[5] 肩まわりの痛みの応急処置の基本

[5]
肩まわりの痛みの応急処置の基本 (1) 肩まわりの応急処置の基本刺法
症状
確認
痛み,動作制限などや
患部やツボの出ている所の
皮膚や筋肉の状態
症状
確認
座位で
手甲4・5間
(3・4間)
遠*強
(運動鍼)
座位
座位 or 立位
手陽経
肩・首
末端へ
(散鍼) → 刺鍼
近*弱
近*弱 → 遠*強
動作鍼
手甲
遠*強
次回練習
(2) より悪い側を治療する…「悪かった側を良くして終える」のが原則
初心者のうちは、良い側の治療で悪い側の痛みが復活する可能性あり
(3) ツボの出やすい処(基本)
① 肩まわり
▽
○
1. 首の付け根から肩峰:肩井、首の付け根(女性)
▽
2. 肩胛骨まわり :肩外愈、膏肓
(3. 大椎まわり :大椎がポコっと出ている)
◇
▽
②首
○
1. 後頭骨下縁 :天柱(不眠を伴うとき)
右手
○
○
2. 華陀経、1 2行線:横頚部中央
③ 手の陽経
1. 手甲:中渚,八邪、(3,4間の同部位)
2. 上腕:上小海
◇
(4)肋骨より下には刺鍼しない
肩井の刺し方
肩胛骨まわりの刺し方
肩胛骨
筋肉
肋骨