Q:雑損控除とは何か。 A:地震などの災害により、住宅や家財など、生活に通常必要な資産に損害を受けた場合 に適用することができる所得税等の軽減措置です。控除額は、次の①と②の算式で計算 した金額のうち、いずれか多い方の金額です。 ① 損失額-所得金額の10分の1 ② 損失額のうち災害関連支出の金額-5万円 ※ 損失額は、資産に生じた損害金額から保険金などによって補填される金額を控 除した金額をいいます。 また、雑損控除のほかに災害減免法による所得税等の軽減措置もあります。 詳しくは同封のリーフレット「平成28年熊本地震により被害を受けられた方へ」を ご確認ください。 Q:損失額よりも保険金などによって受け取った金額が大きい場合でも、作成 会に行った方がよいか。 A:リーフレットを基に計算し、損失額よりも保険金などの金額が大きい場合は、雑損控除 又は災害減免法による税の軽減措置を受けることができませんので、作成会へお越しいた だく必要はありません。 Q:なぜ事前に個別相談を受ける必要があるのか。 A:平成28年分確定申告期(平成29年1月から3月)には、従来の申告相談者のほか、 平成28年熊本地震により被災された方の申告相談が多数見込まれます。 そのため、今回の地震により被災された方については、事前に個別相談を実施すること で、来年の確定申告をスムーズに行っていただけるものと考えています。 Q:案内文書に記載された日時に出席できないが、別の日(時間)に出席する ことができるのか。 A:日時の変更はできます。また、変更についての連絡は不要です。日時については、案内 文書に記載されている開催期間中の任意の日時にお越しください。 なお、混雑状況によりお待ちいただく場合がございますので、予めご了承ください。 Q:開催期間中に行くことができない場合はどうすればよいか。 A:開催期間中にお越しになれない方については、税務署において事前予約制による個別相 談を受け付けています。 詳細については、案内文書に記載している電話番号までご連絡ください。 Q:毎年、確定申告を税理士に依頼しているが、作成会へは参加した方がよい か。 A:平成28年分の確定申告についても、税理士や青色申告会等に依頼して確定申告を行う 方については、作成会へお越しいただかなくても構いません。 Q:相談に行かなかったらどうなるか。 A:個別相談は、平成28年分の確定申告をスムーズに行っていただくために実施するた めのもので、ご来場いただかなくても問題はありません。 ただし、平成28年分確定申告期(平成29年1月から3月)には、従来の申告相談 者のほか、平成28年熊本地震により被災された方の申告相談が多数見込まれることか ら、申告を終えるのに相当の時間を要することが想定されます。 なお、相談をされなかった方を対象に、再度、案内文書を送付する場合がありますの で、ご了承ください。
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