資料2 PDS、情報銀⾏に関する 技術について 砂原秀樹 慶應義塾⼤学⼤学院メディアデザイン研究科教授 慶應義塾⼤学先導研究センター サイバーセキュリティ研究センター所⻑ インフォメーションバンクコンソーシアム 事務局⻑ 第1回AI,IoT時代における データ活⽤WG(9/30) 資料4より抜粋 パーソナル情報とビッグデータ • 個⼈情報保護法 • EUデータ保護規則 • 現実的な解として • 個⼈による明確な同意が必要となってくる • どうやって個⼈から同意を得るのか? • 個⼈からの同意を得たことをどうやって⽰すのか? パーソナル情報の管理 • 多種・⼤量のデータの管理が必要 • 提供先の判断をどういう基準で⾏うのか? • セキュリティ上の責任はどこにあるのか? PDS、情報銀⾏を構成する技術 Identity(ID/Trust) IdP PDS A Sensor Data Stream Anonymize Standard (Format/Accuracy) Data Analysis 利活⽤ Σ+ Dataの完全性 Traceability Collaboration Communication Protocol PDS B Secure Storage BlockChain 暗号技術 可視化 Data Portability Data Access API CRM Data ATM 核となる技術 • 安全で確実な認証(Identity/Trust) • 複数の要素による認証 • IdP(Identity Providerによる認証連携) • 本⼈によるデータ利⽤制御とその依託 • 本⼈がデータの利⽤を制御 • 本⼈からの依託による運⽤(ファンドモデル) • 利⽤状況の検証→利⽤者への利⽤状況の可視化 • データのトレーサビリティ • 複数の第三者による確認 • Block Chain • 流出経路の確認技術(ダミーデータ) 課題 • 標準化 • API、Protocol、Data Format • ビジネスモデル • インセンティブ • 課税等の問題を含む • データポータビリティとデータ収集の努⼒の評価 • 知財はどこにあるか? • 利⽤者にわかりやすいデータ運⽤モデルの提⽰ • 監査 • 組織、運営 • 透明性の確保 • 問題発⽣時の解決⼿段 (ADR?)
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