ピ ア ノ 指 導 者 団 体 の 国 際 ネ ッ ト ワ ー ク ア ジ ア で 初 発 足 !

記念すべき第1回は
香港にて開催。
アジア各国代表 名が
香港で初顔合わせ
﹁ ピアノ 指 導 者 団 体の 国 際 ネッ
︳ピ
トワークを作りませんか?﹂
ティナが発起人となり、アジア初
回会合が香港にて開催された
となるピアノ指導者団体連絡会の
第
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ピアノ指導者団体の
国際ネットワーク ︵
アジアで初発足!
︶
昨年 月中旬、アジア初となるピアノ指導者団体連絡会の第 回会合が香港にて
福田成康専務理事に
モンゴル︵国立モンゴル音楽舞踊学
ゲストとして王立音楽検定の学習
フォルニア支部の活動︶
、カナダ︵※
、米
ドによる全国普及化への取り組み︶
、 ルの紹介︶
日本・神戸︵中国国際音楽コンクー
よる開会の挨拶から
校のカリキュラムについて︶
、中国
︵MTNA カリ
始 まった。クラシッ
和やかな雰囲気の中、 た フィリピン︵ピアノ指導者ギル
今後どのように発展していくだろうか。(取材・文:菅野恵理子)
開催された。発起人はピティナ。新しいピアノ指導者団体の国際ネットワークは、
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普 及・発 展 して き た
それぞれのやり方で
やアマチュア音楽検定の紹介︶
、香
上海のe competition
後押しをして下さった篠原多雅子
の方にお声掛けして連絡会開催の
ク音楽はアジア各国 ︵ 天 津 国 際アマチュアコンクール、 システム紹介︶等。また今回、多く
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なる発展につなげま
ことで、お互いさ ら
国を超えて繋がる
が、ピアノ教 育 者が
協会の月
回会合、国レベルでの
介︶
、インドネシア︵スラバヤ音 楽
ミングアーツのジュニアコース紹
港︵香港アカデミー・オブ・パフォー
こと、ピアノを弾くための正しい姿
アノを通して人間教育を心がける
ノ指導法の改革﹂について発表。ピ
先生︵正会員・香港在住︶は、
﹁ピア
活動内容が発表され
て国別に自己紹介と
が述べられた。続い
しょう、と会の主旨
バル︶
、日本︵ピティナの活動紹介︶
、 込みながら各国指導者に問いかけ
会による演奏者のためのフェスティ
ポール︵シンガポール音楽指導者協
組織化の必要性について︶
、シンガ
者による科学的検証例なども盛り
繋がっていることなど、日本人研究
勢を心がけること、身体と感覚が
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︵2013 年 月 ・ 日︶
。集まっ
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たのは か国 団体の代表者 名。
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(写真下)香港名所のヴィクトリア・ピーク
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1
特別レポート
米留学経験者がほとんどで、欧米
今回出席した各団体代表者は欧
後 半のグループディスカッショ
視点と、郷土の若い才能に対する
と自国双方の音楽教育を俯瞰する
がなされた。
り、 連 絡 会 の 意 義 や 今 後 の 方 針
自信と誇りを持っていたのが印象
ンでは各国の問題意識を共有した
が 話 し 合 わ れ た。 連 絡 会 の 名 称
は
に合った方法でさらに指導力を高
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︵IFPS ︶
〟に決
めていくにはどうすればよいか、率
共有や学び合う機会も増えるだろ
う。日本にも多くの知恵やノウハ
ウの積み重ねがある。今回ピティ
ナの発表では︵加藤事務局長より︶
、
育成プログラムなどが紹介された
コンクール・ステップ事業・指導者
が、中でも﹁ing プログラム﹂﹁指
どんな意味があるのだろうか。こ
がネットワークで結ばれることに
ではアジア各国のピアノ指 導者
だろう。
として指導力アップに繋がっている
題に取り組んだり、それらが結果
社会とシェアしたり、共に新しい課
分が得た経験を他の先生方や地域
より一層の自己研鑽に励んだり、自
れる新たな絆は、アジアだけでなく
互いに知恵を出し合いながら結ば
自らの潜在能力を開花させ、お
が印象的だった。
プログラムに他国が反応していたの
導者パスポート﹂などの継続的学習
こで一度日本に置き換えて考えて
それぞれ音楽を学び、次世代に伝
日に東京で開
どれだけの変化が先生方にもたら
ノ教室同士が交流を始めたことで
じような目線に立つ先生同士が繋
識や関心を持っていると感じた。同
日本の指導者と同じような問題意
ピアノ指導者代表と交流を深める
ション表彰式翌日︶
。アジア各国の
催予定︵ピティナ・ピアノコンペティ
月
なるだろう。次回IFPS 連絡会
ア ジア 各 国 の ピア ノ 指 導 者 も、 をより発展させていくための力に
世界的に見ても、クラシック音楽
みたい。ピティナではこれまで全
え、地 域の 発 展 に 貢 献 す る 中 で、 は2014 年
同じ目線に立つ
日本・アジアの指導者たちを
結ぶこと
意義な交流の場となった。
ら和気あいあいと会は進行し、有
んどが初顔合わせという状況なが
直な意見交換を求めていた。ほと
回の連絡会や情報交換を
的である。その上で自分たちの性質
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定、年
通して各国のピアノ指導レベルを向
れているが、独立独 歩だったピア
国130 の支 部・連絡 所に加 えて
350のステーションが立ち上げら
表者・事業主催者︵および将来組織
されただろうか。相手を知ること
上させることを目的とし、会員資
化を検討している指導者︶であれば
のはいかがだろうか。
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は自分自身を知るきっかけになる。 がれば、情報だけでなく、体験の
格はピアノ指導者団体・教育機関代
各国のプレゼンテーション
(シンガポール代表ジュリー・タンさん)
参加可能となること等が決まった。
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グループディスカッションの様子
発表する篠原多雅子先生。お
嬢様の慶子さんが英語・中国
語を駆使して、会のファシリ
テーターを務めて下さった。
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