5 年後に 2,000 万円のキャッシュ・インフローを生じる 1,500 万円の投資機会がある。こ の投資機会の内部収益率は? 1,500 万円(1+i)5=2,000 万円、 (1+i)5=2,000/1,500=1.333…、この 5 乗根を求めると 1.05922 …、ここから 1 を引いて 0.05922…≒0.059、5.9%。 i に適当な水準の値を入れて、試行錯誤的に求める方法。 本格派宣言…経済学部・経営学科の長谷川ゼミナールは企 業会計-会計学のゼミです。原書(英語)の講読を通じて専門 定すると(1+0.07)5=1.40255…。 能力を身に付け、理論武装します。財務会計、管理会計、原 5%と 6%の間での近似推定。 価計算等がその対象領域になります。大学のゼミナールらし 1.338 く、骨太の、十分に手応えのある時間にする予定です。皆さ 5%を想定すると(1+0.05)5=1.27628…、6%を想定すると(1+0.06)5=1.33822…、7%を想 んの灰色の脳細胞を活性化させるのに、最適な場になるはず です。 1.333 夏休みには、谷川合宿(勉強会+α)を予定してください。 大学らしい濃密な時間で自身を鍛えてください。多くの皆さ んの参加を待っています。 1.276 担当教員の横顔…あるときは原価計算論、 管理会計論を担 0.06 x 0.05 当、またあるときはサッカー部顧問、空手道同好会顧問、陸 上競技部の応援担当、しかしてその正体は…。 1.333-1.276 1.338-1.276 0.057 0.06-0.05 、 x-0.05 x-0.05 0.062 0.01 0.062x=0.00367、 、 x=0.05919…≒0.059、5.9% 5%と 7%の間での近似推定。 1.402 (影の声[1] この写真は誰じゃ) 1.333 1.276 0.07 1.333-1.276 x-0.05 x 1.402-1.276 0.05 0.057 0.07-0.05 、 x-0.05 以上の結果、5.9%と推定できる。 (影の声[2] にせもの!?) 1 0.126 0.02 0.126x=0.00744、 、 x=0.05904…≒0.059、5.9% 長谷川 泰隆ゼミナール【経営-9 クラス】 【題目】企業会計教室展開編―企業会計の今日的課題の検討 【到達目標】企業会計の基本的な考え方から近年の展開までを視野に入れ、理論の完全 マスター。 【講義内容】企業会計の基本的およびやや進んだ考え方を広く深くマスター。場合によ はがね っては英文会計も登場。鋼鉄の会計術士になるための脳細胞の鍛錬の場になれば幸いで す。 【授業計画】 書籍をしっかり読破・読解することを基本線とし、 「語彙力、語学力、文章力」をモ ットーとします。下記の文献のいくつか(≒すべて)またはどれかを選択し、愉悦に浸り ます。 (1)ウルリケ・ヘルマン/猪俣和夫訳『資本の世界史』太田出版、2015 年、2,500 円+ 税 (2)ジェイコブ・ソール/村井章子訳『帳簿の世界史』文藝春秋、2015 年、1,950 円+ 税 (3)ジェーン・グリーソン・ホワイト/川添節子訳『バランスシートで読みとく世界経 済史』日経 BP 社、1,900 円+税 (4)渡邉 泉『帳簿が語る歴史の事実 通説という名の誤り』同文館出版、2016 年、3,500 円+税 (5)森田 章『日本の資本主義と会社法』中央経済社、2014 年、3,200 円+税 (6)今沢 真『東芝不正会計』毎日新聞社、2016 年、1,000 円+税 (7)浜田 康『会計不正 会社の「常識」監査人の「論理」 』日経ビジネス人文庫、2012 年、1,000 円+税 (8)前川修満『会計士は見た!』文藝春秋、2015 年、1,200 円+税 (9)山口 義正『ザ・粉飾』講談社+α文庫、2016 年、650 円+税 【教科書】 、 【参考書】上記参照。 【評価方法】事前に書籍を読み、欠席しない点。 【履修の条件】鋼鉄(はがね)の会計能力を身につけたいと少しでも考えている人。 【聴講生・科目等履修生受入】Anyone OK ! 【他学科・他専攻生受入】Anyone OK ! 【他学部生受入】Anyone OK ! 【当該科目に関連する開設科目】会計に関連する科目は履修することが望ましい、そう でなければ専門性の理解が難しい。会計の話題に大いに目を飛ばし、耳を長くすべし。 【使用言語】日本語の予定、留学生の場合には多少の英語も。 2 【担当者からの一言】大学のゼミナールという特権空間を楽しんでください。 【身に付くように意識している汎用的能力】 豊富な語彙力 ◎ 十分な語学力 ◎ 達者な文章力 ◎ 少しでも先を見通す力 ◎ 旺盛な知的好奇心 ○ 本質を理解する力 ○ 論理的に考える力 ○ 様々な人と対話する力 ○ 意志や情報を発信する力 ○ 自ら行動する力 ○ 自己を受け止める力 △ 自己反省する力 △ 3
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