Technical 2016年 7月国内販売開始 自動多項目同時遺伝子関連検査システム Verigene システム ® 敗血症パネル 敗血症の治療に必要な情報を 簡単に、正確に、より迅速に 専用の試薬キットと装置を用いて、 血液培養試験で陽性となった培養液から、 3 時間以内に検体中の細菌と薬剤耐性遺伝子を同時に検出します。 Rapid 迅速な結果報告 Verigene® リーダー 血液培養試験陽性判定後、臨床の現場へ3時間以内に結果報告ができます。 Verigene® プロセッサー SP 血流感染症の検査フロー 従来法 血液培養 検査 [検 体] 患者血液 [培養時間] 1∼5日 分離培養 同定・ 薬剤感受性検査 [検 体] 血液培養液 [検 体] 培養菌株 グラム 染色鏡検 [検査時間] [検査時間] 18時間以上 [検 体] 血液培養液 [検査時間] 約20分 8∼18時間 [検 体] 血液培養液 [検査時間] BC-GP 2.5 時間 2 時間 新検査 血液培養 フロー 検査 時間 短縮 Verigene ® 敗血症パネル グラム 染色鏡検 血液培養陽性 [検査時間] 3 本キットは、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)やバンコマイシン耐性腸球菌(VRE) の多剤耐性菌による敗血症の診断にも有用です。 24∼48 BC-GN 細菌と 薬剤耐性遺伝子検出 細菌同定 感受性結果 時間 以内 本キットは、基質特異性拡張型βラクタマーゼ(ESBL)産生菌やカルバペネム耐性腸内細 菌科細菌(CRE)等の多剤耐性菌による敗血症の診断にも有用です。 敗血症パネルと専用装置の日常検査への導入は、従来の検査法と比較 いパネルの開発も進められております。日本においても、敗血症パネ し、臨床医に対する検査結果の報告時間を24-48時間短縮し、敗血症 ル2製品に引き続き、これらの製品を体外診断用医薬品として導入する の治療において、より早期に、有効かつ適切な抗菌薬を投与すること ことを計画しています。 を可能にします。 その結果、 敗血症患者の早期の病態改善や死亡率の 低下に寄与することが期待されます。 また、米国では、敗血症パネルの他、既に腸管感染症パネル、呼吸 器感染症パネル等が、体外診断用医薬品として承認されており、新し お問い合わせ先 Verigene®システム 製品情報はこちら 株式会社 日立ハイテクノロジーズ お客様サポートセンタ TEL 03-3504-7211 11 2016 AUTUMN Lab SCOPE Vol.53
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