「2 次試験相談会」参加者募集 - nacs [公益社団法人 日本消費生活

消費生活アドバイザー試験受験のみなさまへ
「2 次試験相談会」参加者募集
公益社団法人 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会 中部支部
(略称NACS)
この度、NACS 中部支部では合格を目指す皆さまのお手伝いを目的に、2 次試験相談会を下記のとおり
開催致します。
当日は、行政や企業に勤務する現役アドバイザーや相談員が具体的なアドバイスをおこない、皆さまの
疑問・不安などに丁寧に対応させていただきます。 皆さまのご参加を心よりお待ちしています。
記
開催日時:平成 28 年 10 月 22 日(土) 13:00~16:30 (受付 12:30 より)
会
場 :伏見ライフプラザ内 名古屋市消費生活センター
10階 消費者研修室
〒460-0008 名古屋市中区栄一丁目 23 番 13 号
概
要
1.小論文のワンポイント解説
① 論文の書き方
② 昨年度出題小論文の事例紹介(4 問)
③ 過去の出題傾向と注目しておきたい
トピックス事項について
2.面接のワンポイント解説、模擬面接例
3.名古屋市消費生活センター活用の案内
参加費: 無料
会
場
申し込み方法:10 月 21 日までに、メールにてお申し込みください。
宛先は、[email protected] (chuubu_soumu の間はアンダーバー)
記載事項は、2 次試験相談会参加の旨 ・氏名 ・住所 ・Eメールアドレス。
※尚、いただきました個人情報はNACS中部支部で管理し、他の目的で使用することはありません。
◎当日参加もお受けいたします。
公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(略称 NACS)は、消費生活アド
バイザー、消費生活コンサルタントおよび相談員の有資格者からなる、消費生活に関するわが国最大の専
門家集団です。会員は全国で約 3200 名おり、本部及び北海道はじめ、東北、東日本、中部、西日本、中
国、九州の 7 支部から成り、消費者相談、自主研究会活動、研修会、啓発事業、消費者教育事業などを
通じ、公益事業を推進するとともに、会員の自己研鑽、連携強化に取り組んでいます。

私どもの活動は、NACS 本部のホームページ http://www.nacs.or.jp/をごらんください。
プログラム
1)NACS 活動紹介(星野支部長)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13:03-13:10
2)2 次試験小論文のワンポイント解説 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13:10-14:30
①問題選択、小論文構成(後藤)
②小論文事例の紹介
【第1グループ】 ・消費者問題(藤原) ・法律知識(石崎)
【第2グループ】 ・企業経営一般知識(星野) ・地球環境問題/エネルギー需給(瀬古)
2015 年度相談会の
プログラム例です
********** 休憩(10 分) **************
3)小論文出題傾向分析と注目すべきトピック解説(星野) ・・・・・・・・・・・・・・・ 14:40-15:30
4) 面接試験でのワンポイント解説と模擬面接例
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15:30-16:20
【面接官役】 星野、野田 【受験生】中島
5)伏見ライフプラザ_名古屋市消費生活センタ活用の案内(藤原) ・・・・・・・・・ 16:20-16:25
6)質疑
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16:25-16:35
小論文事例「企業経営」
Ⅰ
ワークライフバランスの必要性を整理し、
企業
は何をすべきか?をまとめる。
論点①
【設問】
ワークライフバランス(仕事と生活の調和)の推進に向けた取り組みの必要性について、
個人、企業、社会全体のそれぞれの観点から論じなさい。また、ワークライフバランスを
推進するにあたって、企業側に求められる取組みについて論じなさい。
Ⅱ
「構成メモ」作成
2つある論点を中心にキーワードを書き出す。
【論文例】
前提 ワークライフバランスとは
1)仕事と生活を調和した生き方、社会
・やりがいや充実を感じる生き方
→経済的に自立可能な働き方
・多様な働き方・生き方が選択できる社会
→健康で豊かな生活のための時間が確保できる
2)企業成長のための人事戦略のひとつ
論点①ワークライフバランス推進の必要性
1)少子高齢化、人口減少の時代
→社会全体を持続可能にしていくためには、
働き方を変える必要がある。
2)「個人」
、
「企業」
、
「社会」の3つの観点から述べる
「個人」
:仕事と家庭の両立
・共働き家庭 → 子育て、介護負担増
「企業」
:従業員の健康と競争力の確保
・多様な人材の活用(例えば、女性)
「社会」
:経済社会の活力向上
・労働者減少への対応
論点②企業に求められる取組み
1)経営トップのリーダーシップ(企業風土改革)
・重要な経営戦略としての位置付け
・企業の風土改革として多様な価値観の浸透
・必要性の浸透
Ⅲ
企業経営の観点から、論点②を中心にしてバラ
ンス良く構成する。
論点②
序論
ワークライフバランスとは、やりがいや充実を感じながら、多様な働き方・生き方が選択で
きる社会への取り組みである。経済や社会、国民の価値観の変化に伴って、企業の人材戦略の
ひとつとして必要性が高まっている。(100 字)
取組みの必要性について述べる。個人では、共働き世帯が増加し、子育てや親の介護などの
家庭生活での負担が増した。その結果、仕事との両立への不安や、健康で充実した人生を送り
たいという欲求が高まっている。企業では、従業員の健康の維持向上による生産性向上を担保
していかねばならない。更に、人材獲得競争が激化している昨今では、多様な人材を活かして
競争力を確保する必要性が高まっている。例えば、女性が結婚や出産後も継続して働くことが
できる環境を整えることが求められる。社会全体では、人口減少による労働力不足が深刻化し、
経済社会の活力向上が求められている。(270 字)
2015 年度相談会の
企業側に求められる取り組みの一つ目は、経営トップがこの施策を重要な経営戦略として認
識し、強いリーダーシップを発揮して多様な価値観を受容できる企業風土に改革することであ
る。二つ目は、それを実現するための推進組織と支援制度の導入である。人事処遇に対して配
慮するなど、制度を利用し易い職場にしていくことである。そして三つ目は、現場従業員に至
る全社員間でのコミュニケーションの円滑化を図ることである。トップの意向を踏まえて、自
まえがき
仕事と家庭や地域生活のそれぞれでやりがいと達成感が
持てるような生き方を目指すこと。
経済や社会、価値観の変化に伴い、企業の人事戦略のひと
つとなった。
取組みの必要性(個人・企業・社会全体)
<個人>
<企業>
・従業員の健康維持による生産性向上の担保
・多様な人材確保による競争力確保
<社会>
・人口減少による労働力不足の深刻化
・経済社会の活力向上への期待
論文用紙
事業者が消費者に提供する商品や役務などに関して、実際のものより優良であると表示したり、事実と異なる表示をするなどの、いわゆる
企業に求められる取組み
本論②
不当表示・虚偽表示は、事業者の規模の大小、有名無名を問わず行う者が後を絶たない歴史がある。不当表示を防止するための法制度の現状
の概要とその課題や改善方向を論じなさい。
新たな制度の導入は、企業風土の改革である。
・トップマネジメントの意思
平 成 25 年 秋 、 ホ テ
経営戦略として位置付けとリーダーシップ発揮
小論文解説例(企業経営)です
職場の実情に合わせた意識改革を浸透させる職場マネジメントが不可欠となる。管理者は部下
が互いに助け合いながら成果が最大となる生産性の高い職場にしていくことが求められる。
2)組織体制、制度づくり(浸透するための仕掛け)
・人事処遇に対する配慮
・支援制度の導入
3)職場マネジメント(意識改革の浸透)
・社員間のコミュニケーションの円滑化
・生産性向上
結論 消費生活アドバイザー視点からの意見
・企業風土の改革は簡単ではない(地道な対応)
・働く人が自分自身の問題として捉える
・仕事の標準化、形式知化を進める
(292 字)
ワークライフバランスの導入は、休職復帰者や時短勤務者など働き方の異なる従業員の混在
本論①
・共働き増加による家庭生活(子育てや介護)の
負担増
・仕事と生活の両立への不安、心身の健康不安
ル
や
百
貨
店
の
レ
ス
ト
ラ
ン
が
提
供
す
る
際
に
は
使
わ
れ
て
い
な
い
高
級
食
材
が
使
わ
れ
て
い
示
す
る
事
例
が
相
次
い
だ
。
事
業
者
に
よ
る
産
地
偽
トップの意向の浸透のための職場マネジメント
装 や 誇 大 広 告
部下が互いに助け合い成果を生み出す職場実現
な
ど
、
消
費
者
の
信
頼
を
損
な
う
行
為
は
依
然
と
い
な
い
。
・組織体制や制度の確立
料 理 に 、 実
推進体制と支援制度の導入、職場の変革
る よ う に 表
・会社全体のコミュニケーション活性化
した職場環境を生み、人事処遇など色々な問題が出てくることが予想される。トップから管理
し
て
な
く
な
っ
て
不
当
・
虚
偽
表
100
結論
者が一体となって、一つひとつの問題を真摯に受け止め解決していくことが重要である。(123
自分の意見を述べる
字)
制度の改革には、色々な問題が生じるが、それを
示
を
最
も
広
く
規
制
す
る
一
般
法
は
、
ま
ず
1)
しっかりと受け止めやり遂げることが重要ということで
不 当 景 品 類 及 び 不
当
表
示
防
止
法
が
あ
る
。
あ
ら
ゆ
る
商
品
・
締めくくった。
サ
ー
ビ
ス
を
対
象
と
し
て
、
品
質
・
価
格
等
に
関
し
て
一
般
消
費
者
を
誤
認
さ
せ
る
お
そ
れ
の
あ
る
表
示
を
禁
止
し
、
違
反
事
業
者
は
行
政
処
分
の
対
象
と
し
て
い
る
。
ま
た
、
2)
特
定
商
取
引
法
で
は
通
信
販
売
、
連
鎖
販
売
取
引
、
特
定
継
続
的
役
務
提
供
、
業
務
提
供
誘
引
販
売
の
誇
大
広
告
を
禁
止
し
て
い
る
。
さ
ら
に
3)
規
制
業
法
の
な
か
で
も
医
薬
品
、
医
療
機
器
等
法
や
宅
建
業
法
は
、
虚
偽
、
誇
大
な
広
告
を
禁
止
し
、
違
反
し
た
場
合
に
は
刑
事
罰
が
科
せ
ら
れ
る
場
合
も
あ
る
。
し
か
し
こ
れ
ら
の
法
律
で
は
、
不
当
表
示
自
体
の
取
り
締
ま
り
は
可
能
だ
が
、
消
費
者
の
経
済
的
な
被
害
回
復
は
で
き
な
い
と
い
う
課
題
が
あ
る
。
2015 年度相談会の
小論文例(法律①)です
改
善
策
と
し
て
2
つ
の
法
規
制
が
新
た
に
導
入
さ
れ
た
。
1
つ
目
は
、
平
成
25
年
12
月
に
成
立
し
た
消
費
者
裁
判
手
続
特
例
法
で
あ
る
。
特
定
適
格
消
費
者
団
体
に
よ
る
2
段
階
の
訴
訟
に
よ
り
、
事
業
者
か
ら
の
賠
償
金
を
確
保
し
、
個
別
の
債
権
額
を
確
定
す
る
仕
組
み
が
創
設
さ
れ
た
。
2
つ
目
は
、
平
成
26
年
11
月
成
立
の
改
正
景
品
表
示
法
で
あ
る
。
不
当
表
示
を
行
っ
た
事
業
者
に
対
す
る
課
徴
金
(
措
置
命
令
を
受
け
た
対
象
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
の
売
上
額
の
一
律
3%
)
制
度
が
導
入
さ
れ
、
被
害
者
に
自
主
返
金
を
行
っ
た
場
合
に
は
、
そ
の
課
徴
金
か
ら
減
額
す
る
制
度
も
整
備
さ
れ
た
。
2
つ
の
新
制
度
に
よ
り
、
不
当
表
示
に
よ
っ
て
誤
認
し
て
契
約
し
た
消
費
者
の
経
済
的
被
害
を
回
復
さ
せ
る
こ
と
が
可
能
に
な
る
。
消
費
者
を
誤
認
さ
せ
る
表
示
は
絶
対
に
許
さ
れ
な
い
。
不
当
表
示
の
事
前
抑
止
と
消
費
者
被
害
の
回
復
に
つ
き
、
実
効
性
の
高
い
法
制
度
を
整
備
す
る
こ
と
に
よ
り
、
事
業
者
の
や
り
得
を
許
さ
な
い
、
健
全
な
表
示
・
広
告
が
な
さ
れ
る
社
会
の
実
現
が
望
ま
れ
る
200
300
400
500
600
700
。
800