環境省(平成29年度予算概算要求)

国⽴公園満喫プロジェクト等推進事業等
事業⽬的・概要等
事業概要
背景・⽬的
政府の新たな観光戦略である「明⽇の⽇本を⽀える観光ビジョン(平成28年
3⽉)」において、国⽴公園を世界⽔準の「ナショナルパーク」としてブランド化し、
2020年までに、外国⼈国⽴公園利⽤者数を年間430万⼈から1000万⼈に
増やすこととされた。これを受け、「国⽴公園満喫プロジェクト」として、まずは8箇
所の国⽴公園で、「国⽴公園ステップアッププログラム2020(仮称)」を策定し、保
護すべきところは保護しつつも、利⽤の⼤幅な拡⼤を図るための取組を推進する。
事業スキーム
直轄
環
境
省
地⽅環境事務所
【⼀般競争
⼊札等】
 また、8箇所の公園以外の公園においても、⾃然公園等事業費(別紙)により、公園
利⽤の拡⼤に向けた事業を実施する。
 このほか、我が国の魅⼒的な観光資源である温泉を核として、多様な温泉利⽤推進モ
デルプラン(新型湯治プラン(仮))の構築を⾏う。
 観光ビジョンに掲げられた訪⽇外国⼈の国⽴公園利⽤者数に関する数値⽬標
(2020年までに1000万⼈に増やす)の達成を⽬指す。
⺠間
企業
等
 2020年までに、新型湯治プラン(仮)の策定・普及を⾏った温泉地については、
宿泊者数を1.3倍に増やすことを⽬指す。
イメージ
国⽴公園ステップアッププログラム2020の実施
フォローアップ
○ 国⽴公園ステッ
プアッププログラ
ム2020の進捗
管理と評価、⽀
援及び有識者、
関係省庁等と
の連携
 公園毎に地域協議会を⽴ち上げ、ステップアッププログラムを策定し、利⽤者⽬線でのビ
ジターセンターの再整備、景観・⾃然に徹底的に配慮した展望地、⾃然歩道等のビュー
ポイントの整備、外国⼈向けツアーコンテンツの発掘・磨き上げ、ガイド等の⼈材育成等
や、効果的な情報発信を⾏う。
期待される効果
【⼀般競争⼊札等】
【配分】
ビューポイントの整備
ビジターセンター等の再整備
温泉地活性化
地域協議会による
合意形成
個別プログラム
展望地や⾃然歩道の整備
IT等を活⽤した
情報提供
○ 8か所の国⽴公
園における成果を
全国の国⽴公園
に⽔平展開
魅⼒ある温泉滞在プランの策定
園地等の再整備と
合わせた廃屋撤去
広報戦略に基づく情報発信
⽔平展開
環境省
【平成29年度予算概算要求:10,114百万円の内数(8,113百万円の内数)】
外国⼈等の滞在を増加
国⽴公園への誘導
北海道
誘導案内や⼊⼝
標識の整備
・外国⼈満喫ツアーコン
テンツの発掘・磨き上げ
・ガイド・コーディネーター
の育成
国⽴公園内をはじめ
とする温泉地へ展開
岩手
山形
新潟
⑦
富山
栃木
岐阜
愛知
岡山
広島
奈良
徳島
佐賀
熊本
茨城
長野
福井
島根
山口
福岡
福島
山梨
静岡
宮城
⽇本の国⽴公園と世界遺産を活かした地域活性化推進費のうち
エコツーリズムを通じた地域の魅⼒向上事業【平成29年度予算概算要求:39百万円の内数(39百万円の内数)】
国⽴公園等において、⾃然観光資源を活⽤した地域活性化を
推進するため、魅⼒あるプログラムの開発、ガイド等の⼈材育成な
どの地域のエコツーリズム(ジオツーリズムを含む。以下同じ。)の
活動を⽀援する。
【請負、交付】
ガイド、コーディ
ネーターの不⾜
○ エコツーリズム推進アドバイザー派遣事業
エコツーリズム等による地域振興を図ろうとする地域に対し、有識者をアドバイザーとして
派遣する。
⺠間事業者等
期待される効果
⾃然環境の保全、観光振興、地域振興、環境教育の場として⾃然観光資源を持続
的に活⽤することにより、魅⼒的な地位づくりや地域活性化が推進されることにつながる。
イメージ
エコツーリズムガイド等養成事業
エコツアーの普及、推進の中核を担うガイド及びコーディネーターを育成
・ 観光協会、宿泊業者等エコツーリズム推進の要となる地域住⺠も対象と
したガイド、コーディネーターの育成
・ 既存ガイド等の能⼒向上、連携の促進
地域住⺠も対象とした
ガイド等育成
エコツーリズム推進 ア ド バ イ ザ ー 派 遣 事 業
エコツーリズムを進
める上での地域ご
との課題
様々な課題
エコツーリズムの推進に伴う地域の課題解決への支援
・ エコツーリズムを活⽤した地域活性化に取り組む地域に対して、有識者を
アドバイザーとして派遣
・ エコツーリズムの推進にあたっての課題の解決を⽀援
エコツーリズム地域活性化⽀援事業
ガイド等の能⼒向上
推進体制の強化
利⽤と保全の調整
アドバイザーの活⽤
広報戦略
安全管理対策
(交付⾦)
地域が取り組む魅力あるエコツアープログラムづくり等への支援
魅⼒的なエコツ
アー等の不⾜
・ エコツーリズムに取り組む地域協議会等へ⽀援
・ 地域協議会は多様な主体で構成(市町村の参加は必須)
・ 国が地域協議会に対しエコツーリズム推進全体構想の作成やプログラム
づくり等に要する経費の2分の1を交付
プログラムづくり
エコツーリズム推進
全体構想の作成
エコツ リズム推進法の基本理念である
⾃然環境の保全 観光振興 地域振興
環境教育の場としての活⽤に寄与
課題
○ エコツーリズムガイド養成事業
エコツーリズムのガイド技術を有する優れた⼈材を確保するための研修を実施する。
○ エコツーリズム地域活性化⽀援事業(交付⾦)
エコツーリズム推進協議会等に対して、推進体制の強化、資源調査、ルールづくり等に
要する経費の1/2を⽀援する。
事業スキーム
環境省
事業⽬的・概要等
事業概要
背景・⽬的
環境省