﹁ 歯 口 力 ﹂

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口の中を清潔に保つこと
で、誤嚥性肺炎などの高齢
者に多く発生する病気の予
防にもつながります。
今年度の対象者の方(昭
和15年 4 月 1 日∼昭和16年
3 月31日に生まれた方)へ
は、ご案内と受診券をお送
りしてありますので、ぜひ
受診してください。
‼
▼問い合わせ先
長野県後期高齢者医療広
域連合
☎026−229−5320
▼問い合わせ先
高齢福祉課
高齢者支援係
﹁歯口力﹂ を上げて健康長寿に
加齢と共に自覚の出てくる
呼吸したり、飲み込んだり 動きにくさや、腰が痛い、膝
といった口の役割を、
﹁でき
が痛いなどで運動を一生懸命
て当たり前のこと﹂と軽く考
行っている方も多いことでし
えていませんか?また、
﹁痛
ょう。
くないから歯科には行かな
より効果を上げるためにも、
い﹂
﹁年をとったら歯は抜け
お口の機能を上げ、良い栄養
るもの﹂と思っている人も多
状態を保つことが運動機能の
いようです。
向上にもつながります。
ところが、知らぬ間に糖尿
病や心臓病、肺炎など健康長
寿を脅かす危険があります。
例えば、口は酸素や栄養を
取り入れるための入り口であ
ると同時に、病気を招く細菌
の入り口でもあります。また、
﹁噛む﹂ことは単に食べ物を
消化するためだけでなく、脳
の活性化に欠かせません。
歯の数と認知症発症との関
係について、歯がほとんどな
噛む力、飲み込む力は、年
く、義歯も使っていない人は、
とともにどうしても衰えます。
歯が 本以上残っている人と
口のなかの健康をいつまでも
比べ、 倍近く認知症になり
保つためには、舌や唇、頬、
やすいと言われています。要
のど、顎などをきたえる必要
介護になりやすい転倒リスク
があります。積極的にお口の
も、歯が 本以下で義歯を使
体操をしましょう。そして歯
用していない人は、歯が 本
を失う原因となるむし歯と歯
以上ある人に比べ ・ 倍高
周病の予防に心掛けましょう。
いとも言われています。
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後期高齢者歯科
健診のお知らせ
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広報こもろ 平成28年11月号