平成28年度 南部・岩代・上南部地区防災訓練 計画書 1.

平成28年度
1.訓練種別
南部・岩代・上南部地区防災訓練
計画書
地震・津波避難訓練
2.訓練実施主体等
[実施主体]
[後方支援]
[協
力]
南部地区、岩代地区、上南部地区の22自主防災会及びみなべ町自主
防災会連絡協議会
町消防団第1分団~第6分団、関西学院大学准教授照本清峰氏、みな
べ町
田辺警察署、NEXCO西日本和歌山高速道路事務所、ミナベ化工㈱
3.訓練目標
(1)訓練参加者全員が地震の際の安全行動を実施する。
(2)訓練参加者全員が津波浸水想定時間までに高台へ避難する。
4.訓練日時
平成28年11月6日(日)
午前8時00分開始
5.訓練想定及び概要
(1)地震等の想定
平成28年11月6日午前8時00分、和歌山県全域で非常に強い揺れを感じる
地震が発生し、同8時3分に和歌山県全域に「大津波警報」が発表された。想定震
源域は和歌山県南方沖で、震源の深さは約10km、地震の規模はマグニチュード
8.7と推定された。
(2)津波の想定
平成25年3月に和歌山県から公表された南海トラフ巨大地震による津波浸水
想定を考慮する。津波浸水範囲及び津波陸域 1 ㎝到達時間の分布状況は別紙1のと
おりである。
(3)避難の条件等
① 津波避難場所
本訓練での津波避難場所は、平成26年みなべ町津波ハザードマップに掲載
された津波避難場所等とし、避難先の選定は各住民に委ねる。
② 訓練開始
訓練参加者は、地震発生の合図により3つの安全行動である「まず低く・頭
を守り・動かない」のシェイクアウト訓練を実施した後、津波避難場所まで避
難をする。
③ 避難方法等
訓練参加者は、徒歩、自転車及び単車などによる避難を原則とする。
④ 訓練参加者名簿の作成
津波避難場所に到着後、各自主防災会は訓練参加者名簿の作成を行ない、訓
練参加者数を把握する。
⑤ 訓練参加者の役場への報告
④で把握した訓練参加者数は、速報値として、10時までに電話連絡等でみ
なべ町役場総務課(以下。「町総務課」という。)に報告する。また、訓練参加
者名簿は、1週間以内に町総務課に提出をする。
町総務課連絡先 TEL72-2051、FAX72-1223
メールアドレス [email protected]
(4)訓練スケジュール概要
8時00分
地震発生(1~2分の揺れを想定)
訓練参加者は、地震発生を知らせる放送※により、地震の揺れから身の安全
を確保した行動をとり、その後避難を開始する。※シェイクアウト提唱会議の音源使用
8時03分
大津波警報発表
大津波警報発表を想定した放送とサイレンを行う。
8時10分
地震発生後10分周知
訓練開始から10分経過の放送を行う。
8時15分
地震発生後15分周知
訓練開始から15分経過の放送を行う。
8時20分
地震発生後20分周知
訓練開始から20分経過の放送を行う。
8時25分
地震発生後25分周知
訓練開始から25分経過の放送を行う。
8時30分
地震発生後30分周知
訓練開始から30分経過の放送を行う。
避難開始~9時00分
避難者数の把握、町への報告等
各避難場所では、自主防災会が主体となり参加者名簿を作成し、10時ま
でに参加者数を町総務課に報告する。
9時00分 訓練終了(目安)
訓練終了時は、訓練終了を知らせる放送を行う。なお、避難訓練がスムー
ズに進行した場合、9時00分に達しなくても状況を判断して訓練を終了す
る予定。
6.その他留意事項
○ 訓練時の交通安全等を確保するため、田辺警察署に協力を依頼する。
○ 訓練スタッフとして消防団員に協力を依頼する。
○ その他、訓練に使用する避難場所の所有者等に協力を依頼する。
7.訓練中止等
訓練は、原則、雨天でも実施して荒天の場合に中止する。
また、訓練中止の判断は当日午前7時00分に行い、防災行政無線の放送などで訓
練参加者に周知する。
ただし、気象情報等で事前に訓練実施が困難であると判断できる場合は、早い段階
での中止決定を行う。