10月

平成28年 10月
流山市立西初石中学校
流山市立常盤松中学校
秋の味覚の代名詞ともいえる食材である秋刀魚(さんま)。秋が旬で、刀のように反り返っている姿
夏の気配も少しずつ影をひそめ、吹く風の心地よい季節になりました。
運動の秋、読書の秋、芸術の秋、食欲の秋・・・、みなさんにとってはどんな秋でしょうか? 体調を万全
に整えて、何事にも全力で取り組んでくださいね。
からこのような字を書きます。
栄養価が高く、良質のたんぱく質やビタミン類、カルシウムなどのミネラルを含んでいます。また、造
血に働くビタミンB12も豊富です。身が締まり背や腹に光沢感があって、目が澄んでいるものを選ぶと
よいです。
★ 26日に、「秋刀魚の塩焼き」を予定しています。
10月19日は「世界食料デー」、国連が制定した世界の食料問題を考える日です。
秋刀魚をきれいに食べてみましょう!
食にまつわる様々な言葉、みなさんはいくつ知っていますか? 日々生活する上で決して欠かすことの
できない食にどのような問題があるのか、ぜひ考えてみてください。
旬のこの時期には、店頭にも生の秋刀魚が並びます。せっかくなので、きれいに食べてみませんか?
≪ 食料自給率 ≫
① 真ん中(中骨)に沿って、線を引くようにはしを入れる。
日本の食は海外からの輸入に頼っている、という話は聞いたことがある人
② 上の身を食べる。
も多いのではないでしょうか? 国内の食料の消費のうち、国産でどの程度ま
③ 内臓とその周りの小骨をとる。
かなえているかを示す指標を「食品自給率」といいます。平成27年度は39%
④ とり除いた内臓や小骨は皿の上のほうにおく。
(カロリーベース)でした。主食の米は99%が国産ですが、肉は17%、大豆
⑤ 中骨を外して、皿の上におく。下の身を食べる。
は29%でした。これは、他の国々と比較しても低い水準となっています。
食料自給率を向上させることを目的として、国では、平成37年度に向けて「フード・アクション・ニッポン」
という取り組みが進められています。
≪ 食品ロス ≫
まだ食べられるのに捨てられている食べ物のことを「食品ロス」といいます。
例えば、飲食店や家での料理の食べ残しや、賞味期限切れによる廃棄、調理
をする際に過剰に皮などを取ることで発生します。
家庭におけるひとり当たりの食品ロスは、1年間で24.6kgと試算されてい
ます。この量は、茶碗1杯分のごはんを150gと仮定すると、164杯分に相当
します。
※ 参照 : 農林水産省 「平成27年度食料自給率について」、 消費者庁 「食べもののムダをなくそうプロジェクト」
秋刀魚、さつまいも、里いも、きのこ、りんごなど、10月の献立には多くの
秋の味覚を使用していますよ。また、28日は一足早い「ハロウィン献立」で
す。ハロウィンのイメージから秋の野菜と思われがちなカボチャですが、実
は夏野菜のひとつです。