テキストの例題

例題 2.3 水平の毛細管(直径 D  1.0mm ,長さ L  40cm )の両端の圧力差 6.7  10 Pa を加えて 10℃
3
3
3
の水(密度ρ 1000kg  m )を流したところ,1 分間に 19.0cm の水が流出した.この実験
データから,10℃の水の粘度を算出せよ.また入口長さ Le はいくらか.さらに,管径が 1/2
の毛細管を用いた場合,流量を求めよ.
例題 2.6 水平な平滑面円管(内径 D  2cm ,長さ L  10m )内を 20℃の水が流れている.流量 Q を測
1
ったところ, Q  5.6m  h であった.圧力損失を求めよ.また,管の粗面度ε 0.2mm であ
3
った場合,圧力損失はどの程度増すか.さらに,円管と同じ断面積を持つ長方形断面 2a   a 
の平滑円管の場合,圧力損失はどのようになるかを検討せよ.ただし 20℃の水の粘度μ,密
3
度ρはそれぞれμ 0.001Pa  s ,ρ 998kg  m とせよ.
例題 2.8 ある流体(密度ρ,粘度μ)を溜めた充分に大きいタンクがある.大気に開放された液面と高
低差が h となる下方の壁面に小さな穴が開き,流体が大気中に噴出している.噴出する流体の
速度を推定せよ.ただし穴近傍の乱れによる消散エネルギーは無視できるものとする.
例題 2.10 図 2.17 のような平滑面円管(内径 6cm)の輸送システムを用いて,水を水源 A から一段低
1
い中継タンクを経由してタンク B まで流量 17m  h で輸送したい.必要なポンプの動力
3
(HP)を計算せよ.ただし,ポンプの効率を 50%とせよ.また,中継タンクに水平方向にかけ
る力 Fx を求めよ.
タンクB
内径6cm円管
断面① 水源A
10m
25m
50m
断面②
40m
50m
ポンプ
60m
10m
45m
断面④
中継タンク
断面③
図 2.17 水源からの水の輸送システム
(2.5)
3
水平な平滑面円管(内径 D  10mm ,長さ L  5m )内を 20℃の純硫酸(密度ρ 1834kg  m ,
粘度μ 0.027 Pa  s )が流れている.流量 Q0 が 3.5l / min であるとき,圧力損失Δp はいくらか.
また,流量が Q0 の 3 倍,9 倍,27 倍になったとき,圧力損失はどのように変化するかを検討せ
よ.
(2.6)
上記の問題(2.5)において,円管内面が硫酸により腐食されて,管が粗面度ε 0.4mm を持つよう
になったとしよう.流量が 3.5  27  94.5l / min であるとき,腐食により,圧力損失はどのよう
に変化するかを検討せよ.
(2.7)
水平な平滑面円管(内径 D  2cm ,長さ L  10m )内を 20℃の水が流れている.圧力損失
⊿p po  p L  を測ったところ, ⊿p  5.0  10 5 Pa であった.流量 Q を求めよ.
例題 2.3 水平の毛細管(直径 D  1.0mm ,長さ L  40cm )の両端の圧力差 6.7  10 Pa を加えて 10℃
3
3
3
の水(密度ρ 1000kg  m )を流したところ,1 分間に 19.0cm の水が流出した.この実験
データから,10℃の水の粘度を算出せよ.また入口長さ Le はいくらか.さらに,管径が 1/2
の毛細管を用いた場合,流量を求めよ.
例題 2.6 水平な平滑面円管(内径 D  2cm ,長さ L  10m )内を 20℃の水が流れている.流量 Q を測
1
ったところ, Q  5.6m  h であった.圧力損失を求めよ.また,管の粗面度ε 0.2mm であ
3
った場合,圧力損失はどの程度増すか.さらに,円管と同じ断面積を持つ長方形断面 2a   a 
の平滑円管の場合,圧力損失はどのようになるかを検討せよ.ただし 20℃の水の粘度μ,密
3
度ρはそれぞれμ 0.001Pa  s ,ρ 998kg  m とせよ.
例題 2.8 ある流体(密度ρ,粘度μ)を溜めた充分に大きいタンクがある.大気に開放された液面と高
低差が h となる下方の壁面に小さな穴が開き,流体が大気中に噴出している.噴出する流体の
速度を推定せよ.ただし穴近傍の乱れによる消散エネルギーは無視できるものとする.
例題 2.10 図 2.17 のような平滑面円管(内径 6cm)の輸送システムを用いて,水を水源 A から一段低
1
い中継タンクを経由してタンク B まで流量 17m  h で輸送したい.必要なポンプの動力
3
(HP)を計算せよ.ただし,ポンプの効率を 50%とせよ.また,中継タンクに水平方向にかけ
る力 Fx を求めよ.
タンクB
内径6cm円管
断面① 水源A
10m
25m
50m
断面②
40m
50m
ポンプ
60m
10m
45m
断面④
中継タンク
断面③
図 2.17 水源からの水の輸送システム
(2.8)
3
水平な平滑面円管(内径 D  10mm ,長さ L  5m )内を 20℃の純硫酸(密度ρ 1834kg  m ,
粘度μ 0.027 Pa  s )が流れている.流量 Q0 が 3.5l / min であるとき,圧力損失Δp はいくらか.
また,流量が Q0 の 3 倍,9 倍,27 倍になったとき,圧力損失はどのように変化するかを検討せ
よ.
(2.9)
上記の問題(2.5)において,円管内面が硫酸により腐食されて,管が粗面度ε 0.4mm を持つよう
になったとしよう.流量が 3.5  27  94.5l / min であるとき,腐食により,圧力損失はどのよう
に変化するかを検討せよ.
(2.10) 水平な平滑面円管(内径 D  2cm ,長さ L  10m )内を 20℃の水が流れている.圧力損失
⊿p po  p L  を測ったところ, ⊿p  5.0  10 5 Pa であった.流量 Q を求めよ.