協議会リーフレット - ロボット革命イニシアティブ協議会

ロボット革命イニシアティブ協議会 設立の経緯
2014年5月 OECD閣僚理事会にて安倍総理が
「ロボットによる新たな産業革命を起こす」と表明
2014年9月 「ロボット革命実現会議」発足(首相官邸)
2015年2月 「ロボット新戦略」決定(日本経済再生本部)
「ロボット革命イニシアティブ協議会」設立を宣言
2015年5月 「ロボット革命イニシアティブ協議会」創立総会
団体・企業・個人計226会員(発足時点)
※443会員(2016.10.11 時点)
出典:首相官邸
総論-「ロボット革命」の背景と考え方-
◇ 現状は「ロボット大国」
(産業用ロボットの年間出荷額、国内稼働台数ともに世界一)。
◇ 少子高齢化や老朽インフラ等、ロボットが期待される「課題先進国」。
「ロボット革命イニシアティブ協議会(Robot Revolution Initiative)」の創設-
◆ロボット革命実現会議の成果を踏まえ、現場における革命実現のための産学官を分厚く巻き込んだ推進母体を
設置。産業競争力会議や総合科学技術・イノベーション会議等におけるAI、IoTの議論とも連携。
◇ 欧米は、デジタル化・ネットワーク化を用いた新たな生産システムを成長の鍵として巻き返し。
他方、中国などの新興国もロボット投資を加速(年間導入台数で日中逆転)。
ロボットの徹底活用により、データ駆動型の時代も、世界をリード。
【外部機関】
ロボット革命イニシアティブ協議会
産業競争力
会議
○主な取組
ニーズ・シーズのマッチング、ベストプラクティスの共有・普及、国際プロジェクト、
国の研究開発機関等の利用、OB人材の活用、国際標準、データセキュリティ 等
【諸外国】
Industrial
Internet
Consortium
(米国)
<体制イメージ>
ロボット革命とは
革命実現のための三本柱
①ロボットが劇的に変化(「自律化」、「情報端末
①世界のロボットイノベーション拠点に
化」、「ネットワーク化」)
自動車、家電、携帯電話や住居までもがロ
ボット化
ロボット革命の ②世界一のロボット利活用社会
②製造現場から日常生活まで、様々な場面でロ 実現に向けて
ボットを活用
③社会課題の解決や国際競争力の強化を通じて、
ロボットが新たな付加価値を生み出す社会を
実現
運営委員会(主要関係者の代表)
総合科学技
術・イノベー
ション会議
連携
(中小企業、農業、介護・医療、インフラ等)
③IoT(Internet of Things)時代のロボットで世
界をリード(ITと融合し、ビッグデータ、ネット
ワーク、人工知能を使いこなせるロボット
へ)
規制改革
会議
○メンバー
・民間企業(ロボット・IoT・AI等に関係する広範な分野より多数の
企業が参加)
・主要工業団体、研究機関(大学、国立研究開発法人等)
・自治体等
情報
交流
インダスト
リー4.0(独)
WG1 IoTによる製造ビジネス変革WG
WG2 ロボット利活用推進WG
WG3 ロボットイノベーションWG
・・・・
出典:経済産業省
ロボット革命イニシアティブ協議会 設立後の主な活動
2015年
2015年
2015年
2015年
2015年
2015年
6月 1日
7月 8日
7月15日
9月10日
9月14日
9月30日
協議会事務局開設
会員向け講演会「ものづくり白書2015」
IoTによる製造ビジネス変革WG 第1回会合
ロボットイノベーションWG 第1回会合
ロボット利活用推進WG 第1回会合
ドイツ訪問、交流開始
(Industrie4.0の推進官民母体のBMWi、VDI 他)
2015年10月28日
ドイツBMWi来訪
2015年11月 4日
ロボット関連事業俯瞰DB 第1回検討部会
2015年11月25日
会員向け講演会「データ解析・セキュリティ」
2015年12月2~5日 国際ロボット展示会共催出展
2015年12月25日
IoTによる製造ビジネス変革WG 第5回会合
「中間とりまとめ」発表
2016年 1月20日
会員向け講演会「IT人材白書2015」
2016年 2月15日
ロボット革命国際シンポジウム開催
2016年 4月11日
中堅・中小企業サブ幹事会 とりまとめ公表
2016年 4月22日
産業機械サブ幹事会 活動成果公表
2016年 4月28日
ドイツPlatform Industrie4.0と共同声明を発表
2016年 6月 7日
会員向け講演会「ものづくり白書2016」
2016年 6月14日
Japan Robot Database System公開
2016年 6月15日
RRI総会・活動報告会
2016年10月 4日
第1回 中堅・中小製造業向けIoTツール結果公開
2016年10月 5日
IoTユースケースマップ公開
2016年10月18日
ロボットイノベーションWG研究会開始
IoTによる製造ビジネス変革WG第1回
「ロボット新戦略」の概要
日本を世界最先端のロボット・ショーケース化 ~ロボットを日常の隅々にまで普及~
今後5年間をロボット革命集中実行期間と位置付け
 官民で、総額1,000億円のロボット関連プロジェクトへ投資。
 ロボットの市場規模を2.4兆円(年間)へ拡大。(現状6,500億円)
 福島に新たなロボット実証フィールドを設置。
(飛行ロボットや災害ロボット等の実証区域を創設。イノベーションコースト構想へ繋げる。)
<ものづくり・サービス>
<介護・医療>
• サービスロボットのベストプラクティス100例選定・公表
• 移乗等での腰痛リスクの高い作業機会をゼロに
• ロボットの頭脳(AI)、目(センサー)、指(制御)の高度化
• 介護関係諸制度を見直し。現行、3年に1度の介護保険制度の種
目検討について、要望受付・検討等を弾力化し、新たな対象機器の
追加を随時決定。地域医療介護総合確保基金により介護従事者の
負担軽減のための介護ロボット導入支援
• 段取り作業や接客業の裏方等へロボット導入。
労働生産性を2%以上向上させ、国内立地の競争力強化
• システムインテグレーター事業に係る市場規模を拡大
• 医療ロボットの実用化支援を100件以上。新医療機器承認審査件
数の8割は標準期間で処理(通常:14ヶ月、優先:10ヶ月)
<農業>
<インフラ・災害対応・建設>
• 2020年までに自動走行トラクターの現場実装を実現
• 生産性向上や省力化に資する情報化施工技術の普及率3割
• 省力化などに貢献する新たなロボットを20機種以上導入
• 重要/老朽インフラの目視点検や補修の20%にロボット導入
• 災害現場においても有人施工と比べて遜色ない施工効率
<規制改革> 規制改革会議とも連携し「ロボットバリアフリー社会」へ、関係制度10本見直し
(ロボットが使用する電波のルール整備、目視点検のロボット化(インフラ保守)、飛行ロボットに関するルール整備 等)
<基盤整備>システムインテグレータ人材の育成強化
(実証事業を通じたOJTの実施等)
ロボット革命イニシアティブ協議会
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8(機械振興会館507号室日本機械工業連合会内)
ロボット革命イニシアティブ協議会 検索
http://www.jmfrri.gr.jp/
電話 : 03-3434-6571 / FAX : 03-3434-2980
ウェブサイトからご入会申し込みいただけます
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ロボット革命イニシアティブ協議会
WG1: IoTによる製造ビジネス変革
IoTによって製造業の競争環境が大きく変化するとの状況
認識の下、データ駆動型社会においてもロボット大国・生産
技術立国の立場から世界をリードする為に、変革を起こし
ていくことが必要である。
本WGで企画・立案した事項については、既存の先行する
民主導の活動及び各国・各機関と協力・協調しつつ、取組
を進めるとともに、国際標準の構築等につなげていくことで、
グローバルな市場で日本のもの
づくりの技術の活用が図られるよう
に取り組む。
〔取組テーマ〕
①IoTを活用した製造についての認識の共有やIoT活用
メリットについての理解を深め、IoTによる製造ビジネス
変革の促進を図る
②IoTによる製造ビジネスにおいて想定される課題やそ
の解決方法について協議を行う
出典:経済産業省
WG2: ロボット利活用推進WG
世界一のロボット利活用社会、ロボットがある日常の実
現に向けて、中堅・中小を含めたものづくり、サービス、医
療・介護、インフラ・災害対応・建設、農林水産業・食品産
業等の幅広い分野で、使いやすいロボットを創り活かすた
めの環境整備を図る。
〔取組テーマ〕
①各事業分野におけるロボットの活用を期待する事業
者等の要望をサプライヤーにつなぐ仕組みの具体化
②都道府県レベルでのロボット事業支援機関の創設
③ロボット活用の裾野拡大(中古ロボット「教材化」)
④ロボットの普及を促す環境整備(ロボットバリアフリー
社会の実現)
⑤情報の非対称性の解消/認識の共有化
サービス
ものづくり
農業
介護
災害
出典:経済産業省、ハウステンボス
WG3: ロボットイノベーションWG
世界一のロボットイノベーション拠点の実現に向け、次世
代ロボット開発やロボット利活用の裾野を広げるためのロ
ボット開発・製造・導入改革に向けた取組を進める。
〔取組テーマ〕
①プラットフォームロボットSWGにおいて、プラットフォー
ムロボットを軸とした誰もが使いこなせる「Easy to Use」
なロボットの実現等を検討する
②ロボット活用に係る安全基準/ルールSWGにおいて、
国際展開を見据えたロボット活用に係る安全基準/
ルール等について検討する
③ロボット国際競技大会SWGにおいて、大会の全体設
計・競技などを検討する。
国際規格
【ISO10218】 産業用ロボットの安全性
対象
・産業オートメーション用マニピュ
レータ型ロボット
対象外
・非マニピュレータ型ロボット
未カバー
領域が存在
【ISO13482】 生活支援ロボットの安全性
対象
・装着型身体アシストロボット
・移動作業型ロボット
・搭乗型ロボット
対象外
・医療用ロボット
・飛行型ロボット
・移動速度20Km超
安全基準/ルール整備
2015年
実行委員会発足
2016年
開催形式・競技種目決定
2018年
プレ大会
2020年
本大会
競技会スケジュール(計画)
ロボット革命イニシアティブ協議会
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