博物 館 だ よ り 時 分~ 時 分) と午後の部 30 時) の二回行った。参加者は 11 て も ら っ た。 イ ベ ン ト の 始 め に、「 今 午前は当日参加者の大人も含めて開 する参加者が多かった。 催したが、刀剣に関する知識はほぼ子 日は文化財を実際に触れるということ」 供と変わらず、むしろ興味を持ってい 述べていた。また、 付添の保護者の方々 に大切に扱わなければならないこと」 も活発に質問をしていて、参加してい 「文化財は後世に引き継いでいくため イベントはホワイトボードや拵のつ るのと変わらない状態であった。 る子供の方が自分の知っている知識を なぎを使いながら鐔や小柄・笄などの を伝えてから拵の説明を始めた。 資料を一点ずつ出し、参加者に問いか もらいながら名称や拵のどこにあるも 最初に鐔を出し、参加者に観察して 同士での発言も増え大盛況であった。 生だったこともあり、午前に比べ子供 午後は、参加者全員が小学生・中学 事前応募と当日参加者を合わせて、午 イベント終了後にご協力いただいた けていくクイズ形式で行われた。 、午後の 前の部が7名(その他付添3名) のなのか問いかけたところ、小学生を 当日は受付の際、参加者に観察用の 前、目貫に至っては不思議そうに観察 るとほぼ全員が正解できず、縁頭や柄 った。 虫眼鏡を渡し、手を洗ってから入室し (小学生) や 全 を初めて知った」 「て、細 かなパーツ一つ一つから一体になった であ 部が7名(その他付添7名・見学4名) 時~ 30 ア ン ケ ー ト に は、 こ 「 づかとこうがい ( 10 15 含む全員が正解したが、小柄・笄とな 14 の部 ( 体験イベント 〝 こ「しらえ」ってどんなもの?〟 開催報告 〝「こしらえ」ってどんなもの?~刀剣 現在当館で開催中の特 別 展 「 花 鳥 絢 爛 刀装 石黒派の世界 」の関連プロ グラムとして、去る8月 日(土)に、 を納める こ「しらえ」を分解しながら パーツの役割を探ってみ よ う 〟 と 題 し 会場は刀剣博物館4階 講 堂 で 、 午 前 て体験イベントを開催し た 。 時のバランスまで、沢山のことを知る (成人) 、 実 ことができた」 「 際の装飾具 に触れられたことが貴重な体験でした」 (成人) などの感想をいただいた。 また、アンケートには次回に希望す る も の と し て、 実 「 際の刀の重さも体 、 刃 験 し て み た か っ た (」成 人 ) 「 文 や、 直刃などのこともおしえてくれるとう (小学生) などの刀剣についても れしい」 今回のようなイベントをきっかけに 知りたいという要望が多くあった。 刀剣の世界を広めていけるよう、今後 (協会学芸員 小菅 太一) も博物館事業として機会を多く持って いきたい。 35 刀剣美術2016.10(717号) 27
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