秩父市民のための街づくり・・・ 秩父市民会館・市庁舎の建設を中心として

秩父市民のための街づくり・・・
秩父市民会館・市庁舎の建設を中心として
※秩父市ホームぺージ資料による
①秩父市活性化のための拠点づくり・・・秩父市発展の鍵は「祭り広場」にあります。
秩父市民会館、市庁舎、歴史文化伝承館及び御旅所を中心とする祭り広場と西武秩父
駅構内改修計画や御花畑駅が連動し、秩父市の新たな街づくり拠点となる。また、広く
なった祭り広場や耐震強度の高い新たな施設は、市民を守る避難・防災の拠点でもある。
②庁舎機能について・・・無駄が無くなり、使いやすく便利になります。
分散化により、市民サービス及び執務環境が低下している。無駄を省き施設を集中合
理化し、市民サービスを向上させる。
(吉田支所の議会機能、荒川支所の地域整備部、芸
術文化会館の教育委員会及び地場産センターの産業観光部などを集中させ、合理化する。)
③歴史文化伝承館機能の喪失・・・歴文化伝承館(低層棟)は市役所に使えません。
東北沖地震により、旧庁舎が使用出来なくなったため、仮庁舎として歴史文化伝承館
全体を市庁舎として期限付きで利用している。補助金等の制約もあり、早急に低層棟部
分は、本来の歴史文化伝承館に戻す必要がある。
④旧市民会館の構造的制約と舞台の制約・・・旧市民会館は建替える必要がありました。
旧市民会館は、武道館を改修し、地下 1 階・1 階・2 階部分を市民会館に、3 階・4 階
部分を会議室等に改修し、大スパンの上に、会議室を乗せた構造であり、不安定要素の
ある構造である。また、舞台や楽屋も手狭であり、利用者からの改善要望があった。
⑤合築により、市庁舎をコンパクト化し、市民会館を充実・・・市民優先の施設づくり
歴史文化伝承館の庁舎機能と新庁舎を隣接させ、ブリッジ等で結ぶことにより、市庁
舎機能をコンパクト化している。震災前より、約800㎡の縮減された。市庁舎と市民
会館の予算配分は約1:2であり、市民のための市民会館に予算を集中配分している。
⑥市民負担の軽減について・・・国からの計 31.25 億円の支援金と補助金で造られます。
国からの 22.75 億円の支援金と 8.5 億円補助金で造られます。支援金である合併特例
債は、期限付きであり(平成 33 年度まで) 、タイムリーな計画の実現が要求される。計
画・設計及び建設には、多くの検討時間が求められる。
⑦建設物価高騰対応について・・・補助金追加により、市民負担は 1.75 億円減っています。
基本構想時、実施設計時及び入札時と建設物価高騰により予算は増加したが、国から
の補助金等を追加獲得し、市民負担は削減された。基本構想時と入札時では、工事額は
約 16 億増加している。しかし秩父市の将来自己負担額は、逆に基本構想時約5億5千万
円から契約時約 3 億 7 千 5 百万に減額されている。(約 1.75 億円の減額)
⑧秩父の歴史と文化及び自然を表現した建築・・・
「秩父らしさ」を世界に発信します。
秩父産木材の積極的活用を目指しながら、秩父夜祭や秩父銘仙等の伝統文化をモチー
フにしたデザインであり、多くの秩父の個性を表現した質実剛健な建築である。市民利
用のための「けやきフォーラム」
、大ホールフォレスタ、各エントランスホール等。