こちら - JCAA 日本建築あと施工アンカー協会

施工指針改訂~施工関係者向けポイント解説
12年ぶりに施工指針が改訂されました!
施工関係者にとって、何がどう変わったのか、イラストと図表でポイント解説をします!
①2分冊になりました!
2004年は1冊でした。
2016年は、【金属系】と
【接着系/カプセル方式】の2分冊
理由:使用アンカー毎の情報を明確化。今後さらなる別冊追加も視野に。
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施工指針改訂~施工関係者向けポイント解説
②基本事項の明確化!
2004年
 母材の範囲
の規定なし
 アンカー製品
の範囲の規
定なし
2016年
 母材は、コンクリート母材と明言。
石材、岩盤、セメント製品等コン
クリート以外はここでは取り扱わ
ない。
 協会の製品認証委員会で認証
されたアンカー製品を原則として
用いる。
理由:どういう母材に、どのようなアンカーを使用するのか、明確にしておく。
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施工指針改訂~施工関係者向けポイント解説
③適用範囲の明確化!
2004年
2016年
 特に適用範
囲の規定なし
 建築系のRC造、またはSRC造に、
設備機器類や指示構造物等の取
付け物を取り付ける際と明示。
 RC造、またはSRC造の耐震補強
等で使用と明示。
理由:建築系RC造、SRC造への取付け。耐震補強が適用範囲であることを明確化。
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施工指針改訂~施工関係者向けポイント解説
④全体工程の明確化!
2004年
 標準的な
全体工程
の記述無
し
2016年
 施工計画→あと施工アンカー工事
→立ち合い検査・取付物の取付け
の3ステップであることを明示。
 施工計画の中で法定福利費を含む
見積書作成を明言。
 立会い検査は全体工事請負業者
の管理項目であることを明言。
理由:全体工程とはいったいどこまでなのかを示す。見積書作成まで含むこと、立ち合い
検査とは誰がするべきなのか等を明確にすることが、重要であるため。
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施工指針改訂~施工関係者向けポイント解説
⑤工程管理項目、管理方法、および管理区分の明確化!
2004年
2016年
 各工程ごとに管理区分(工事請負
管理者、アンカー施工業者の役割
分担を明示)
 主要な工
程管理項
目の記述
無し
 工程の中に「下地処理」を入れ、工
事請負管理者の責任であることを
明示。
 自主検査と立会い検査の違いを明
示。(接触打音検査と非破壊検査
の区分けも明示)
理由:下地処理を考慮し、検査内容を明確化し、工程ごとの責任者は誰かを示すことが
重要視されつつあるため 。
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⑤工程管理項目、管理方法、および管理区分の明確化!
下地処理の管理責
任者は、施工責任者
から工事請負管理
者に変更!
自主検査・立会い検査欄設置!
左:技術講習テキスト 右:今回の施工指針(案)
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施工指針改訂~施工関係者向けポイント解説
⑥自主検査内容の詳述!
2004年
 概略のみ
2016年
 自主検査項目、判定基準、確認方
法の見直し→目視及び接触打音検
査は全数対象
 終了報告と完了報告の違い明示。
施工完了報告書説明。
理由:自主検査をどこまで、どのようにやるかを示すことは、アンカー施工業者の存在価
値を示すまさに核心であるため!
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施工指針改訂~施工関係者向けポイント解説
⑦立会い検査内容の詳述!
2004年
 特に記述
無し
2016年
 基本は非破壊引張試験。検査時期、
試験数及び合否判定基準は監理者
と協議の上管理者が定める。
 検査回数(1ロット)と検査数の構成
例を示し、不合格時の追加検査例を
示す。
→例1)不合格ロットの20%を抜き取りして検査。さ
らに不合格が生じた場合は残り全数の検査。
例2)不合格ロットの残り全数検査。
例3)同日に施工した残り全数検査。
理由:合格と不合格の境界を明示することで施工者の責任範囲を明確化する為。
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施工指針改訂~施工関係者向けポイント解説
⑧某条件下における施工対処例!
2004年
 「標準外
施工」の
表現を
使った。
2016年
 「標準外」の定義があいまいなため、
指針の付録扱いとした。
 「標準外」施工でも一般的に「標準
的」に施工されているため、「某条件
下における施工対処例」の表現にし
た
理由:鉄筋干渉、ひび割れ豆板、水の影響、湿式穿孔、仕上げ材対処等を別枠扱いにし、
様々な条件下での施工対処方法という考えにした。
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