「平成28年度 佐賀県インフルエンザ予防実行宣言」実施要領 佐賀県 1 目 的 毎年流行する季節性インフルエンザは県民の健康に対して大きな影響を与えている感染 症の一つであり、その感染予防・感染拡大防止への取組は、今後、発生が危惧されている 新型インフルエンザ対策にも通じるものであり、大変有効である。 よって、今年度も、感染予防と感染拡大防止を目指した「インフルエンザ予防実行宣言」 実施要領を策定し、実施する。 通年、季節性インフルエンザの発生は、毎年11月下旬頃から始まり、翌年1月頃から 3月頃にピークを迎え、4月頃から減少する傾向にある。 佐賀県では例年同様10月から11月までをキャンペーン強化期間とし、以降3月末ま での計6か月間をインフルエンザ対策の推進期間とする。 2 実施期間 ・申 請 受 付 期 間(強化期間) 平成28年10月15日から平成28年11月30日 ・予 防 実 行 期 間 平成28年10月15日から平成29年3月31日 3 実施方法 (1)インフルエンザ予防実行宣言の登録証及び宣言書 宣言書については、一般向け・子ども向けの2種類を作成 (2)広報 県ホームページで募集を呼びかける。 (3)キャンペーン強化期間 平成28年10月15日から平成28年11月30日 ① 予防実行宣言に賛同する事業所・団体の募集 賛同する事業所を募集し、登録証及び宣言書を電子媒体で交付する。 県ホームページにて賛同する事業所を公表する。 ② 予防実行宣言に賛同する学校等の募集 賛同する学校等を募集し、登録証及び宣言書を交付する。 県ホームページにて賛同する学校を公表する。 学校での取組 ・予防実行宣言登録書及び宣言書の掲示 ・ホームルーム等で宣言内容の教示など ③ 世界手洗いの日 ユニセフ 世界手洗いの日プロジェクトに合わせて各市町・保健福祉事務所に よる普及啓発活動(11月末まで) (4)事業所としての県庁の取組 各課・現地機関で、以下の対策を行う。 ①各部署での取組 ・ 予防実行宣言の周知・徹底を図る。 ・ 執務室の定期的な換気を行う。⇒目安として、1時間に1回以上、5分間の 開放 ② 一人ひとりの取組 ・ 石鹸を用いたこまめな手洗いを励行する。 ・ 十分な栄養と休養ととり、規則正しい生活を心がける。 ・ 周囲でインフルエンザの流行がみられる時は、特に注意し、毎日の体温測定 など健康観察を行い、早期発見に努める。 ・ インフルエンザの予防接種を希望する場合は、医療機関に相談する。 ・ インフルエンザにかかったかなと思われるときは、早めに医療機関を受診す る。 ・ せきやくしゃみなどの症状があるときはマスクを着用し、咳エチケットを守 る。 ・ インフルエンザにかかったかなと思われるときは、外出を控え、医師の指示 に従い、療養する。 【参考】インフルエンザとかぜの違い インフルエンザ*1 かぜ*2 症状 38度以上の突然の高熱 熱は低め 頭痛、関節痛、筋肉痛など全身症 のどの痛み、せき、鼻水 状 経過 急な高熱で発症し、1週間程度続 ゆっくりと経過する く 感染力 強い。短期間に人から人へ感染。 (飛沫感染が中心) 弱い。徐々に広がることが多い (接触感染が中心) *1、インフルエンザウイルス(主に A 型、B 型)によって引き起こされる感染症。 *2、インフルエンザウイルス以外の病原体等によって引き起こされる感染症。 【参考】参加事業所等の数 年別 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 事業所等 158 197 220 307 496 409 478
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