要介護度改善推進モデル事業の取組成果報告書 事 業 所 名 開

事 業 所 名
要介護度改善推進モデル事業の取組成果報告書
リハビリデイサービス ここりは
開 設 者 名 ライセル 株式会社
事業所所在地
滋賀県米原市宇賀野 181
サービス種別
通所介護
取組テーマ
生活目標達成のために細分化されたリハビリテーションの取り組み
要介護度の維持改善につながった取組の内容
各利用者の問題点を3領域(生活・身体・認知領域)に区分し、それぞれの領域に対しリハ
ビリテーションを提供していく。
(理学療法士・作業療法士がプログラム作成し介護福祉士・看護師・健康運動実践指導者等
が実施)
生活機能領域へのリハビリテーション⇒問題抽出された具体的事案に対して機能訓練指
導員が問題解決のための訓練や助言を行う。
身体機能領域へのリハビリテーション⇒介護福祉士や健康運動実践指導者等がマシンや
ボール、レッドコードを使用し上下肢体幹筋力
やバランス機能を高める。歩行は床に25㎝毎
の線を引き施設内移動の際は足拳上を意識して
もらう。
認知機能領域へのリハビリテーション⇒色かるたを使用した回想法や、有酸素運動を
しながら様々なクイズや問題をこなす二重課題
訓練を行う。
また興味関心リストや参加シール台帳等の使用により利用者の主体性を重要視する。
提供サービスの質や利用者に対する効果の確認と評価方法
各領域の問題抽出のための評価法(理学療法士・作業療法士が実施)
生活機能領域⇒家族~家での生活をアンケート用紙で確認
本人~生活状況確認表にて確認
上記確認のもと各家庭へ訪問し問題点の可視化をおこなう
身体機能領域⇒ TUG 握力 膝関節伸展筋力(等尺性大腿四頭筋筋力)
バランス(Foot Scan を使用し静的立位バランスの測定)
認知機能領域⇒長谷川式簡易知能評価スケール
上記3領域の総合評価として各利用者に立案してもらった生活目標を達成・一部達成・未達
成の3段階で主観的に評価し達成率を算出。
今後取り組んでいきたい内容、重点化していく機能
各領域の問題点が独立してしまわないように、利用者の活動と参加を軸とした SPDCA サイク
ルを組み立てる。
今後さらに取組を進めるうえでの課題
他事業所や他職種連携をより密に行えるよう効率的な情報共有方法