1 - 食品産業センター

職場食の栄養改善
インドネシアにおける展開
(2020年までの取り組み、本年度の計画)
一般財団法人食品産業センター
海外室
山口隆司
NJPPPのプロジェクトとして

栄養改善事業である

2020年までに成果、方向性を示す

ビジネスに結び付ける
【社会貢献、寄付ではない。】

(官民)連携プロジェクト
【オールジャパン】
栄養改善事業
目標:職場食を通じた適正な栄養摂取
導入側、提供側でのWIN・WINビジネス構築
 実態調査【現地工場の環境(職場食提供)、既存栄養摂取
関連情報】
 現地政府の栄養政策、関連制度(栄養重点項目)確認
何が問題か
解決方法
栄養不良(微量栄養素、カロリー)
貧血症(若い女性)
過体重
日本の経験を生かした戦略立案
(国民栄養調査、給食制度、認定栄養士、食育)
栄養教育の実施
インドネシア日系企業数、地域別分布
進出企業数:1,533社(JETROジャカルタ調査2015.10)
近年推移: 2010.09 (1,005社)2012.09 (1,255社)2014.03 (1,496社)
〈日系企業の95%超がジャワ島に集積〉
バダム島、
ビンタン島 29社
スマトラ島 5社
ジャカルタ特別州 765社
西ジャワ州
592社
1,480社
パンテン州
東ジャワ州
中ジャワ州他
49社
60社
22社
バリ島など 5社
インドネシアにおける職場食の栄養改善
2020年に向けたアクション
 フェーズ 1(2016.09-2017.03)
基礎情報収集
パイロットプロジェクト・デザイン
 フェーズ 2(2017.04-2018.09)
パイロットプロジェクト導入、評価
プロジェクト展開
 フェーズ 3(2018.10-2020.03)
プログラム普及展開
インドネシアにおける職場食の栄養改善
(2016年度の活動)
フェーズ 1 (2016.09-2017.03)
1. 日系企業サプライチェーンを含む工場の実態調査
2. 栄養ニーズ及び既存の政策・取組に係る基礎調査
及びステークホルダーエンゲージメント
3. 職場食提供側のビジネスモデル創出とパートナー調整
4. パイロットプロジェクトの介入デザイン作成
5. モニタリング評価デザインの作成とパートナーの選定
6. パイロットプロジェクト実施工場の選定と交渉
7. パイロットプロジェクト導入とプログラム展開のための
ファンドレイジング
基礎調査・実態調査
官民協力体制
1 栄養関連政策・制度・規則・基準
【基礎情報の有無、課題把握】
2 栄養状況・課題(ケータラー、メニュー等)
【現状設備に対応した対策提案】
3
既存の主要栄養事業・実施体制
【行政方針に則った方針】
4 栄養分野の民間連携事業・ビジネスモデル
【ビジネスモデル構築】
5 日本企業展開状況
【オールジャパン】
栄養教育実施
介入デザイン作成
行動変革
1. 教育研修モジュール作成
 栄養基礎知識の習得
 労働者並びに家族への影響
 関連ステーキホルダー(現地政府)と共同作成
2. 職場食の提供
 栄養供給量の設定(必要量の1/3?)
 供給量に基づきメニュー提案
導入企業のメリット、デメリット
メリット
デメリット
就業者勤務状況改善
(集中力、持続力:生産性)
プロジェクト導入費用負担
従業員の福祉向上
・健康診断による健康管理
効果測定(役割、コミットメント)
対応(追加作業)
栄養教育浸透
栄養研修、教育体制構築
(追加作業)
健康志向企業(イメージ)
(行政指針に沿った)
職場食提供側のビジネスモデル創出
メニュー提案
野菜摂取推進
特別なドレッシング
鉄強化米
ビタミン強化米
特別なケチャップ
豆腐ハンバーグ
栄養強化大豆
味噌汁 or
スープ
お弁当の可能性?
食育?
煮物
フルーツ
天ぷら
八幡巻き
秋鮭の塩焼き
鶏唐揚げ
出し巻き
ピーナッツ和え
散らし寿司
味噌田楽
白ごはん
かまぼこ
ゆかりごはん
NJPPPの展開
(職場食の栄養改善)
職場食導入企業:



プロジェクトの理解、賛同
パイロットプロジェクトへの参画
評価(改善項目)指標の選定
職場食提供企業:




食事メニューの考案・提案
ビジネスモデル創出、体制構築
現地サプライヤー対応
マーケット発掘調査
多くの企業の参画を
お待ちしております。
ご清聴ありがとうございました。