感染症危険情報(在ニカラグア日本国大使館) 【件名】 感染症危険情報(急増するジカ熱患者) 【内容】 7月28日,ニカラグア保健省は,国内におけるジカ熱感染例について,7 月22日現在で776名(うち妊婦268名)の感染が確認されたと発表しま した。6月末迄の感染者数が371名であったところ,わずか3週間で倍増し ています。 (現在のところ、ジカ熱感染による小頭症の発症例は確認されていま せん。) このほか,ここ1週間における他の感染症発症例として,同じく蚊を媒介と して感染するデング熱118名(累計3,802名),チクングニア熱28名(累 計661名)が報告されています。 いずれの感染症も蚊を媒介として感染することから,在留邦人,短期滞在者 の皆様におかれましては,以下(1)~(3)の対策などを取られることを強 くお勧めします。 (1) 蚊に刺されないための対策 ●外出する際には長袖シャツ・長ズボンなどの着用により,肌の露出を少 なくし,肌の露出した部分や衣服に昆虫忌避剤(虫除けスプレーなど) を2~3時間おきに塗布する。昆虫忌避剤は,ディート(DEET)やピカ リジン(Picardin)などの有効成分のうちの1つを含むものを,適切な 用法・用量で使用する。一般的に,有効成分の濃度が高いほど,蚊の吸 血に対する効果が長く持続すると言われている。 ●室内においても,電気蚊取り器,蚊取り線香,殺虫剤,蚊帳(かや)な どを効果的に使用する。 ●規則正しい生活と十分な睡眠,栄養をとることで抵抗力をつける。 ●軽度の発熱や頭痛,関節痛や結膜炎,発疹などが現れた場合には,ジカ ウイルスなどの感染症を疑って,直ちに専門医師の診断を受ける。 ●蚊の繁殖を防ぐために,タイヤ,バケツ,おもちゃ,ペットの餌皿など を屋外放置しない,植木の水受けなどには砂を入れるなどの対策をとる。 (2) 厚生労働省ホームページやニカラグア保健省などでの情報入手 ●厚生労働省検疫所 http://www.forth.go.jp/ ●国立感染症研究所 http://www.nih.go.jp/niid/ja/ ●ニカラグア保健省 http://www.minsa.gob.ni/ (3) 万が一かかってしまった時の対処方法に関する事前調査 ● ニカラグアの医療機関 http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/cs_ame/nicaragu.html ◎ 危険情報 「レベル1:十分注意してください。」 「特に妊娠中の方又は妊娠を予定している方は,流行国・地域への渡航・滞在 を可能な限りお控え下さい。」 ========================================================== *ご注意:本メールは発信専用ですので,本メールに返信は出来ません。 ========================================================== 在ニカラグア日本国大使館 領事班 Embajada del Japon en Nicaragua, Encargado consular TEL:(505)2266-8668~8671 FAX:(505)2266-8566 MAIL:[email protected] HP(日本語・Espanol): http://www.ni.emb-japan.go.jp/index_j.html
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