長崎の企業への就職を応援! 地(知)の拠点⼤学による地⽅創⽣事業 地方創生推進本部 (COC+) ニュースレター 平成28年10月 創刊号 若者が輝く、若者で輝く地方創生 ~地方創生人材学士プログラム~ ! 長崎大学 地方創生推進本部は何するところ 地域の人口減少による活力低下が生じています。長崎県の人口減少率は全国9位(平 成28年)1万2千人減少。しかも若年層がその8割を占めています。長崎の良さを知って もらい、長崎で活躍できる人は長崎に残ってほしい。教育プログラムの見直し、長崎の良さ の紹介、企業情報の紹介(Nなび)。長崎の産業界への貢献。産学官と連携して進めてい ます。生協食堂横のキャリアセンターに本部があります。気軽に訪ねませんか 電話:095-819-2107 ● 新着情報 銅座商店街の将来ビジョン・プラン作りに参加 銅座商店街は、歴史もあり長崎の夜の繁華街として有名な場所です。でも、客数、特に若者客が減り、 将来を見据えた街の見直しが求めれています。どのようにしたら良いかを、銅座商店街の有志20名、長崎 市の職員3名等がプロのファシリテータの指導を受け話し合いました。まずは現状認識です。現在の銅座の プラスの側面(魚が新鮮でおいしい、歴史がある)、負の側面(人材不足、建物が古い)を皆で確認し、あり たい姿(昼間に元気な街に、文化の香りがする街に)について話し合いました。この会合は、引き続き行わ れ、プランが創られ動き始めます。生き生きとした意見、アイディアが出て、まさに新しい街づくりの現場に立 ち会ってきました。あなたは銅座にどうなって欲しいですか? (8月29日) 女性を対象とした「ながさき移住」プロモーション COC+ 長崎県は、首都圏および福岡圏を中心とした都市部在住の20代から30代の女性が長崎に移住すること を促進する事業者を募集しています。若い女性を都会から呼び寄せて長崎で暮らして欲しい。もちろん、こ れを願っているのは、他の都道府県も一緒。まさに女性の取り合いになりそう。TVの婚活パーティーは面 白いけど、実際は難しそう。少なくとも長崎県出身の女性には帰って来てほしい。でも帰ってきて何するのか と聞かれたら困りますね。楽しい夢のある将来が見えることが必要です。そうだ、銅座で新しい店舗づくりをし てもらう案もいいかも(8月29日) 団塊世代のための「ながさきダンカーズ倶楽部」 団塊シニア世代の方々が集まり、仲間づくり、出番づくり、居場所づくりを行うクラブがあります。旅行やラ ジオ番組支援、講演会等、現職時代の肩書自慢話は、ご法度で、皆で楽しもうがモットー。国も、アクティ ブシニアの活用が高齢化社会の切り札として、活動を支援しています。60歳の還暦は、生まれ変わりの時 とみて、新しいチャレンジをしてみませんか。楽しむ活動もOK。起業し収益活動するのもOK.地域貢献活 動もOK、長崎でも人材不足が叫ばれています。高齢化社会に応じた就労のスタイルもある筈です。高齢 者が社会参加し、収益を生む活動、ボランティア活動が有って欲しいです。一人のチャレンジもいいですが、 個々人が求める組織があるといいですね。ある高齢者が言っておられました。絵画教室、カラオケ教室、私 は結構です。(8月24日) 工業高校生と一緒に福祉機器製作を 長崎工業高校と長崎大学の学生と教員等で長崎特別支援学校からの依頼を受けて訪問。クラスを訪ね て現状を理解した後に先生たちからの福祉用具や特殊教材、遊具の相談を受けました。障害を考慮して、 ⅰPAD等を上手に使う技術が必要です。高校生の目が輝いていました。大学生が指導して、高校生が一 緒に制作する。面白そうでしょ(7月19日) ◇ 今月の予定 学生と企業をつなぐ!「NAGASAKIしごとみらい博」 来年度以降、就職活動を行う予定の学生のみなさん! 今年も開催します!「NAGASAKIしごとみらい博」!! このイベントは二部構成となっています。 第一部では“菅ちゃん”“ガースー”の愛称でお馴染みの、 元日本テレビ政策局長代理の菅賢治さんをお招きし、 仕事を行う上で必要なこと、周囲との関わり方、 これから仕事を探すうえで今やらなければいけないことなど、 菅さんの経験を踏まえながらお話していただく予定です。 第二部では「業界研究ブースツアー」を開催。 業界研究ブースツアーとして、様々な業界の企業の話を聞き、 今後の就職活動に必要不可欠となる情報を収集してください。 このイベントを通し、興味のある業界はもちろん、 今まで知らなかった業界や県内企業の魅力を感じていただきたいです。 何に「やりがい」を感じるかは人それぞれ。 自分が感じる「やりがい」を今から探し始めましょう!! 1.日 時 平成28年10月22日(土) 13:00~17:00 (受付時間:12:30~) 2.場 所 第一部 長崎大学 中部講堂 (13:00~14:00) 第二部 長崎大学 総合体育館(14:30~17:00) 3.参加企業 約60社 4.対 象 大学1・2・3年生、短大・専門学校1年生 5.申込方法 各大学等の就職担当または下記までお尋ねください。 5.問合せ先 ジョブネットワーク事務局 TEL 095-843-6647 FAX 095-847-7330 ★ 活動報告 バス見学ツアー」開催!(8月4日) 県内企業を訪問する「バス見学ツアー」を長崎大学地域教育連携・支援センターとの共同開催 しました。今回の見学先はいずれも県北に本社のある『株式会社ジャパネット』様と『梅が枝酒造』様。 1.ジャパネット:人事と広報ご担当の方に会社の歴史から現在の活動までを丁寧に説明していただきま した。生放送中のスタジオも見学させていただき、いつも見ている放送の裏側も知ることができ学生 達は大喜び。『自前主義』を掲げ、商品の仕入れから、放送、アフターフォローまで社内にすべての 部門をおくことを大切にしている事業方針を伺いました。また、前社長の髙田明様と学生の懇談の時 間もとっていただき、学生からの質問にも一つ一つに親切なご回答を頂き大変勉強になりました。 【学生の感想】 今回のジャパネットへの企業見学は、もともとメディアを通し馴染 みのある会社でしたが、全国展開するまでの沿革や素顔を内部 から知ることができました。さらに座談会で高田前社長と話すうち にその意向に魅せられ、インターンシップにも参加してより多くのこ とを学びたいと考えるようになり申し込みました。今後インターン シップでより多くのことを学べると期待しています!今回は人生の 選択を増やすまたとない機会をいただいたと感じています。 長崎大学 経済学部 総合経済学科3年 田川弘崇さん 2.梅が枝酒造:国の登録有形文化財にも一部指定されている歴史ある酒蔵を見学させていただきました。 お酒の製造工程や年季の入った道具など一つ一つ見ていくに従い、普段おいしくいただくお酒ができ るまでの大変さ、難しさを知ることができました。 また試飲の時間では、昔ながらの日本酒だけでなく、果実を入れたりスパークリングにしたりと今の 消費者ニーズに合った商品開発の工夫を感じました。すっかり気に入ってお酒を購入する学生も多か ったです♪ 今回、ご協力いただいた『株式会社ジャパネット』様と『梅が枝酒造』様、お忙しい中ご対応いただき、 本当にありがとうございました。今後も今回のような楽しみながら学べるバスツアーを企画していきた いと考えています。 ★ 今月の特集 (観光について) 観光産業の活性化 長崎県、長崎市の地域創生の鍵は観光です。長崎の夜景見物、長崎の観光・買い物で街中の外国人客 が増えています。地域が一体となって観光関連産業の推進を図るDMOの取り組みを長崎市や島原市が始 めています。島原では、DMOを法人化し、参加する旅館や店舗の社員を、DMOの社員とすることも検討し ています。長崎大学も、長崎大学ICT基盤センターが中心となってビッグデータ活用の委員会を立ち上げ、 観光客のデータによる状況把握を準備しています。国と連携することを超大事。観光庁からも来て頂き、後 援・交流会を開催。交流会ではホテル関係の方からここでも人材不足の報告がありました。 (7月20日) 世界遺産の再提案に大賛成 世界文化遺産への登録がユネスコの諮問機関「国際記念物遺跡会議」(イコモス)から禁教期に焦点を 当てるべきだとして推薦者の練り直しが提案され、長崎県は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」と 変更する方針を固めました。欧米やアフリカに行くと教会は当たり前。日本人観光客は「長崎の教会群」を単 なる観光地として訪ね、潜伏(隠れ)キリシタンについての関心は低く、教会は単なる物見遊山の場所であっ たと思われます。キリスト教への弾圧は明治5年まで続きました。戦時中にも弾圧を受けています。私の祖母 はキリスト教を怖がっていました。今回の信仰について光を当てた提案は、世界への視点に重点を置き、キリ スト教の歴史に光を当てる変更だと歓迎されています。外国人観光客も増えます。ただし教会を見せるだけ ではなく潜伏(隠れ)キリシタンに関する資料・展示の整備が望まれます。長崎の人にも知って欲しい。ただ天 草地方は海外で知られていないでしょうね(8月31日) 長崎を親切な街に 長崎の人は、外から来た人には親切でしょうか?長崎駅前に、列車で着くと、何かごちゃごちゃした 風景が目に飛び込みます。困っていても声をかけてくれる人はあまりいません。外国人とみると、多くの人は ちょっと引きますよね。タクシーも外国人観光客への特別な対応がなされていない状況です。数年前のこと ですが、タクシーに乗るとコンピュータ音声で「乗車ありがとうございます」とありました。さすがに運転手さんが いるのに、これは変と取り止めになったようですが。でも、このような状況は、他の地方都市でも同じです。以 前、某県のタクシーの運転手さんからタメ口で話しかけられ、とても嫌だった経験があります(あなたの息子 じゃない!と叫びたかった。)バスの案内では、店舗の宣伝が流れます。ヨーロッパでは駅名だけの案内。外 国人には分かりやすい。先週の事ですが、歩いていると30代の女性から肩をトントンとされ、「リュックの口か ら荷物が落ちそうですよ。」と親切に声をかけられ、その日は一日いい気分。また、市内電車を降りるときに、 運転手さんから「雨が降りそうですから足元にご注意ください」との声をかけられ、やはり幸せな気分に。あな たの、たった一つの行動が、周囲を幸せにします。その幸せはあなたに返ってきます。おせっかい焼きになり ましょう。相手の目を見て、1日1回から始めましょう。(9月1日) ♪ なんでもコーナー ○ 地方創生推進本部では、今月よりニュースを発信いたします。地方創生に繋がることを中心に、誰もが 気楽に読め、少しでもためになる知識が増えるような内容をお届けします。 ○ 記事に関する意見・感想等をお寄せください。お待ちしています。 編集発行元 国立大学法人 長崎大学 地方創生推進本部 事務室 〒852-8521 長崎市文教町1-14 TEL 095-819-2107 FAX 095-819-2885 Mail [email protected]
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