9月(PDF:438KB)

9 月分報告
石垣 真
このたび、静岡県から友好都市の中華人民共和国、浙江省へ中国語研修生として派遣
されています石垣と申します。ここでは、浙江省に滞在する私がリポーターになって、
いろいろな様子を皆様にお伝えします。
静岡県と浙江省との交流は 1982 年に始まり 30 年を超えました。来年は 35 周年を迎
えます。中国語を学習し、過去も留学経験のある私ではありますが、まだまだ未熟な点
があり、また静岡県との友好交流の為、今回応募に至りました。3 年ぶりの中国への渡
航ではありますが、中国大陸は大きいもので、その場所その地方で、前回行った時とは
比べ物になりません。自分から行動して、いろいろと収穫できるものが多くなると期待
しています。
主な出来事を日付別に記載していきます。
9 月 10 日(土)富士山静岡空港より上海浦東空港に到着。所要時間 2 時間 55 分。
浙江省外事僑務弁公室のお迎えにより、陸路で浙江大学まで 3 時間ほど。
9 月 11 日(日)入学手続き、校内散策。非常に広く、初見では迷う。
9 月 12 日(月)クラス分けテスト。午前中は口語試験、午後は筆記試験。
9 月 14 日(火)開校式典。いま私がいるキャンパスではなく、別の紫金港キャンパ
スで行われる。韓国からの学生が一番多いため、韓国語による通訳あり。
9 月 18 日(日)始業式。教科書を受け取る。久しぶりの学校生活が始まるため、
ウキウキ。予習を始める。
9 月 19 日(月)この日より授業が始まる。私のクラスに日本人以外にはイタリア、
ロシア、ベラルーシなどヨーロッパからの学生が多い。
9 月 21 日(水)私のいる玉泉キャンパスとは別のキャンパスにて”近代日本による
書道のあり方”の講座を聞きに行く。
今回で中国の滞在は 3 回目ではありますが、見るものすべてが異なり、まだまだ慣れ
ないところもあります。また、今回初めて 9 月からの渡航の為、中国における様々な行
事を体験できると思います。杭州に着いて、まずは盧溝橋事件記念日の 9 月 18 日。日
本人にとっても中国人にとっても忘れられない一日です。今年の日本での報道では、ど
う映ったか分かりかねますが、杭州は至って普通でした。私自身、危険を感じることも
なく、ごく普通な一日でした。もっとも日本人と自己紹介するも会う人すべて私に対し
て優しく接してくれました。しかし、歴史を忘れてはいけないということは変わりませ
ん。
歴史問題の次には生活です。先日まで G20 が杭州市で行われていた影響か、街全体
は綺麗でした。美味しい物もいっぱい食べたり、授業が終わって近くの市場でおばさん
やおじさんたちと話したり・・
・そんな今日も家族に手紙を送るべく郵便局に行くため、
おじさんに尋ねました。中国に来て便利と感じる点としては、交通よりも、食事かと思
われます。何処に行くにも携帯電話にアプリを入れて、クーポンを使うことにより、定
価よりも安く食べることができます。それも日本とは比べ物にならず、マクドナルドで
はポテト一個買うと、もう一個サービスや、びっくりするほど、安くなったりします。
先日、食べたある麺料理ですが、何を押したのか 0.08 元(約1円)になりました。あ
とから気づいたのですが、
人数限定、時間指定のクーポンでした。
使いようによっては、
非常に便利です。でも運動しないと太ってきますので、気をつけます。
さあ、明日 10 月 1 日から 7 日までは国慶節の為、授業がお休みです。連日の報道で、
人いっぱいとのことですが、楽しみながら、
迷子にならないように楽しんでまいります。
以上