アントレプレナーシップ・米国セミナー(QREP 2.0) 実施要領 起業家精神の涵養を目的とする教育プログラム、 「九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・ プログラム(QREP)」は 2006 年にスタートし、以来 10 年間にわたって好評を博し継続されてきました。 本プログラムは、九州大学を卒業し、米国で経営者として大きな成功を収められたロバート・ファン氏 の寄付金等により設立された基金によって支援されるもので、シリコンバレーで活躍する起業家やスタ ンフォード大学の学生との交流を通じて、新たなことにチャレンジする喜びに触れ、自らのキャリア形 成について考える機会を提供するものであり、これまでに数多くの学生の人生に影響を与えてきました。 昨年度、従来のプラグラムを再構築&バージョンアップしてつくりあげられた QREP2.0 という枠組を 本年度も踏襲し、さらに改善した内容で実施予定です。具体的には、事前研修を経たうえで約1週間シ リコンバレーに滞在し、米国のアントレプレナーシップの現場を訪ねます。事前研修でグループワーク を通して参加者同士の絆を形成するとともにビジネスプランを練り上げ、それをシリコンバレーの起業 家やビジネスパーソンにぶつけながらさらに磨き上げ、現地滞在の最終日には、投資家等エキスパート に向けてプレゼンテーションを行います。さらに帰国後は、報告会と振り返りのワークショップの機会 を設け、参加者一人ひとりの成長を確認し、今後の成長の糧を探り、アクティブ・ラーナーとしての歩 みを進めることを目的とします。 なお、本プログラムは九州大学の正規授業(2単位)です。また、例年通り、提携大学である早稲田 大学からも数名の学生が参加する予定です。 1. プログラムの目標 シリコンバレーを中心にベンチャー企業や NPO、大学等を訪問し、米国で活躍する起業家のロール モデルに接することで新しい価値創造と課題発見の機会を提供することを目標とします。さらに、 グローバルなイノベーションの現場体験や国際交流を通じて、プログラムに参加する学生一人ひと りが「アントレプレナーシップ(チャレンジ精神、自立/自律意識、個性の発揮など)」の重要性を 認識し、自らの生き方や進路について考え、実践的なアクションを起こすきっかけを提供します。 2. 実施スケジュール ・ プログラム応募者面接:2016 年 12 月 1 日、2 日(予備日) ・ 事前研修(開催場所:伊都キャンパス内パブリック1号館2階シリコンバレー・ルーム) 2016 年 12 月 14 日(キックオフミーティング、オリエンテーション) 2017 年 1 月 21 日、22 日(課題発見&ビジネスプラン策定ワークショップ) 2 月 11 日(ビジネスモデル検証&再構築ワークショップ) 2 月 18 日(ビジネスプラン発表、中間振り返りセッション) ・ 現地講習(開催場所:米国サンフランシスコ及びシリコンバレー地域) 2017 年 3 月 5 日(日)~3 月 12 日(日) ※ 現地カリキュラムは 3 月 5 日(日曜午後)~ 3 月 10 日(金)の実質 5.5 日間 ・ 総括講習(場所は未定) 2017 年 3 月中旬~下旬(成果発表及び振り返りセッション) 1 アントレプレナーシップ・米国セミナー(QREP 2.0) 3. 募集 ・ 募集対象 九州大学に所属する全学の学部生及び大学院生。専攻、国籍、社会人経験の有無は一切不問(た だし米国入国にあたり査証(ビザ)の取得が必要な場合は、出発までにビザ取得が可能な方に 限ります)。プログラムの内容上、下記に該当する方からの応募を特にお待ちしています: Ø 起業、ビジネスに興味関心があり、いつか実現してみたいと思うアイデアを持っている人 Ø 専攻分野に関する専門知識、プログラミングや工作、デザイン等のスキルを持っている人 Ø 英語運用能力、異文化対応力に優れており、「文化の壁」を超えてコミュニケーションを つなぐことができる人 Ø 以上の条件にはいずれも直接該当しないが、レポート及び面接で並々ならぬ熱意を示す人 ・ 募集人数:最大 21 名(上述の通り、これに加えて早稲田大学の学生数名が参加予定) ・ なお、本プログラムへの申込は、個人ではなくチームによる申込も可とします(下記 5.参照)。 4. 受講申込 ・ QREC ホームページの申込フォームにレポート(下記参照)添付して提出してください。この 提出をもって本プログラムへの参加を申し込んだものとみなします。 ・ 申込期限:2016 年 11 月 28 日(月)17:00 5. 選考 ・ レポート及び面接によって参加の可否を選考します。 ・ レポート: 【個人で申し込む場合】下記①及び②について、両方合わせて A4 用紙1枚にまとめ、WORD または PDF ファイルで提出すること。 ① 「本プログラム受講の動機」 ② 「ビジネスプランの素案」下記のテーマのうち、いずれかひとつを選んで、あなた独自の アイデアを述べよ。 ² 日本が今直面しており、近い将来世界の多くの国々もまた向き合わざるをえない分野 (たとえば「防災」 「少子高齢化」 「エネルギー」など)において、新たなビジネスを 起こすとしたら、どのようなサービス、プロダクト、アイデアが有望か。 ² 日本が世界をリードする国のひとつとして最先端を走る分野(たとえば「再生医療」 「人工知能」「ロボティクス」など)において、新たなビジネスを起こすとしたら、 どのようなサービス、プロダクト、アイデアが有望か。 ² あなた自身が個人的に追求したいと思っており、本プログラムを活用してブラッシュ アップし、シリコンバレーの起業家や投資家にぶつけてみたいと思うアイデア 2 アントレプレナーシップ・米国セミナー(QREP 2.0) 5. 選考(続き) 【チームで申し込む場合】前頁①および②について、両方合わせて A4 用紙2枚以内にまとめ、 WORD または PDF ファイルで提出すること。その際、チーム全員の氏名と学籍番号を明記し、 ①「本プログラム受講の動機」については、メンバー一人ひとりの動機に加え、本プログラム での経験を受講後、チームとしてどのように活かしていくかを述べよ。※ チームで申し込む 場合は、提出するレポートは1チームにつき 1 ファイルとする。 ・ 面接: 日時:2016 年 12 月 1 日、2 日(予備日) 場所:伊都キャンパス内パブリック1号館2階シリコンバレー・ルーム ※ 面接は日本語と英語の二言語で実施します。 6. 単位認定:2単位 ・ 評価方法:事前研修~総括講習を含むプログラム通期での出席、積極性、プロジェクトチーム 内での相互評価、成果発表(中間及び最終プレゼンテーション、総括レポート等)で評価 ・ 担当教員:谷口博文(QREC センター長)、松永正樹(QREC 特任准教授) 7. 費用等 ・ 参加費用:参加者個人負担=渡航費+宿泊費+食費等 Ø ホテルは原則2人1部屋とします。 Ø 食費とホテル代は、例年7~8万円程度です(ただし為替レート及び現地の相場によって 変動の可能性があります)。ホテル代等は現地で徴収します。 Ø 事前研修終了後は、サンフランシスコ空港に 3 月 5 日(日)朝、午前 10 時に現地集合と します。航空券の手配は原則参加者各自で行うこととしますが、希望者には航空券を一括 して大学が手配いたします。 Ø その他、現地で必要となる費用(講師謝礼、現地での交通費、施設利用料、レセプション 費用等)は大学がすべて負担します。 ・ 現地サポート体制:本学教職員が同行します。また、米国においては九州大学カリフォルニア オフィス職員もサポートします。 ********************************************* 主催: 九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC) 企画運営責任者: 谷口博文(QREC センター長)、松永正樹(QREC 特任准教授) 補佐: 山田裕美(QREC プログラムマネージャー) 問い合わせ先: QREC 伊都キャンパス内パブリック1号館2階 TEL:092-802-6060 E-Mail:[email protected] 後援: 九州大学カリフォリニアオフィス(代表:松尾正人) 3
© Copyright 2024 ExpyDoc