体外衝撃波結石破砕術(ESWL)

 体外衝撃波結石破砕術(ESWL) を受けられる方へ
◆ 私たちは、入院生活や治療が順調に進むように下記の計画に基づき援助します。
お名前 様 主治医 受持ち看護師 日付
入院当日・破砕術前日
破砕術当日
破砕術前
病院内であれば退院日まで制限はありません。
安静度
治療室の例です
必要時は医師の指示があり、尿を溜めていただく場合があります。
機械に溜める場合と袋に溜める場合があり看護師より説明をしま
す。
活動
破砕術後1日目・退院日
破砕術後
血尿の程度により安静度を制限させて頂く事があります。
破砕術後から尿を溜めていただきます。袋に溜めますが排石(石が
でる事)を確認する為のこしきを使用して頂きます。
血便、血尿が出ることがあります。初回の排尿・排便の状態は看護
師にお知らせ頂き、その後はご自身での確認を継続して下さい。
排泄
排石がありましたら看護師にお知らせ下さい。最初の石は検査に提
出する事があります。
シャワー浴が可能です。
血尿がある場合にはシャワーを浴びることで症状が増強する可能性
があるため、症状を確認後シャワーを控えて頂く事があります。
清潔
食事
医師の指示の下、普通食又は治療食を提供します。
アレルギーのある方はお申し出下さい。
まれに、破砕術により吐き気が出現する事があります。
ご心配な方は当日の食事について看護師にご相談下さい。
治療後は食事、飲水が可能となります。
シャワー浴が可能です。
通常通りの食事が可能です。
お腹のレントゲンを撮ります。
検査
破砕術予定30分前に痛み止めの坐薬を入れます。
治療室に行く前に点滴を挿入します。
その後、抗生剤の点滴を行いながら歩いて治療室(新C棟 1階)ま
で行きます。看護師がご一緒します。
処置
注射
治療のイメージです
ご持参頂いたお薬の確認を行います。ご自身での服薬管理が困難な
方はお申し出下さい。看護師が決められた時間にお持ち致します。
(尚、必要により入院中看護師が管理させていただく場合がありま
す。)
内服薬
お腹のレントゲンを撮ります。
朝、抗生剤点滴施行後に点滴を抜きます。
血尿の目安です。
参考にしてください。
この3つのうちのどれかの色の血尿が出た場
合、注意が必要ですのでお知らせ下さい
お大事に
してください
医師の指示の下、通常通り内服をして頂く事が可能です。
服薬後は看護師がお薬の「飲み殻確認」を行います。容器を準備致
しますので服薬後の薬の殻は捨てずに容器の中へ保管して下さい。
教育
説明
その他
病棟看護師により病棟内のご案内をさせて頂きます。
ESWLに必要な物品の準備をお願い致します。
⇒必要な物品【下着1枚・バスタオル2枚】
退院後の日常生活について制限はありませんが、再発予防のために
下記に注意して下さい。
医師よりESWLについての説明があります。
看護師より退院までの経過を説明します。
発熱している方はすぐにお知らせ下さい。
不安や分からないことがあれば遠慮なく看護師にお尋ね下さい。
①水分を多く摂って下さい。1500ml/1日程度が目安です。
②適度な運動(階段昇降など)を行って下さい。
③血尿出現時や38度以上の発熱時は病院にご連絡下さい。
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備考
この説明用紙は、治療のおおよその経過をお知らせするものです。状態に応じて予定が変更になることがあります。ご不明な点がございましたら、お気軽におたずねください。
千葉大学医学部附属病院 泌尿器科 2011年08月作成
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撮影したお腹のレントゲン検査結果について医師より説明があります。