H281012 01 会議録(決定稿)

会
会
議
名
議
記
録
政策会議
開 催 日 時
平成 28 年 10 月 12 日(水)午前 9 時 30 分~午前 10 時 30 分
開 催 場 所
庁議室
出
者
別紙出欠表のとおり
題
1 政策会議付議事項について
2 その他
議
席
【開会に当たっての市長挨拶】
行政経営理念について、職員、特に新人職員の認識が低下していることに危機感を
抱いている。今一度職員に周知徹底したいが、皆さんの意見を伺いたい。
【意見】
・名札の裏に印刷したものを入れておく。
・朝礼で唱和する。
・サイボウズのトップ画面に掲載する。
・繰り返すことで自然に身に付いてくる。
・名刺の裏に印刷する。
・日頃の業務で行政経営理念について確認する機会がない。
・業務の評価項目に入れる。使命感を持ってやったか、価値観はどうだったか等。
→ 現在の周知方法は、貼り紙のみとなっている。各課で独自の取組みをそれぞれ
実施し、職員の認識を高めていただきたい。行政経営理念を作った経緯、ドラッ
カーの理論による、ミッション、ビジョン、バリューとした経緯も風化している。
今回の政策会議における問題提起により、職員に再確認してもらいたい。
1 政策会議付議事項について
≪企画部≫
● 重要事務事業の計画・処理方針等の事項
① 第四次総合振興計画実施計画の決定について
第四次総合振興計画実施計画、平成29年度から平成31年度までの3箇年の実
施計画の策定については、7月の調書作成から始まり、各課ヒアリング、市長ヒア
リングへの出席、また、今年度から設定した部局別採択可能事業費における部局内
の所管事業の見直しなど、協力に感謝申し上げる。
実施計画の採択内容の詳細については、9月23日付の採択案の報告起案におい
て、事業を所管する部局長の合議をいただいていることから、本日は、実施計画事
業の事業数と事業費の概要を資料として配付した。平成29年度、一般会計の事業
数が263事業、事業費の総額が174億6,340万1,000円、特別会計と
企業会計の事業数が41事業、事業費の総額が30億2,990万9,000円、
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合計309事業、204億9,331万円。平成30年度は、合計225億996
万2,000円、平成31年度は、合計224億7,992万5,000円となっ
ている。
続いて、資料の2枚目、平成29年度の実施計画における投資的事業、臨時的事
業、新規事業の一覧。今年度の実施計画から経常的事業については、事業を概要と
して採択し、事業費の詳細は予算調製において審査することから、実施計画におい
て審査を行った投資的事業、臨時的事業、新規事業について、事業ごとに実施計画
採択額と平成28年度当初予算額とその差額を一覧とした。平成29年度から平成
31年度までの3箇年の実施計画について、この内容で決定していただきたい。
【意見】特になし。
→ 承認
② 平成29年度予算編成方針(案)について
予算編成方針については、事前に政策会議のメンバーに確認を依頼し、意見に基
づき2箇所修正している。例年、予算編成方針の説明会を行っているが、今年度は、
事務的には大きな変更がないことから、説明会ではなく、予算編成に対する市長訓
示という形を考えている。日程は、10月17日(月)午前10時30分から、対
象は各課長を想定している。
【意見】
・10月17日(月)に各課や施設の長には話をする予定だが、各部局であらか
じめ強調してほしいものがあれば、17日までに申し出てほしい。現在考えてい
る内容は次のとおり。短期的には経済状況は悪くないが、中長期的に見たときに
は、和光市は地理的状況には恵まれているものの、人口ビジョンなどでも分かる
ように楽観視はできない。現在は先行投資、未来への投資が必要な時期だと認識
している。未来への投資として、まず、外環の延伸に伴い、外環上部の蓋掛け部
分の活用と、254バイパスの延伸に関連して市内の道路網の整備が課題である。
これまで区画整理が中心で、市内主要道の整備が進んでいないが、これからは道
路網の整備に重点を置いていきたい。また、国有地の利活用と市有施設の老朽化
対策も進めたい。市有施設というと、学校の耐震補強が思い浮かび、教育委員会
だけの話だと思われがちだが、学校の再生は各部局の施策とともに将来のまちづ
くりに関わる重要な取組と認識していただきたい。さらに福祉の課題としては待
機児童問題が来年度には解消される見込みであり、今後は保育の質の向上と学校
との関係づくりに目を向けていきたい。すべて将来へ向けての先行投資であると
考えている。最後に、キャッシュフローを見ると財政的には厳しい状況であり、
これら先行投資の財政需要に耐えうる体制を作っていくためには、既存事業の見
直しが必要であることも伝える。(市長)
・昨今、防災に強いまちづくりが求められていることから、防災関係の施策も盛
り込んで欲しい。
→ 道路網の整備と関連付けて訓示に盛り込む。(市長)
・清掃センターの焼却施設は、重要な課題であるにも関わらず、市単独で設置す
るのか、広域で対応するのか、方針が決まっていないため、対応ができていない。
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→ 早急に方針を決めるということを盛り込む。(市長)
・外環上部の蓋掛け部分の活用については、バスターミナルと決まっているのか。
→ 今年度中に用途を決めるということを盛り込めばよい。
・防災面でも、学校教育の現場でも、コミュニティの力を借りながら地域と連携
を強めていくことは非常に重要なことである。大きな予算ではないが、訓示に盛
り込んでもらいたい。
● 市議会に関する事項
① 人権擁護委員(1名)の選任について
人権擁護委員4名のうち、1名が退任したことを受け、新委員を選定する。任期
は平成29年4月1日~平成32年3月31日までの3年間。
≪総務部≫
● 市議会に関する事項
① 和光市税条例等の一部を改正する条例を定めることについて
税条例の改正内容は、大きく2点ある。納税環境整備関係では、修正申告等の場
合における延滞金の計算期間等に関する改正で、最高裁判決(平成26年12月1
2日)を踏まえたもの。申告をした後に減額更正がされ、その後更に増額更正又は
修正申告があった場合における延滞金について、一度減額更正を行った後に増額の
更正又は増額修正申告を行った場合は、増額更正又は増額修正申告までの期間を延
滞金の計算期間から除くよう改正する。
2点目は国際課税関係で、外国居住者等所得相互免除法に規定された、特例適用
利子等又は特例適用配当等についての取扱いを規定するもの。平成27年11月2
6日に、公益財団法人交流協会と亜東関係協会との間で「所得に対する租税に関す
る二重課税の回避および脱税の防止のための公益財団法人交流協会と亜東関係協会
との間の取決め」(略称「日台民間租税取決め」)が署名されたことを受け、外国
居住者等所得相互免除法の改正により、特例適用利子等又は特例適用配当等を有す
る者に対し、分離課税するよう改正する。
≪市民環境部≫
● 重要事務事業の計画・処理方針等の事項
① 白子三丁目中央土地区画整理区域内住居表示変更について
街区割が決まったことを受け、10月3日に告示している。実施は11月1日。
あわせて、この内容の図面等を議長報告という形で議会にも報告した。
② マイナンバーカード交付業務について
第1委員会室で行ってきたマイナンバーカードの交付業務について、10月1日
より戸籍住民課の窓口に移行する予定だったが、スペースが確保できないことから、
年内までの予定で期間を延長し、これまでどおり第1委員会室で扱っている。
【意見】
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・交付業務の窓口が10月1日から1階の戸籍住民課の窓口に移ると議会で答弁
していることから、なんらかの形で議会へ報告する必要があるのではないか。
→ 議会事務局と調整の上、議会へ報告する。
● 市議会に関する事項
① 和光市農業委員会委員定数条例及び和光市実費弁償に関する条例の一部を改正
する条例を定めることについて
委員の定数を選挙による8名から11名へ改める。
≪保健福祉部≫
● 重要事務事業の計画・処理方針等の事項
① 和光市内 保育のお仕事 就職支援相談会の開催について
平成28年11月19日(土)午後1時~3時30分、和光市市民文化センター
サンアゼリア企画展示室及び展示ホールで開催する。市内保育事業者の人材確保の
取組として、保育士、栄養士、調理師及び看護師等の資格を有する者を対象に、市
内事業所の保育士による講演会の他、市内保育事業者(18法人34施設)がブー
スを出展し、就職支援相談会(求人情報の提供)を実施。会場内では「和光市ふる
さとハローワーク」の周知活動も行う。11月広報、市ホームページ、掲示板で周
知する。
【意見】
・来場者はどのような層を想定しているのか。
→ 保育士をターゲットとしているが、年齢制限は設けていない。
・どの程度まで関わるのか。
→ ブースを設けて説明会を実施するが、就職斡旋まではせず、面接の日時等は
ハローワークを通じて設定する。
● 市議会に関する事項
① 和光市在宅重度心身障害者手当支給条例の一部を改正する条例を定めることに
ついて
障害児童福祉手当及び特別障害者手当の支給に関する省令の改正により、児童福
祉法に規定する障害児施設入所者が当該手当の対象となったため、同施設の入所者
を在宅手当の対象外とする改正を行う。
② 和光市介護保険条例の一部を改正する条例を定めることついて
介護保険法施行令の一部を改正する政令(平成27年政令第425号)により、
介護認定審査会委員の任期を「2年を超え3年以下」の期間で市町村が条例で定め
ることができるようになった。このため、現行任期2年を3年にする改正を行う。
③ 和光市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めることについて
地方税法施行令の改正により、2点改正する。1点目は課税限度額を85万円か
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ら89万円へ引き上げる改正で、この改正により調定額は1,098万円増加し、
影響世帯は338世帯となる見込み。2点目は国際課税関係の改正に伴い、所得税
法が一部改正されたことを受け、特例適用利子等の額及び特例適用配当等の額につ
いて、申告する義務を課すための新たな申告分離課税の区分が設けられたことから、
国民健康保険税の算定に用いる総所得金額に特例適用利子等の額及び特例適用配当
等の額を含める改正を行うもの。
≪建設部≫
● 市議会に関する事項
① 市道路線の認定廃止について
理化学研究所の新元素発見に伴い、市道524号線、及び市道527号線の廃止
認定と、市道113号線の認定を行う。その他、市道644号線の認定と、第二谷
中の区画整理が終わったことに伴い、市道4054号線、及び4107号線(歩道
専用)の認定を行う。
2 その他
① 和光市立中学校の配置・規模に関する基本方針(素案)の策定状況について(
企画部)
8月23日の政策会議において素案の概要を説明した中学校の配置・規模に関す
る基本方針について、その後の策定状況及び今後のスケジュールの中間報告する。
8月25日(木)に全員協議会を開催し、市議会に対して素案の内容を説明した。
この説明に対し、3名の議員から意見の提出があった。また、8月29日(月)か
ら9月20日(火)までの期間で意見募集を実施し、併せて9月4日(日)に市民
説明会を開催した。市民説明会には、8名の市民が参加。説明終了後の質疑では、
和光市駅北側へ中学校の配置を求める意見や通学区域の変更における通学路の安全
対策を求める意見などがあった。資料4に示したとおり意見募集には、16名の市
民から意見が提出され、方針に賛成するものが4件、方針に反対し、和光市駅北側
へ中学校の配置を求める意見が6件、その他、小中学校の統廃合や民間企業との連
携による中学校の新設を求める意見など、新たな意見や道路環境に関する意見など
が9件となっている。全員協議会、市民説明会、意見募集の実施後、9月28日(
水)に第4回臨時課長会議を開催し、提出された意見に基づく素案の見直しについ
て検討した結果、基本的な方向性は素案のとおりとするが、表現等について見直し
を行うこととなり、現在、調整中である。
続いて、今後のスケジュールは、今月17日に第5回臨時課長会議を開催し、素
案の見直し案を固め、11月の政策会議に付議し、最終案を決定する。
② 組織改正に伴う関係例規の見直しについて(企画部)
平成28年度組織改正については、9月定例会に条例の改正案を上程し、可決さ
れた。そこで、平成29年1月の組織改正の施行に向けて、改正が必要となる例規
の見直しについて、各課所等に確認をお願いしたい。政策課が作成した例規の改正
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案について、各所管で関係する改正箇所の確認をしてもらう。確認と調整に係る期
間は、本日の政策会議後1ヶ月程を想定している。なお、9月定例会に資料として
提出した組織規則等の例規については、これまでも政策会議等を通じて十分な調整
を行ってきたので、特別な場合を除いて変更を行わない。
③ 部局長の部屋の運用について(企画部)
部局長の部屋は各部長が1年間の計画や取組み予定を年度当初に市のホームペー
ジで公表しているものである。これとは別に昨年度までは部局別の方針書で半期ご
とに事業の進捗状況を公表していたが、今年度からは行政評価と重複するという理
由で廃止していることから、年度当初に各部局の抱負を掲載している部局長の部屋
で、その後の進捗状況を半期ごとに掲載するよう見直すものである。
④ (仮称)第10回アジア・エアガン選手権大会2017実施概要について(企
画部)
9月13日に記者発表した「(仮称)第10回アジア・エアガン選手権大会20
17」の実施について概要等を報告する。
今年の7月頃、埼玉県ライフル協会より、アジア・エアガン選手権大会の会場と
して和光市総合体育館を利用できないかとの打診があった。関係部署で大会期間等
の課題を協議した結果、開催可能と論決したため、9月13日に日本ライフル協会
と共同で記者発表を行った。和光市に隣接する朝霞駐屯地は、2020年東京オリ
ンピックパラリンピック競技大会射撃会場となっており、本大会を2020年に向
けたプレ大会として捉え、射撃競技の認知度を高め、気運を醸成するとともに、国
際大会運営経験を蓄積する機会と考えている。日程は、平成29年12月7日から
平成29年12月11日までを予定している。
主催は、アジアライフル射撃協会と公益社団法人日本ライフル射撃協会。和光市
も会場市として協力するが、内容については今後協議していく。
種目は12種目で、アジア圏の20~30カ国より男子180名、女子120名
の選手が参加する予定。日本選手は30名程度。観客数は2,000から3,00
0名を予定している。
今後のスケジュールは、直近の予定として12月1日より7日まで、第9回アジ
ア・エアガン選手権大会2016の会場であるイラン・イスラム共和国の首都テヘ
ランへ、市職員2名を視察に派遣する。なお、渡航費は日本ライフル協会が負担す
る。
【意見】
・今回の大会はオリンピックのプレ大会と位置付け、県の協力を得て進めていき
たいと考えている。
・準備期間が一年と短く、また国際大会の開催経験がないので、早い期間から準
備していかないといけない。
・プレ大会ということで、ここでの対応、受け皿、組織の経験を本大会で関連す
る市へフィードバックしていく取組が必要となる。
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・オリンピックにおける伝統文化のPR方法を考えていく必要がある。
・外国からのお客様を迎える、おもてなしをするという機運を高めることが大切。
・大会期間が12月定例会の日程と重なるので、早い段階でスケジュールを調整
する必要がある。
⑤ 和光市図書館下新倉分館オープン、中央公民館文化祭、南公民館まつりについ
て(教育委員会)
和光市図書館下新倉分館が11月3日(木・祝日)にオープンする。開館時間は
午前9時30分から午後6時で、休館日は毎週月曜、第4木曜日と年末年始。中央
公民館文化祭は10月13日(木)から23日(日)に開催する。南公民館まつり
は10月14日(金)から16日(日)に開催する。
⑥ 屋内消火栓操法技術大会の開催について(総務部)
11月4日(金)午前9時から新座消防基地で実施される。雨天予備日は11月
22日。和光市からは男女1チームずつ、全体では男子が24チーム、女子が16
チーム参加する予定。
以上
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