入札心得【PDF形式/118KB】

入 札 心 得
第1 入札の方法
1 入札者は、入札書を用い、次に掲げるところにより郵送又は持参により入札しなければならない。
(1) 入札回数は、原則として1回とする。入札の際には内訳書(【総括表】のみで可とする。)の提
出を求めるものとする。
(2) 入札は、1人1通とし、入札者を他の入札者の代理人とすることはできない。
(3) 入札書は、
「何業務入札書」と表示した封筒に入れ、割印をして提出すること。
(4) 既に提出した入札書の書換え、引換え又は撤回できない。
(5) 入札者は、消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった契約希
望金額の 108 分の 100 に相当する金額を入札書に記載すること。
2
入札者は、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和 22 年法律第 54 号)等に
抵触する行為を行ってはならない。
3 入札に際し、不正の行為があると認めたときは、その者の入札を拒絶することがある。
第2 開札
1 開札は、入札の終了後、当該入札事務に関係のない職員を立ち会わせ直ちに行う。
2 開札の際、入札価格内訳書との整合性を確認するものとする。
第3 無効入札
競争入札に参加することのできる資格を有しない者のした入札及び次に掲げる項目の一に該当す
る場合における当該入札は、無効とする。
(1) 契約担当者の定める入札条件に違反した場合
(2) 入札者又はその代理人が同一業務について2以上の入札をした場合
(3) 入札者が連合して入札したと認められる場合、則ち談合の事実が明らかと認められた場合
(4) 入札に際して不正の行為があった場合
(5) 入札書の金額を訂正した場合
(6) 入札書に記名押印のない場合又は誤字、脱字等があって必要事項を確認しがたい場合
(7) 内訳書に記載すべき事項が欠けているとき又は誤りがあるとき等の不備が認められる場合
第4 入札又は開札の取消又は延期
1 契約担当者は、天災その他やむを得ない事由がある場合又は入札に関し不正行為がある等により
明らかに競争入札の実効がないと認められる場合には、入札又は開札を取消し、又は延期すること
ができる。
2 1の規定により入札又は開札の取消し又は延期をしたときは、直ちに入札者に通知するものとす
る。
3 1の規定により入札又は開札の取消し又は延期による損害は、入札者の負担とする。
第5 落札者の決定
1 契約担当者は、入札者のうち予定価格の範囲内で最低価格の入札をした者を落札者とするものと
する。
2 契約担当者は、落札となるべき同価の入札をした者が2人以上あるときは、直ちに、当該入札事
務に関係のない職員にくじを引かせて落札者を定めるものとする。
3 契約担当者は、落札者が決定したときは、直ちに、その旨を書面又は口頭により落札者に通知す
るものとする。
第6 最低価格以外の者を落札者とすることができる場合
契約担当者は、第5の1の規定にかかわらず、最低価格を持って入札した者であっても、次に掲
げる項目に該当する事由があるときは、その者を落札者とせず、その他の者のうち予定価格の範囲内
で最低の価格をもって入札した者を落札者とすることができる。
(1) その者の当該申込みに係る価格によってはその者により当該契約の内容に適合した履行がさ
れないおそれがあるとき。
(2) その者と契約を締結することが公正な取引の秩序を乱すことになるおそれがあって著しく不
適当であると認めるとき。