インフルエンザ予防接種を受ける方へ ∼ 必ずお読みください ∼ 1. インフルエンザの予防 予防の基本は、流行前に予防接種を受けることです。予防 接種を受けてから、 インフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2 週間程度かかり、効果は約5ヶ月間持続します。予防接種を希 望される方は、 12月中旬頃までに受けることをお勧めします。 また、 日頃から休息をとることや、 外出時のマスクや帰宅時のうがい、 手洗いも大切です。 2. 予防接種を受ける前の注意 (1)一般的注意 ワクチンのことや体のことなど、気にかかることは接種前に主治医に質問し、接 種を希望される場合は、 「予診票」に署名してから接種を受けてください。 なお、接種の意思はあるが自署できない場合は、家族等が代筆署名をしてく ださい。 (2)予防接種を受けることができない人 ①接種当日、 明らかに発熱のある人(通常37.5℃以上) ②重い急性疾患にかかっている人 ③インフルエンザ予防接種の接種液の成分によって、 アナフィラキシーショック(*注) をおこしたことがある人 ④インフルエンザの予防接種で、 接種後2日以内に発熱があり、 全身の発疹(ほっ しん) などアレルギーを疑う症状があった人 ⑤その他、 医師が不適当な状態にあると判断した場合 ※注 アナフィラキシーショックとは、接種後30分以内におこる重大な副反応で呼吸 困難、 じんましんなどの激しい全身反応を伴う症状 (3)予防接種を受ける際に、担当医師とよく相談しなくてはならない人 ①心臓、 じん臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活が極度に制限される 程度の障害を有する人 ②ヒト免疫不全ウィルスにより、 免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の 障害を有する人 3. 予防接種を受けた後の注意 ①注射部位が腫れる、 痛くなる、 微熱、 倦怠感等がみられることがありますが、 約2∼ 3日で消失します。 まれですが、 ショックやじんましん、 呼吸困難などが現れることが ありますので、 ご注意ください。 接種後30分間は急な反応が起こることがあるので、 医療機関と連絡を取れるようにしておきましょう。 ②入浴は差し支えありませんが、 注射した部位を強くこすることはやめましょう。 ③接種当日はいつも通りの生活をしても構いませんが、 激しい運動や大量の飲酒は 避けましょう。 4. 予防接種による健康被害救済制度について この予防接種によって引き起こされた副反応により、 生活に支障がでるような障 害を残す重大な健康被害が生じ、 予防接種との因果関係を厚生労働省が認定 した場合に補償を受けることができます。 <問合せ先> 敦賀市福祉保健部 健康推進課(0770)25-5311
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