であっても屋内、地下、 トンネル内、自動車 内などでは電波が届きにくくなり、通信が困難になることがあります。また、通信中に電波状態の 悪い場所へ移動すると、通信が急に途切れることがありますので、あらかじめご了承ください。 • 本製品を公共の場所でご使用になるときは、周りの方の迷惑にならないようにご注意ください。ま た劇場や乗り物などによっては、使用できない場所がありますのでご注意ください。 • 本製品は電波法に定められた無線局です。したがって、電波法に基づく検査を受けていただく場 合があります。あらかじめご了承ください。 • 以下の場合、登録された情報内容が変化・消失することがあります。 情報内容の変化・消失については、当社は責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。 情報内容の変化・消失に伴う損害を最小限にするために、重要な内容は別にメモを取るなどして 保管してくださるようお願します。 誤った使い方をしたとき ■■ ■■ 静電気や電気的ノイズの影響を受けたとき ■■ PCから外したとき ■■ 故障したり、修理に出したとき • 海外に持ち出す物によっては、 「輸出貿易管理令および外国為替令に基づく規制貨物の非該当証 明」 という書類が必要な場合がありますが、本製品を、旅行や短期出張で自己使用する目的で持 ち出し、持ち帰る場合には、基本的に必要ありません。ただし、本製品を他人に使わせたり譲渡す る場合は、輸出許可が必要となる場合があります。輸出法令の規制内容や手続きの詳細は、経済 産業省安全保障貿易管理のホームページなどを参照してください。 11 安全上のご注意(必ずお守りください) 自動車内でのご使用にあたって • 駐停車が禁止されていない安全な場所に自動車を止めてからご使用ください。 • 運転中はエアーバッグのある場所に本製品を置かず、安全な場所に置いてください。エアーバッ グが作動して、けがをするおそれがあります。 航空機内でのご使用にあたって • 本製品の電波により運航の安全に支障をきたすおそれがあるため、航空機内では電源をお切り ください。機内で本製品が使用できる場合は、航空会社の指示に従い適切にご使用ください。 お取り扱いについて • 雨や雪の日、および湿気の多い場所でご使用になる場合、水に濡らさないよう十分ご注意ください。 • 本製品を極端な高温または低温、多湿の環境、直射日光のあたる場所、ほこりの多い場所でご使 用にならないでください。 • 本製品を落としたり衝撃を与えたりしないでください。 • 本製品をお手入れの際は、乾いた柔らかい布で拭いてください。また、アルコール、シンナー、ベン ジンなどを用いると色があせたり、文字が薄くなったりすることがありますので、 ご使用にならな いでください。 microSIMカード使用のご注意 • microSIMカードを取り外す際は切断面にご注意ください。けがの原因となります。 • microSIMカードの取り付け/取り外しには、必要以上に力を入れないでください。 • 他のICカードリーダー/ライターなどにmicroSIMカードを挿入して使用した結果として故障し た場合は、お客様の責任となりますので、 ご注意ください。 • lC部分はいつもきれいな状態でご使用ください。 • お手入れは、乾いた柔らかい布(めがね拭きなど)で拭いてください。 • お客様ご自身で、microSIMカードに登録された情報内容は、別にメモを取るなどして保管してく ださるようお願いします。 • 万が一登録された情報内容が消失してしまうことがあっても、当社としては責任を負いかねます のであらかじめご了承ください。 • lCを傷つけたり、不用意に触れたり、ショートさせたりしないでください。データの消失、故障の原 因となります。 • microSIMカードを落としたり、衝撃を与えたりしないでください。故障の原因となります。 • microSIMカードを曲げたり、重いものをのせたりしないでください。故障の原因となります。 • microSIMカードにラベルやシールなどを貼った状態で、本端末に取り付けないでください。故 障の原因となります。 12 安全上のご注意(必ずお守りください) Chapter1. 準備する 製品を使用する前に、各部名称とLEDランプなどの情報を確認し、microSIMカードを挿入します。 各部名称 前面 背面 LEDランプ microSIM カードスロット 外部接続 コネクター 背面のイラストは製品のカバーを取り外した状態です。 13 安全上のご注意(必ずお守りください) 製品状態別LEDランプ情報 製品の状態を知らせるLEDランプが点灯、点滅します。 は点灯、 は点滅状態を表します。 製品の状態 LEDステータスランプ 電源OFF 消灯 PCに接続した直後 ネットワーク 接続中 LTEエリア 待機中 3Gエリア → → 3Gエリア サービスエリア外にいる場合 microSIMカード未挿入 microSIMカードの取り付け/取り外し microSIMカードは、サービス加入者の情報が記録されたカードで、製品を使用するためには、 microSIMカードを製品に挿入します。 microSIMカードの取り付け 1 製品のカバーを取り外します。 2 microSIMカードの金属端子を下にして矢印向きにmicroSIMカードを奥まで差し込みます。 3 製品カバーを取り付けます。 14 microSIMカードの取り外し 1 製品のカバーを取り外します。 2 microSIMカードを指で押さえながらスライドして矢印向きに引き出します。 3 製品カバーを取り付けます。 • 製品カバーを取り外す際には、IC 部分に触れたり、傷をつけたりしないようにご注意 ください。 • microSIMカードを逆向きに挿入しないようにご注意ください。 • 取り外したmicroSIMカードはなくさないようご注意ください。 15 Chapter2. 使用する microSIMカードを挿入した製品をPCに接続すると、Web CM(Connection Manager)または モデム機能によりデータ通信を行うことができます。 Web CMで接続する Web CMを利用すると、別途ドライバー、 ソフトウェアをインストールせずにデータ通信が可能にな ります。 Web CMは Windows, Mac OS両方で使用できます。 Web CMに接続 1 製品のUSBコネクターを矢印向きに下ろし、PCのUSBポートに差込みます。 2 インターネットブラウザーのアドレス欄に「http://192.168.1.1」を入力し、Enterキーを 押します。 16 Chapter2. 使用する 3 Web CMのログイン画面が表示されたら、ユーザ名とパスワードを入力し、[ログイン]をクリック します。 出荷時のユーザ名は admin、パスワードは adminになっています。 4 Web CM メイン画面が表示されたら、[接続設定]メニューから[接続]をクリックします。 17 Chapter2. 使用する 5 接続が完了すると、[接続状態]が[接続]に変更されます。 18 Chapter2. 使用する Web CM 接続切断 1 Web CMに接続している状態で、[接続設定]メニューから[切断]をクリックします。 2 接続が切断されると[接続状態]が[切断]に変更されます。 19 Chapter2. 使用する 3 Web CMからログアウトする場合には [ログアウト]メニューをクリックします。 4 ポップアップウィンドウから[OK]をクリックします。 20 Chapter2. 使用する モデム機能で接続する モデム機能を使用してデータ通信を行うことができます。モデム機能を使用するには、 まず、PCに USBドライバーをインストールし、Web CMからRAS設定を有効に変更します。 USBドライバーをインストールする 1 IIJモバイルホームページ(http://www.iijmobile.jp/)から USBドライバーインストールファ イルをダウンロードします。 2 言語選択画面が表示されたら、言語を[日本語]に設定して[OK]をクリックします。 3 [次へ]をクリックします。 21 Chapter2. 使用する 4 [インストール]をクリックします。 インストール画面が表示されます。インストールが完了するまでしばらくお待ちください。 5 [完了]をクリックします。 USBドライバーのインストールが完了しました。 22 Chapter2. 使用する RASを設定する 1 製品をPCに接続します。 2 Web CMに接続し、[接続設定]メニューから[RAS設定]タブをクリックします。 3 [RAS設定]項目を[有効]に設定して、[適用]をクリックします。 23 Chapter2. 使用する USBドライバーを確認する 1 Windowsでスタート→コントロール パネル→システムとセキュリティ→システム→デバイス マネージャーをクリックします。 2 デバイス マネージャー画面で、下記のとおりに表示されていることを確認します。 分類 デバイス名 ネットワーク アダプター Remote NDIS based Internet Sharing Device ポート (COM と LPT) AMTelecom DM Port Wireless Application モデム Wireless Modem ユニバーサル シリアルパス コントローラー AMTelecom USB Composite Device ポート番号はPCによって異なる場合があります。 24 Chapter3. Web CMで設定する Web CMではプロファイル、ネットワーク、 ログイン情報などを設定できます。また、製品情報の確 認や、 ファームウェアのアップグレードもできます。 Web CMメイン画面 番号 関連項目 機能 メインメニュー [接続設定]、[ネットワーク設定]、[ログイン設定]、 [デバイス管理]、[ログアウト]メニューが使用できます。 電波の強さ 電波の強さを5段階に 表示します。 ネットワーク名 接続しているネットワーク名を表示します。 のアイコンで LTEサービスエリア内での接続状態を表示します。 接続状態 3Gサービスエリア内での接続状態を表示します。 サービスエリア外です。 接続維持時間 接続してからの時間を表示します。接続が切れたり、 再接続時には、 時間カウントは最初からやり直されます。 25 Chapter3. Web CMで設定する 番号 関連項目 microSIM カードの 認識状態 機能 microSIMカードが認識されました。 microSIMカードが認識されません。 microSIM カード番号 microSIMカードの番号です。 メニュー設定 それぞれのメニュー項目をクリックして設定します。 プロファイルを設定する 製品には、 データ通信のためのネットワークプロファイルが設定されています。また、新しいプロファ イルも追加できます。 プロファイルは最大10個まで追加できます。 プロファイルの確認/修正 1 Web CMに接続し、[ネットワーク設定]メニューの[プロファイル設定]タブでプロファイル情報 を確認します。 26 Chapter3. Web CMで設定する 2 プロファイルを修正する場合には、必要な項目を修正した上で、[適用]をクリックします。 プロファイル追加 1 Web CMに接続し、[ネットワーク設定]メニューから[追加]をクリックします。 27 Chapter3. Web CMで設定する 2 プロファイル情報を入力し、[保存]をクリックします。 28 Chapter3. Web CMで設定する ネットワークを設定する 海外から国際ローミングサービスを利用する場合には、 ネットワーク検索方式を設定します。 検索モードを自動に設定すると、 ネットワークサービスエリア外になった場合、自動で他のネットワー クを検索し接続します。検索モードを手動に設定すると、 ネットワークサービスエリア外になった場 合、手動でネットワークを検索して接続します。 • 日本国内ではネットワーク検索は使用できません。 • ネットワークに接続している状態では、ネットワーク検索モードの変更はできません。 ネットワーク自動検索 1 Web CMに接続し、[ネットワーク設定] メニューから [ネットワーク検索]タブをクリックします。 29 Chapter3. Web CMで設定する 2 [検索モード]を[自動]に設定し、[適用]をクリックします。 30 Chapter3. Web CMで設定する ネットワーク手動検索 1 Web CMに接続し、[ネットワーク設定]メニューから[ネットワーク検索]タブをクリックします。 2 [検索モード]を[手動]にして[適用]をクリックします。 31 Chapter3. Web CMで設定する 3 [Operators]を使用する通信事業者に設定して[適用]をクリックします。 32 Chapter3. Web CMで設定する ゲートウェイアドレス設定 1 Web CMに接続し、[ネットワーク設定] メニューから[ゲートウェイアドレス設定]タブを クリックします。 2 ゲートウェイアドレス設定項目を修正して、[適用]をクリックします。 ※設定の適用が完了すると、Web CMがログアウトされます。再度使用するためには、Web CMに ログインしてください。 33 Chapter3. Web CMで設定する ログイン情報を設定する Web CMに接続するログイン情報が変更できます。出荷時設定されたログインIDとパスワードを 変更してから使用してください。 ユーザ名とパスワードは、他人に知られないように十分ご注意ください。 出荷時のユーザ名は admin、パスワードは adminになっています。 1 Web CMに接続し、ログイン設定メニューをクリックします。 34 Chapter3. Web CMで設定する 2 ユーザ名とパスワードを設定して、[適用]をクリックします。 35 Chapter3. Web CMで設定する 製品情報を確認する 製品のモデル名、 シリアルNo.、IMEI、 ファームウェアバージョンが確認できます。 Web CMに接続し、[デバイス管理]メニューの[バージョン情報]タブから製品情報を確認します。 36 Chapter3. Web CMで設定する アップグレードを行う 製品のファームウェアをアップグレードします。最新のファームウェアは「IIJ mobileのホームペー ジ(http://www.iijmobile.jp/)」からダウンロードできます。 • アップグレード実施中にデバイスをPCから取り外さないでください。 • アップグレード実施中には、Web CMからページを移動したり、ブラウザを終了しな いでください。 1 Web CMに接続し、[デバイス管理]メニューから[アップグレード]タブをクリックします。 37 Chapter3. Web CMで設定する 2 [参照...]をクリックして、アップグレードに使用するファイルを選択します。 3 [実行]をクリックします。 38 Chapter3. Web CMで設定する 4 [確認]をクリックします。 アップグレードが完了すると、Web CMがログアウトされます。再度使用するためには、 Web CMにログインしてください。 39 Chapter3. Web CMで設定する リセットする 設定をリセットします。 リセットを行うと、Web CMで設定したすべての項目が出荷時の状態に戻り ます。 1 Web CMに接続し、[デバイス管理]メニューから[初期化]タブをクリックします。 2 [実行]をクリックします。 40 Chapter3. Web CMで設定する 3 [確認]をクリックします。 初期化が完了すると、Web CMがログアウトされます。再度使用するためには、Web CMに ログインしてください。 41 Chapter4. 付録 主な仕様 製品名 520BU サイズ 高さ 約 90mm × 幅 約 33mm × 厚さ 約 10mm 質量 約 29g インターフェース USB 2.0(High Speedモードに対応) 電源電圧: 5V(コンピューターからの電源) 通信時最大消費電流 • LTE : 約 570mA 以下 • 3G : 約 420mA 以下 消費電流 通信時平均消費電流 • LTE : 約 340mA 以下 • 3G : 約 220mA 以下 待ち受け時平均消費電流(LEDが点滅状態) • LTE : 約 30mA 以下 • 3G : 約 30mA 以下 環境条件 • 動作時温度 : -10~55 ℃ • 動作時湿度 : 5~95 % 周波数範囲 WCDMA(HSPA) • Tx: 830~840 MHz, 830~845 MHz, 1920~1980 MHz • Rx: 875~885 MHz, 875~890 MHz, 2110~2170 MHz LTE • Tx: 830~845 MHz, 1447.9~1462.9 MHz, 1920~1980 MHz • Rx: 875~890 MHz,1495.9~1510.9 MHz, 2110~2170 MHz LTE : Cat. 3 (受信最大 100Mbps, 送信最大 50Mbps) 通信方式 WCDMA : Cat. 14 HSPA+ (受信最大 21Mbps)/Cat. 10 HSDPA (受信最大 14.4Mbps) / Cat. 6 HSUPA (送信最大 5.76Mbps) ※ 最大通信速度は技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を表 すものではありません。また、通信速度は通信環境やネットワークの 混雑状況によって低下する場合があります。 42 Chapter4. 付録 故障かな?と思ったら まずこの取扱説明書をお読みいただき、次のような症状についてチェックしてください。なお、症状 が改善されない場合は、製品のご購入元までお気軽にご相談ください。 症状 確認 Web CMに 接続できません。 Web CMのアドレスが正しいかどうかを確認してください。 ログインユーザ名、パスワードが正しいかどうかを確認してください。 ブラウザーでプロキシサーバを使用しないように設定してあることを確 認してください。 製品をPCから取り外し、再度接続してください。 Web CMの ログイン ユーザ名、 パスワードを忘れ ました。 製品をPCに接続し、 ブラウザーから 「http://<gateway>/<modelname>.htm=<IMEI>」を入力して 設定をリセットしてくさだい。 例:ゲートウェイアドレスが192.168.1.1、製品名が520BU, IMEI-123456789012345の場合 「http://192.168.1.1/520BU.htm=123456789012345」 を入力します。 製品とPCを接続 してもLEDラン プが点滅しませ ん。 製品に問題がある可能性があります。製品のご購入元にお問い合わせ ください。 Web CMでは ネットワークに 接続済みと表示 されますが、実際 には接続してい ません。 ご利用の通信環境が不安定です。 サービスエリア内にいるかを確認してください。サービスエリア内に いる場合、製品をPCから取り外し、再度接続してください。 データ通信がよく 切れます。 ご利用の通信環境が不安定です。 サービスエリア内にいるかを確認してください。サービスエリア内に いる場合、製品をPCから取り外し、再度接続してください。 microSIMカー ドを挿入しても、 Web CMでは認 識されていない と表示されます。 microSIMカードが正しく挿入されているかを確認してください。 43 索引 あ り アップグレード 37 リセット 40 か ろ 各部名称 13 ログイン情報設定 34 け ローマ字 ゲートウェイアドレス設定 33 LEDランプ情報 14 し microSIMカードの取り付け 14 仕様 42 microSIMカードの取り外し 15 せ RAS設定 23 製品情報確認 36 と 動作環境 3 ね ネットワーク自動検索 29 ネットワーク手動検索 31 ネットワーク設定 29 ふ プロファイル確認 26 プロファイル修正 26 プロファイル設定 26 プロファイル追加 27 USBドライバーインストール 21 USBドライバー確認 24 Web CM 接続切断 19 Web CMに接続 16 Web CMメイン画面確認 25
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