落札者決定基準

別記
落札者決定基準
この基準は、山梨県新税務システム構築業務委託の総合評価一般競争入札に係る
申込みをした者のうち、入札価格及び入札価格以外の条件が最も有利な者を決定す
るため、必要な事項を定めるものとする。
1
落札者の決定方法
落札者の決定は、予定価格の制限の範囲内で入札をした者のうち、入札価格に
関する評価点(以下「価格点」という。)と入札価格以外の条件に関する評価点
(以下「技術点」という。)の合計(以下「総合評価点」という。)が最も高いも
のを落札者とする。
なお、技術点については、学識経験者4名、県職員3名から構成される山梨県
新税務システム構築業務委託事業者選定委員会において評価する。
2
総合評価の方法
(1)
総合評価点
価格点+技術点=総合評価点
(2)
価格点及び技術点の配分
(別表第1)のとおりとする。
(3)
価格点の算定方法
入札価格については、次に示す計算式に基づき点数化する。入札価格は入
札書に記載された金額とする。
価格点=300×(1-入札価格/予定価格)
(4)
技術点の算定方法
(別表第2)評価基準書により評価した基礎点及び加算点の合計とする。
技術点= 基礎点+加算点
技術点は、次により点数化する。
ア
基礎点
技術点の評価項目で必須となる項目には基礎点(1 点)を与
える。この項目に記載がない場合は失格とする。
イ
加算点
提案内容に応じて各項目の配点を限度に次の4段階で加点
する。
A:100%(想定以上の優れた提案がある。)
B: 70%(想定した提案がある。)
C: 40%(必要最低限の提案がある。)
D:
0%(評価すべき提案がない。)
(5)
有効数字
価格点及び技術点の算定に当たっては、小数点以下1桁までを有効とし、
小数点以下2桁目を四捨五入する。
3
落札者の決定に当たっての留意事項
(1)
総合評価点の最も高い者が2者以上あるとき(同点のとき)の対応
ア
入札者それぞれの価格点、技術点が異なる場合
技術点が高い者を落札者とする。
イ
入札者それぞれの価格点、技術点が同じ場合
くじ引きにより落札者を決定する。くじ引きの実施日時、場所等につ
いては、別途連絡を行う。なお、くじ引きを行わない者があるときは、
入札執行事務に関係のない職員が入札者の代わりにくじ引きし、落札者
を決定する。
(2)
落札者が契約等を締結しない場合
落札者が契約等を締結しない場合は、次順位と評価された者と契約の交渉
を行う。
(3)
総合評価の対象が1者である場合
予定価格の制限の範囲内で入札した者で、かつ失格でない場合に限り、落
札者とする。
(4)
極端な低価格で入札が行われた場合
極端な低価格で入札が行われた場合は、山梨県新税務システム構築業務委
託契約低入札価格調査実施要領に基づき、調査を行い、当該契約の内容に適
合した履行がされないおそれがあると認める場合は、総合評価点が最も高い
者ではなく次順位以降の者と契約する場合がある。
(別表第1)
評価要素
価格点
配点
300点
基礎点
30点
加算点
570点
技術点
合計点(上限)
300点
600点
合計(総合評価点)
900点