天然ガス輸送パイプライン(富山ライン)建設工事の

平成 28 年 10 月 21 日
各 位
会社名
国際石油開発帝石株式会社
代表者名
代表取締役社長 北村 俊昭
(コード番号 1605 東証第一部)
問合せ先
広報・IR ユニットジェネラルマネージャー 細野 宗宏
電話番号
03-5572-0233
天然ガス輸送パイプライン(富山ライン)建設工事の竣工式について
いといがわ
国際石油開発帝石株式会社(東京都港区。以下、当社)は、新潟県糸魚川市と富山県富山市を
結ぶ天然ガス輸送パイプライン(富山ライン)の建設工事を進めておりましたが、本日、多数の
ご来賓列席の下、日本海ガス株式会社(以下、日本海ガス)の岩瀬工場(富山県富山市)におい
て、富山ライン建設工事の竣工式を執り行いましたので、お知らせいたします。
竣工式の様子
富山ラインの一部
富山ラインは、新潟県上越市に当社が建設した直江津 LNG 基地から送出される LNG 気化ガ
スなどの天然ガスを、ライン沿線の需要家に対して供給する全長約 103km の天然ガス輸送パイプ
ラインです。
2012 年 4 月から着手した同ラインの建設工事に際しては、地域の皆様のご理解を頂きながら安
全の確保を最優先に建設工事を進めてまいりましたところ、本年 6 月に建設工事が完了し、各種
点検などを経て、本年 7 月より一部供用が開始され、日産化学工業株式会社(以下、日産化学)
へ天然ガスを供給しています*1。
*1日産化学への天然ガス供給開始について、2016年8月18日に公表済
本年 10 月 27 日には、富山ラインを通じて、日本海ガスへ天然ガスの供給を開始する*2 予定で
あり、富山ライン全体の供用が開始します。
*2 日本海ガスとの天然ガス売買基本契約の締結について、2016
年 1 月 22 日に公表済
富山ライン全体の供用開始により、富山県における天然ガスの安定供給体制が強化されるとと
もに、富山ライン沿線の潜在需要家への天然ガスの長期安定的かつ効率的な供給が期待されます。
また、富山ライン全体の供用開始により、当社が国内で保有するパイプラインネットワークの
総延長は約 1,500km に拡大し、INPEX 中長期ビジョンに掲げた当社の成長目標の一つである「ガ
スサプライチェーンの強化」に貢献することになります。
当社は、今後もパイプラインの適切な保守体制を心掛け、より多くの皆様に天然ガスを安心し
てお使い頂けるよう、安全の確保を最優先に天然ガスの安定供給に努めてまいります。
以上
参考情報
富山ラインの概要
呼 称: 富山ライン
いといがわ
区 間: 新潟県糸魚川市(新青海ライン終点)~富山県富山市
距 離: 約 103km
仕 様: 設計圧力 7MPa、管径 20 インチ(508mm)(一部管径 12 インチ(318.5mm)
)
富山ラインに関するこれまでの経緯と今後の予定
2010(平成 22)年 10 月 12 日
事業化に向けた詳細調査開始を発表
2011(平成 23)年 5 月 23 日
建設決定を発表
2012(平成 24)年 4 月 17 日
起工式
2016(平成 28)年 1 月 22 日
日本海ガスとの天然ガス売買基本契約の締結発表
2016(平成 28)年 7 月 20 日
日産化学に対する天然ガス供給開始(一部供用開始)
2016(平成 28)年 10 月 21 日
竣工式
2016(平成 28)年 10 月 27 日(予定)
日本海ガスに対する天然ガス供給開始(全体の供用開始)
【富山ラインの位置】