Press Release 平成28年10月19日 本紙投げ込みを以て解禁 工 事 現 場 におけるアメニティ検 討 会 2を開 催しました ~快適トイレ等について受発注者の女性技術者が意見交換~ 工事の現場環境の更なる改善、魅力ある現場の創出は、建設界のイメージアップ に不可欠で、また、女性技術者も活躍出来る場の創出として、現場事務所やトイレ などのアメニティ施設の改善が必要です。 この度、 「アメニティ検討会2」を開催し、約2年前に開催した検討会を受け現場 で実施した快適トイレなどの取り組みについて、実際に使ってみて改善すべき事項 等を受発注者の女性技術者が意見交換を行いました。 ■ 快適トイレ(案)に対する意見要望 ○ 形式(洋式便座)は限定しない。受発注者間で協議。 ○ 防音性に配慮。単独トイレならば擬音装置は不要。 ○ 雨合羽等脱着のため、フィッティングボードは原則設置。 トイレ室内寸法はそれらを考慮した大きさが必要。 ○ 車載型トイレは移動が多い現場には必須だが、いかにも「トイレ」であること が目立つので使いづらい。室内に着替え用スペース必要。 リース料が高額なため、導入費用上限額アップが必要。 ○ 男子小用トイレにも扉の設置。目隠しは男女用ともに必要。 ○ 男女用ともに改善。 ■ その他意見要望 ○ 男女別の更衣室は必要。 ○ 女性にも扱いやすいよう、作業服、長靴、安全帯等の最適化(軽量化) 。 ○ 作業場所にも男女別トイレ必要。 ○ 現場から戻った時、ホコリ、汚れを洗い流せるよう水道が必要。 特にコンクリートはつりの現場。 ○ 出産、育児のための 休暇が取得しやすい環境づくり。 ○ 男女ともに働きやすい環境づくりには、話し合うことが必要。 等 ■今後の予定 ○ 男女別の更衣室(休憩室)や作業服等の改善については今後の課題 ○ 今後、アメニティ検討会3を開催し、意見交換を実施予定 【同時資料配付先】 ・日刊建設通信新聞社 新潟支局 ・日本工業経済新聞社 新潟支局 ・日刊建設工業新聞社 北陸総局 ・建設ジャーナル社 ・産業新聞社 信越支局 ・鉄鋼新聞社 新潟支局 ・北陸工業新聞社 新潟支局 ・新潟建設工業新聞社 ・(株)建設速報社 【問合せ先】 国土交通省 北陸地方整備局 〒950-8801 新潟市中央区美咲町1-1-1 TEL 025-280-8880(代) 企画部 技術管理課長 土田 稔 (内線3311) (参考1)アメニティ検討会2 ◎日 時:平成28年10月13日 15:30~17:15 ◎出席者:受注者…8企業9人(業団体から推薦があった女性技術者) 発注者…9事務所等12人 受注者 発注者(北陸地方整備局) (株)福田組 企画部 大成建設(株) 高田河川国道事務所 鹿島建設(株) 信濃川下流河川事務所 (株)大瀬建設 長岡国道事務所 (株)大石組 新潟国道事務所 (株)岡部 富山河川国道事務所 ケミコリバイブ(株) 黒部河川事務所 加賀建設(株) 利賀ダム工事事務所 金沢河川国道事務所 ◎意見交換の様子 (参考2)快適トイレの標準仕様(案) トイレに 求める機能 付属品として 備えるもの 推奨する 仕様、付属品 ①洋式便座 ②水洗機能(簡易水洗、し尿処理装置を含む) ③臭い逆流防止機能(フラッパー機能) ④容易に開かない施錠機能(二重ロック等) ⑤照明設備(電源がなくても良いもの) ⑥衣類掛け等のフック付き、又は、荷物置き場設備機能 ⑦男女別の明確な表示 ⑧入口の目隠しの設置 ⑨サニタリーボックス(女性専用トイレに限る) ⑩鏡付きの洗面台 ⑪便座除菌シート等の衛生用品 ⑫室内寸法 900×900 ㎜以上(半畳程度以上) ⑬擬音装置 ⑭フィッティングボード ⑮フラッパー機能の多重化 ⑯窓など室内温度の調整が可能な設備 ⑰小物置き場等
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