事 業 所 名 要介護度改善推進モデル事業の取組成果報告書 リハビリセンターあゆみ 開 設 者 名 社会福祉法人 真寿会 事業所所在地 東近江市新宮町 558 番地 取組テーマ 他職種連携を積極的に行い「活動」 「参加」に資するリハビリ取組 要介護度の維持改善につながった取組の内容 サービス種別 訪問リハビリテーション 【基本方針】利用者宅での機能訓練に偏ったアプローチから、「活動」「参加」に資するリハビリテーションを 提供する。他職種との連携を積極的に図り、リハビリテーションを生活へ広げていくこと。 取組①『興味関心チェックリスト』評価法にて利用者、家族の希望を確認『活動』 『参加』の可能性を検討し訪 問リハビリテーション計画書を作成しサービス提供を行った。 取組②「期間をあらかじめ区切ったサービスである」ことをインテーク面接⇒契約⇒サービス開始と終了あり きのサービスであることを徹底。また既存の利用者についても目標設定、訪問リハビリの必要性を再検討する ことでサービス終了、利用回数減へ繋げていった。 取組③明確な目標設定を行い、 「漠然と提供する訪問リハビリテーション」ではないことをケアマネジャー、そ の他サービス提供者と共通認識していった。 取組④積極的に他事業所(訪問介護・訪問看護・福祉用具・通所介護等)と連携を図る為に、他事業所に出向 く回数を増やし、情報交換を行った。 取組⑤社会参加訓練の一環として、実際場面での「交通機関の利用訓練」 「買い物訓練」 「サロン参加への同行・ 説明」等、時間にとらわれない介入を行い、社会参加に資する介入か事例を通じて検討・報告を行った。 取組⑥訪問リハビリテーションについての研修にスタッフが参加しやすい等、自己研鑽が出来る環境を整えた。 提供サービスの質や利用者に対する効果の確認と評価方法 ① 興味関心チェックリスト(活動・参加の可能性を検討し、目標設定する) ② 訪問リハビリテーション計画書(毎月作成し、ケアマネージャー・主治医へ情報提供) ③ 個別評価(HDS-R、TUG、CS30、片脚立位時間、握力、体重など) ④ 動画による動作分析⇒通所リハビリ課勉強会で事例検討し課題分析 ⑤ 連携ノート(実施記録とは別に利用者毎に他職種連携を記録し経過、情報共有ができるようにする) ⑥ 支援相談員、各担当にて目標、社会参加への取組について近況確認、検討し課題分析 今後取り組んでいきたい内容、重点化していく機能 ・他職種連携を積極的に行い「活動」 「参加」に資するリハビリ取組の継続と発展 ・終了者の後追い調査 ・終了できていない利用者の活動・参加への取組、社会参加支援 ・地域社会資源との繋がりを深め、積極的に活用していく ・医師との連携の強化、リハビリマネージメント加算Ⅱのサービス提供 今後さらに取組を進めるうえでの課題 ・「活動」 「参加」に資するリハビリ、連携強化、社会参加支援と人的なコストが大きい、時間の捻出を工夫 し、報酬へ繋げていくべきか ・質の高い訪問リハビリテーションを提供するに当たり職員の教育、人材の育成へ力を入れていく
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